今回はつねにポジティブな思考で情熱的とされるイタリア人のパートーナーとの恋愛体験談です。
わたし個人にもイタリア系カナダ人の知り合いがいますが、とりあず、女性と会うと”なんて美しいんだ!”と言っていますね。
これがイタリア流の挨拶なんだと言っていましたね。うーーん、本当に異文化体験は面白いです。ではではいってみましょう
イタリア人の彼氏は言いたいことをスバリと言う
仕事の研修でイタリアに行って以来イタリアが大好きになり、「イタリアで仕事したい!」と、観光業の仕事をするようになりました。
お付き合いしたお相手はイタリア人男性。母国が大好きで、イタリアから一歩も出たことのない男性でした。
また、性格はとにかく正直で、思ったことをズバズバ言うタイプで、綺麗な女性を見ると「わぁ!なんて美しいんだ!」と平気で私の隣で言ってしまう人でした。
更には、車のハンドルを握るとF1レーサーになったかのようにスピードを出し、嬉しそうに目を輝かせて気持ちよさそうに運転するような人でした。
ザ・イタリア人とは彼のこと
仕事仲間として一緒に仕事をしていた時は、とても素直でかわいくて、私のイメージする「ザ・イタリア人」という感じの男性でした。
イタリアについてほとんど何も知らない私に、丁寧に色々な事を教えてくれ、私が仕事で失敗すると、「今日は美味しいワインを飲もう!」
と、仕事の後に食事に連れて行ってくれたり、BARに連れて行ってくれたりしました。
食事で慰めてくれるわけでもなく、彼は勝手に一人で踊って楽しんでいました。私は仕事で失敗すると1人で落ち込み、1人で悩んでしまうのですが、彼はそうではありませんでした。
仕事で失敗しイライラすると、色んな人にその感情をぶつけて発散して大笑いしていたのです。コーヒーショップの店員さん、ガソリンスタンド、どこでもでした。
とにかく気分が悪い状態を、自分の中に溜めておかない人でした。そんな姿を見て、この人みたくもっと楽に生きてもいいんだろうな。
この人みたく、失敗しても笑える自分になってみたいな。この人のこと、もっと知りたいな。と思うようになりました。
日本とイタリアの文化の違いを実感した
君の目はとても美しい。君が好きだ。君の事をもっと知りたい!僕の恋人になってくれる?と告白され、お付き合いが始まりました。
彼の大好きなお店に連れて行ってくれたり、家族で一緒にお食事をしたりしました。その間、イタリアの観光もたくさんしました。
どんな時でも、彼はとても情熱的で正直でした。
しかし「みんなと一緒」「みんなと合わせよう」「人に迷惑かけないように」と教育されてきた私には、彼の言動はあまりにも衝撃的で、自由奔放すぎて、最初はなかなかついていけませんでした。
それは彼にとっても同じ事で、真面目すぎる、完璧を目指そうとする、他人に迷惑をかけないようにしようとする私の言動を、理解するのはとても難しかったようです。
それを乗り越えようともしましたが、異性関係、家族との関係が原因で私たちは別れる事になりました。
彼はとてもヤキモチ焼きだった
私が他の男性と一緒に話すのがとても嫌な人でした。たとえ仕事でも、です。毎日、1日に何度も「何してる?写真送って?」「男性と一緒にいない証拠は?」
と、いつも疑っている彼に、私はだんだんと疲れてきました。どうしてそんなに私の事が信じられないんだろう。と、とても悲しくなりました。
更には、彼の家族との絆が強すぎる事も、私にとっては悲しい事でした。1週間に1度はお母さんのパスタを食べないと気が済まない。
という彼は、毎週末家族とのディナーを楽しんでいました。私も一緒に行くのですが、その時間私は会話に入れず、彼も気を遣う素振りがなく、とても寂しかったです。
結局、お互いが疲れてしまってお別れになってしまいました。この恋愛から学んだ事は、人間関係はお互い様。どちらか一方が悪いわけではない。
という事です。彼がそんなに疑わないようにもっと配慮すれば良かったですし、毎週末の食事も、仲間に入れず寂しい思いをするなら、私が断れば良かっただけです。
彼が疑うのが疲れた。家族の絆が強すぎて無理。などと、相手のせいにして別れてしまいましたが、人間関係というのはお互い様だという事に、この恋愛で気付きました。
人間関係はお互い様、どちらか一方が悪いというわけではないと言うのが、本当にしっくりきますよね。カナダでの恋愛体験も文化の異なる方との経験になることが多く、ビックリすることだらけですからね。
最終的には別れてしまった、と言うことでも経験は将来的にはきっとプラスに働きます!今回も素晴らしい体験談ありがとうございました。
Aline PonceによるPixabayからの画像
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