カナダ面接での自己紹介はどうする?7つの知っておきたい事を書いてみた。(カナダ面接)

カナダ面接

カナダに限らず、面接において重要な事と言えば何でしょうか?完成度の高い履歴書とか、高い英語力とか身だしなみも重要という方がいると思います。個人的にも上記の全ては正解だと思います。

それ以外にもわたし個人が重要だと思う事に”first impression“があります。面接はプレゼンテーションに近い性質を持っています。これはつまり、決められた時間内に面接官を納得させる事が重要になります。

過去に書いていますが、面接をうまく成功させるいくつかの要因の1一つにイメージというものがあります。この記事では面接で一番初めに来る自己紹介に的を絞って好印象を残す方法を紹介する記事になります。ぜひ参考にしてください

まずは面接の準備から

(1)面接現場に前日などに実際に行く

わたし個人が必ずすることと言えば面接の前に必ず、前日などに面接する会社やカフェなどの場所に必ず行ってみるということですね。

理由は単純で遅刻などをしないためです。←カナダの交通機関などで現場に向かわないといけないケースが多いです。そのために前日にどの電車やバスに乗って目的地に向かえばいいのをしっかり確認しておきましょう。

(2)面接官の情報を調べておく(面接官の情報は前もって聞いておく)

SNSが盛り上がっている昨今では、面接官の情報がFacebookやLinkedInなどで確認できることがあります。←では、これが何故、重要なのでしょうか?”こちらは面接官の英語のアクセントを調べておくことが目的です。”

わたし個人の経験談で過去に実際にあったケースでは英語面接になるも”面接官も英語のアクセントが強く何を言っているのか分からない事がよくありました。←カナダは世界的にも有名な多民族国家で移民の方々が第2言語として使う英語も多く、このケースではどこかの国のなまりが英語に混じってくることが多いです。

つまり、最初に面接官の出身国などを調べてどのようなアクセントがあるのかを”Youtube”などで確認しておくと英語面接を有利に進めることができます。さらに面接官の名前の発音を調べておくことも可能になります。←発音を間違って言ってしまうと失礼だけではすまず、イメージに影響します。

(3)あなたのレジメやその他の書類の準備

面接の時に手ぶらで行くという方もいるかもしれませんが、それはあまりおすすめできません。個人的に持って行くのは自分自身の履歴書ですね。これを英語でレジメというと思いますが、こちらも持って行きます。まれに会社のほうで持ってきていないパターンもありますから2セットくらいもって行くといいと思います。

他にもおすすめの物を言えば、”あなたがその会社に質問したい事をまとめたリスト表ですね。”極論、面接官があなたのことをやる気があって雇いたいと思わせればいいので、そのためにはやる気を見せればいいのです。

そのために持って行きたいのは質問票ですね。こちらを用意して持って行くという方はあまり多くないと思いますが、この質問票を持って行くことであなたのやる気をアピールできると思います。

自己紹介に関する知っておきたい3ステップとは?

(1)笑顔からのやや強めの握手で会話を始める

まず、面接官に会ってからですが笑顔でやや強めの握手する感じをイメージしてください。面接なので緊張していると思いますが、頑張ってください。←慣れると無感情でできるようになります。

見た目は思ったよりも重要で暗い顔していたり、握手が弱すぎるとあまり良くないイメージになると言われていますので気を付けてください。

(2)自己紹介の名前はフルネームで自信たっぷりに発声する事

こちらはカナダ面接ではもはや当たり前という感じですが、”自信たっぷりの発声を強くお勧めします。と言っても単純に声のトーンを大きくするだけではありません。具体的に声質のバランスが取れた発声レベル(高すぎない、低すぎない)が理想です。日本では自信たっぷりに行くと、逆効果の可能性もありますが、カナダの場合は自信がある=仕事ができそう←となります。

アイコンタクトは50%と70%を使い分ける

面接時に重要なことと言えばアイ・コンタクトの比率です。こちらはわたし個人もあまり意識したことはないです。←というか、面接でそこまでできる方はあまり多くないと思います。他にもやることが多いですからね。

ですが、心理学の専門の方が考える面接時に最もよいイメージを残せるアイ・コンタクトの比率は面接官が話をしているときに70%比率で目をみる事、また自分が話をしているときには50%の比率で相手目を見ることだと言われています。

これがネックなのは日本人の場合には明らかにこの比率がカナダのそれよりも少ないと言われていますね。確かに日本ではそんなに相手の目は見ないですよね?ですが、カナダではこの比率が一般的で、あまりにもアイコンタクトが少ないと嘘なんじゃないかとか?などと思われる事があると言います。そのために、こちらも覚えておいてください。

何故にアイコンタクトが重要なのかを記事にしていますので、もしよろしければ読んでください。

自己紹介は短く簡潔をモットーに

こちらはカナダに限ったことではありませんが面接で時間を無駄に使えないと思います。このようなケースでは”自己紹介は簡潔にする必要があります。

面接の自己紹介のケースでは3つの事に焦点を絞って”面接に行く前にある程度考えておきましょう。

少なくてもカナダでは一番初めに”あなたの名前”を言ってから面接に入ります。これに加えて”あなたの現在の職種、並びに会社名など(もし求職中であれば学歴や資格やスキルなど)を説明して最後に職歴を軽く説明する感じです。この3つを30秒から1分間くらいでスマートに説明できるといいと思います。

例:It’s nice to meet you Mr/Ms XXXX、 My name is Canada Ojisan, and I’m seeking an entry-level accountant assistant position job that will use my organization, attention to detail and time management skills.

と、上記のようにスラスラっと、説明できるといいと思います。

あなたの事をわたしに教えてください。(Tell me about yourself)と言われたらどうする?3つのケースも知っておこう!

こちらの”Tell me about yourself”のようなフレーズで面接が始まる事が本当に多いので、説明しますがここで重要なのは”あなたの今までの経歴であなたが応募している仕事でいかせる経験を説明することが重要です。

基本的にはあなたの職歴について

例えば、スターバックスコーヒーの仕事でバリスタの経験があるとその仕事の経験から得られた知識や、技術や、やり甲斐などを積極的に説明するのがいいです。その反面、あなた応募している仕事と全く関係のない経験や関連性が少ない職歴は短めに説明するか全くしないと言うのがいいと思います。

と言うのはそもそも面接でその話が必要だと思われていない可能性も高いです。例えば、個人の経験にピザのデリバリーの仕事があるのですが現在の仕事とは全く関係のない仕事でこの場合には履歴書には書きません。

ただし、少しでも接点があるような場合例えば業界が一緒仕事で関連性があるなどの場合には少しでもいいので積極的に説明するのがいいです。

Tell me something about yourself that’s not on your resume(履歴書にない情報を聞いてくる可能性もある。

面接が進んでくると面接官が他のことにも聞きたいと思って、履歴書に書いていないことを質問してくることがあります。←こちらの質問があった場合に”あなたを更に知りたいと言うことですから好感触です。

また、この質問で重要なのはあなた自身の事で過去に成し遂げた事を積極的に説明するのがいいと言われていますね。例えば、ボランティア活動のことや他の職種の経験でうまくいったことなどを説明します。

例えば、日本の地震で募金活動を行ったことや関連性はないけど1年間仕事をして1日も休まなかった事などはその代表例です。またここであなたが応募した仕事には関係ない資格を説明してもいいですね。:ただし、その経験が概ねポジティブであること。

Please describe yourself:あなたのことを教えてください。

さらに面接が進んでくると、”あなたの性格などかなり個人情報を聞いてくることがあります。←こちらは職歴とはほとんど関係がありません。あなたの性格などを知りたいという意味です。

面接において、この質問があると激アツです。基本的にはこのような質問は面接の終盤に行われます。あなたが経験などが応募した会社にマッチしていないケースではそもそもここまで進めない事も多いです。

この質問の場合には基本的にすべてのポジディブな事であなたを説明してください。例えば、仕事にたいして責任をもって取り組めますや、整理整頓が得意で仕事は時間通りに終わらせます。などのようなポジティブな例がいいですね。

**ただし、あまりにもポジティブ例を出すと”あなたの欠点も知りたい”という感じになることがあります。その場合には下記の記事を参考にして回答してください。”弱みも考え方では強みになります。”

面接時にしてはいけないことを紹介

日本とカナダは文化違うので、日本人が特に面接中にやってしまって面接官にネガティブなイメージを与える3つの事の詳細を書いておきます。

面接中に目を極端に合わせない(アイコンタクトが少なすぎる)

まず、アイコンタクトの重要性を書いた記事をさきほど紹介しましたが、日本人とカナダ人で極端に違うのが面接中のアイコンコンタクトの比率です。

日本では会話中に人の目を見る比率が30%位と言われています。これを上回ると違和感を与えてしまうと言いますね。そのして、この比率ですがカナダの場合では50%-70%程度と言われていて、日本で生まれ育った人間なら”何でこんなに見てくるんだろうと感じるレベルです”

それはそうですよね?だって、日本のアイコンタクトの比率とカナダの比率では倍くらい違うのですから、当たり前です。ただし、この日本人のアイコンタクトの比率が悪く作用してしまう可能性があります。”何故にアイコンタクトが少ないんだろうか?嘘をついているのかな?とかそのように思われる可能性もあるんですね。そのために、面接の前にはアイコンタクトの比率の知識については勉強していきましょう。

面接の時間に早く行きすぎる

日本人の感覚だと、面接に行くのに早すぎるのは問題ないと考えるかもしれませんがカナダの場合には早すぎも問題になります理想的に時間の10分くらい前がいいと思います。

日本人の方で面接に早く行きすぎて、面接官の準備ができていないと事もあります。日系の会社なら別の話ですが、そうでもないなら面接時間の10分前を目標に行動しましょう。

面接で謙遜しすぎる

例えば、あなたが主導したプロジェクトで前に働いていた会社の売り上げが極端に増えたとします。その話を面接中にするときに謙遜してはいけません。 例えば、同僚がすごく頑張ってくれたから売り上げが増えただけとか、運が良かっただけなどの話は本当に必要ありません。

そのように謙遜しすぎてしまうと、カナダの文化では自信がないように聞こえてしまう可能性があります。そのために、仕事に関わる話は”淡々と事実だけを話すのがいいです。”

他にも知っておきたい事(カナダ面接自己紹介編)

個人的におすすめなのが本番の面接に行く前に”あなたの知り合いなどと面接の練習をする”事をおすすめしたいです。わたし個人はこの面接練習を”仮想面接と呼んだりしています。

かなり前の話ですが、語学学校の先生とやったことを覚えています。このように実際にやってみると、色々なことがわかってくるんですね。ここでは3つほど紹介します。

緊張しているので英語のスピードが速くなってしまう/遅くなってしまう

個人のケースでは緊張をすると喋るのが早くなってしまうという欠点があります。この記事を読んでいる方にも同じような方がいると思いますが、その場合には相手にあなたの英語を聞き取ってもらえない可能性があります。常に落ち着いて面接ができるように練習をしてください。

面接官が何をしゃべっているのかが聞き取れないので黙ってしまう

こちらは現在、英語を勉強中の方々によくあると思います。個人的にもカナダに来た当初は喋れない、聞き取れないという事でかなり苦労しました。

基本的には数回程度なら聞き返しても問題はないと言われていますね。また、英語力が低い場合には面接の前に英語を遅く喋ってもらうように質問するのもいいと思います。

カナダは移民大国なので、英語が完璧に喋れない方もたくさんいます。働いている間に英語力を伸ばせば問題ないという経営者もいると思います。

貧乏揺すりなどをしてしまう

わたしは貧乏揺すりの癖はありませんが、緊張をすると自分の顔の一部を触ってしまうという癖があります。そのような癖って自分自身では分からない事が多いんですよね?そのために本番の面接をする前に他の方と練習をして改善点を見つけてください。

まとめ

と言う事で、今回は自己紹介に関して色々と話してきましたね。自己紹介の入り方や面接に対してどのように準備をすればいいのかなどを説明してきました。

参考ページINDEED

Interview Question: “Tell Me About Yourself” (With Answers)

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