今回は世界的にも有名なカフェチェーン店であるスターバックスコーヒーでの就労経験になります。コーヒーショップなどの就労経験はかなり人気があるようです。
そのために、この記事をとおして、どのような仕事をするのかを勉強しておくとカナダ就職のための英語面接を有利に進めることができるかもしれませんね。ではではいってみましょう！！
追記
２０２４年のオンタリオ州の最低賃金は16.55CAD(Ontario)/16.75CAD(British Columbia )となっています。そのために、この記事で書かれる賃金は本来の金額よりも低く紹介されています。実際にはこの金額から30％程度は上がっていますのであらかじめご了承ください。また、2022年以前までは酒類を使う職種に関しては最低賃金以下である＄12．55CADが適用さてしましたが、こちらも2024年の現在ですべて変更さていますのでこのブログで紹介されている額は実際には1. 5倍くらいになっているケースもあります。例：＄2000CAD→＄3000CAD
また２０２４年から２０２５年にかけて最低賃金が上昇します。
賃金とチップについて
時給12.65カナダドル（2019年当時を含まない）
収入は一か月あたり約20万＋チップ代
現地のカレッジと両立しており、平日4、5時間程度の勤務、休日6時間程度の週4.5回の勤務でアルバイトをしておりました。
当時のスターバックス・カナダでは、注文受付時にお客様のお名前を伺いカップに名前を印し、お渡ししていました。
そのため、仕事に慣れてくると常連のお客様とのタッチポイントが増えてきます。個人的に、直接チップ頂くことや、会話から本や旅行のお土産をいただくこともありました。
必要だと思った、英語レベル（理想のTOEICのレベル）
TOEICの点数は最低でも750点以上が必要。
カナダのスターバックスにはミルクやシロップの種類が数多く、それに加えフォームミルクの量や温度の調整、トッピングやソースの変更等、ご要望が多いです。
英語力が高く、文法や単語に自信を持って会話をすることができればより早く店舗に馴染めると考えます。
スターバックスの業務内容の詳細を紹介
ミルクやシロップの紹介
ミルクの種類：無脂肪ミルク、ハーフ&ハーフ(脂肪分10%）、全脂ミルク(脂肪分3.25%）、ヘビークリーム（脂肪分36%以上）、アーモンドミルク、ココナッツミルク、Lactose-Free
シロップの種類：キャラメル・シロップ、カスカラ・シロップ、シナモンドルチェ・シロップ、クラシック・シロップ、ヘーゼルナッツ・シロップ、ペッパーミント・シロップ、ラズベリー・シロップ、バニラ・シロップ、トフィーナッツ・シロップ
（オープン業務）：お店を開店する前に機械の準備や店内の清掃、ショーケースに商品を陳列します。
朝の勤務だと早朝5時半にお店に入り準備を始めます。混雑が予測される日には多くの発注品を取りやすい位置に並べ替える、雪が降り積もった日には店前の雪かきや窓拭きも行いました。
朝は、パートナー1人とスーパーバイザー1人なので、周りを見てできることをこなす行動力や判断力が必要です。
（仕込み）：ドリンクの作成に必要なホイップクリームや紅茶等を仕込み、日付や時間を記入します。
（店内清掃）：必要に応じて机を拭いたり掃き掃除をしたり水拭き、トイレ清掃を行います。
（クローズ作業）：お店を閉店する前に機械のメンテナンスや店内の清掃、在庫確認を行います。
（バリスタ）：オーダーを受けると、正確で迅速にドリンクを作成します。
お客様それぞれで泡の具合やクリームの量に好みがあり、手渡す時によくアイコンタクトを取り、お客様がご満足しているか確認するようにしておりました。
また混雑時は、他のパートナーと二人でドリンクを作成することもあります。特にイベント、ディスカウントデイは、こまめにコミュニケーションを取り合い、正確に作成することを心がけました。
（レジ業務）決済について：
スターバックス・カナダでは、アプリを使用することをお勧めしておりましたので、予めお客様にお金をチャージしていただき専用アプリで支払われる方が多くいらっしゃいました。
またクレジットは日本同様、決済されると取り消しに困難するので、どんなに混雑していてもお客様との会話を大切にする必要があります。
レジ入力について：
注文を伺う→限られた時間の中でお客様のカスタマイズをレジに打ち込む→再度口頭確認
お客様のアレルギーや嗜好に配慮して素早くレジに入力し、バリスタにドリンクを作成してもらう必要があります。
当初慣れるまでに3か月ほどの時間がかかりましたが、その都度働く仲間に助けて頂きチームワークの大切さを実感しました。
（4）その仕事でしていてよかった事：Reward
カナダのどの店舗に行っても社員割引があり、シフトに入っている日はどんなドリンクも飲み放題でした。また1週間に1個好きなコーヒー豆か紅茶を1袋持って帰れます。
：仲間の存在
人の温かさを肌で感じることができたことでカナダの寛容さが大好きになりました。
早朝からの勤務や、大学との両立、ドリンクのカスタマイズについて困難を感じた時に助け合った仲間とは、今でも頻繁に連絡を取り合うほどです。
働くパートナーと仲良くなり、一緒に出かけランチをしたことで一層英会話力が伸びました。
：楽観的な思考力
働く中で英語での聞き取りや発音がうまくいかず、ミスコミュニケーションに繋がってしまうことがありました。反省をして素早い切替をすることこそ、長く働く上で大切だと感じました。
（５）その仕事でよくなかったこと
特にありません。
新しく入ったスタッフへの業務指導、お店の商品や材料の在庫管理、他店へのヘルプ出勤を経験させてもらうことができ、非常にやりがいがありました。
語学力不足で、悩むことはありましたが、成長したい意欲と勉強次第で困難を楽しみに変えることができると学びました。
（６）どのような人にお勧めできるかまとめ
・チームワークを大切にできる方
・根性がある方
・英語を通して、おもてなしをしたい方
・スケジュールを柔軟に変更し、他のパートナーのシフトをカバーできる方な
・笑顔をキープできる方
（業務に集中して笑顔がないパートナーに対し、マネージャーが頻繁に注意をしておりました。お客さまの集客のためにも、笑顔は大切なポイントです。）
多国籍多文化なカナダで働く中で、一人一人に尊重の心を持って接することができるようになり、英語が第一言語ではないお客様の注文を聞き取る中で、様々な発音を持つ方を理解して働けるようになりました。英語力を伸ばしたい方には、お勧めの環境です。
（7）面接時の質問
時間は30-45分ほどで英語での雑談や笑顔、雰囲気も含めて店舗に馴染めるか、マネージャーとの相性がよいか等も確認している様子でした。
面接時に聞かれた内容としては下記の通りです。
・スターバックスが大切にしているValueを説明できるか。
・スターバックスのメニューで好きなドリンクは何か。
・志望動機。
・最高のサービスとは何か。
・これまでお客様を怒らせてしまった経験と対処法。
・同僚が間違いをした時の対処法。
・スターバックスと他のカフェの違いは何か
・過去の職務経験。
以上
Yuuna.to
ビザの種類 ワーキングホリデービザ
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Susanne Jutzeler, Schweiz 🇨🇭 💕Thanks for LikesによるPixabayからの画像
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