こちらの記事ではカナダ面接の基本編ということで”カナダで就活をするうえで知っておきたい情報をまとめています。
カナダ面接でよく聞かれる質問を筆頭に、ワーキングホリデーのように短期の仕事の面接にも焦点を当てて記事を書いています。また
カナダ・面接では何を聞かれる？11個の典型例を調べてみた
カナダでも面接は重要なステップです。しかし面接内容は共通していることが多いです。
この記事では面接の11の典型的な質問例を取り上げてまとめました。
質問ごとに適切な回答方法やポイント、面接の準備に役立つ情報を提供しているので、ぜひ参考にしてみてください。
なんで今の仕事を辞めたいのですか？質問１
カナダでは日本と比べると個人の能力を重視して仕事をする傾向があります。なので、この質問は答え方によってはイメージがかなり悪くなってしまいます。
そのためスキルアップのためや部署の閉鎖（レイオフ）などと説明しネガティブな内容は避けるようにしましょう。
欲しい金額はいくらですか？質問２
長期の仕事の場合はかなりの高確率で聞かれます、しかし給料の話は聞かれるまでは絶対に自分からしないというのが基本です。
もしこの質問をされた場合はカナダでは職種によってレンジ（給料の幅）が決まっているのでこのレンジだけを聞いておく方法がおすすめです。
クレームなどをどのように対処しますか？質問３
クレームを言われた時は日本よりもストレートに意見を言う文化のため、この時の対処方法を聞かれます。
しかし会社へのクレームであって個人の問題ではないという考え方のため会社の将来の利益の事を最優先してクライアントに納得してもらう方法を考える必要があります。
あなたの事を教えてください質問８
よくある定番の質問ですが単純にあなたの事を教えて欲しいわけではありません。
この質問を通して表現力を試していることがほとんどなので、学歴、スキルや資格、趣味などをまとめて１分程度でスマートにまとめるようにしましょう。より分かりやすく答えるのがコツです。
この仕事に興味があるのはなんですか？質問１１
この質問では、その仕事の職務内容と照らし合わせた回答をする必要があります。
仕事内容をきちんと把握した上で自分の経験で得た能力や得意な分野を説明し、採用となった場合会社に利益をもたらす人材であることを後押しできるような回答が必要です。
カナダ面接での質問は何を聞かれる？質問の典型例、12選基本編/カナダ留学取り扱い説明
日本での就職経験があるにもかかわらず、英語面接への不安を感じている方も多いでしょう。
しかし安心してください！一般的な質問に焦点を当て、基本編として12の典型例をまとめました。
会社や個人の経験に関する質問も説明していますので参考にしてみてください。
Can you explain these gaps in your resume?/質問１
ここの職歴のブランクは何をしていたの？という質問です。ブランクが長いと聞かれるので３ヶ月以上は作らないようにするのがいいでしょう。
アルバイトや通学でなるべくブランクを作らないようにし、おすすめは業界のためになる資格を勉強するという方法もあります。
Are you overqualified for this role?/質問３
このポジションだけど、君の能力だと簡単すぎない？というニュアンスの質問です。
あまりにもポジションと本人の能力にギャップがある場合入社しても簡単すぎてすぐにやめてしまう可能性を会社側が考えるからです。模範解答はもちろん”適している”と説明することです。
Would you be willing to work nights and weekends?/質問４
週末や夜にも働く事は可能ですか？という質問です。もちろん契約書にその時間帯で働くことを了解した場合その後の変更は不可能になります。
なので、必ず自分の条件にあった回答をしましょう。求人広告に募集内容はしっかり書いてあるので見落とさないようにしましょう。
Who are our competitors?(what is our strenghens)/質問９
我々の会社の競合相手は誰？（我々の強みは？）という質問です。どの業界の会社でも競合相手が全くいない業界はないと思います。
なので事前に競合相手について、いくつか調べておくことが重要です。合わせてその会社の強みも調べておくことをおすすめします。
where do you see yourself in 10 years?/質問１１
あなたの１０年後の姿を教えてください。という質問です。この質問は長く働いてくれるか、あなたの将来が会社のためになるのか？
という将来性の質問と捉えてください。なので”10年後にはリーダーとしてのポジションにつく”など意欲的で現実的な回答が理想的です。
カナダ・ワーホリ面接 知っておきたいこと ７選/カナダ留学取り扱い説明
就労期間の短さの定義は人により異なりますが、カナダ留学では１年間が短期就労に含まれます。
ワーキングホリデーは休暇中の短期就労とされ、長期の就労とは異なる要素が多く存在します。
この記事では、異なるアプローチを理解し、面接成功のヒントをまとめています。
スピーキング重視の面接/質問１
短期間の就労の面接でチェックされる内容は英語がどの程度話せるかどうかです。しかしワーホリを始めた時点から高い英語力が身についている日本人の方は多くはありません。
なので、英会話重視の面接対策をおこない日常英会話に焦点を合わせることで合格率は上がります。
経験を重視される面接になる/質問３
カナダでは経験重視の即戦力を求めてくるケースが多いです。なので日本での経験があると当然有利になります。
例えば、同じ職種の経験がなくてもカスタマーサービスなどの経験があると接客の仕事は有利になりやすいです。なので経験があれば積極的にアピールしましょう。
ビザの残りの長さを聞かれる/質問４
一般的に６ヶ月程度ビザの残り期間があると問題なく雇用されると言われています。
もちろん残りの期間が４ヶ月程度でも採用されることはありますが、ビザの残り期間が少ないほど雇用されない可能性が高くなります。転職する場合などはビザの残り期間に注意しましょう。
働く予定の期間を聞かれる/質問５
この質問の理想の回答案としては、”ビザが切れるまで”という答えが一番いいでしょう。
最初からその職場で長く働けないことが決まっていても正直に全て話す必要はありません。もし働いたあとにその職場が働き続けやすい環境であればそのまま続ければいいだけです。
契約書が無いことも多々ある/質問７
オンタリオ州の労働基準法では、全ての職種が雇用契約に双方のサインをする必要がありません。
短期就労者の仕事は雇用者が労働者を雇った時点である程度の労働基準法を守る義務が生じるという決まりがあります。なので採用となった場合でも契約書が無い場合もあります。
カナダ面接聞かれること ワーホリ面接 カナダ国内で面接経験50回が解説 知って起きたい10個の質問
カナダのワーキングホリデーは、最大で１年働くことができる短期の就労ビザに該当します。
就労期間に期限があるので長期の就労者とは異なる面接の質問が多いです。
この記事ではワーキングホリデーでよく聞かれる質問やその質問に対しての理想的な回答も紹介しています。
Can you tell me about a time you had to adapt quickly to a environment?/質問５
新しい環境に適応できた時の話を教えてください。という質問です。仕事を始めると新しい環境に素早く適応する必要があります。
ワーホリでカナダを訪れてから仕事を探し始めているので既に適応し始めている状態です。なのでカナダに来た経緯を説明するといいでしょう。
What skills can you bring to this position?/質問６
この仕事で使えそうなスキルを教えてください。という質問です。深く考える必要はなく、その仕事に生かせそうな趣味や経験を正直に答えるといいでしょう。
今までの経験から問題を解決することが得意であればその内容を伝えてみましょう。接客業でもプラスになります。
Are you able to work in overtime?/質問７
残業などをすることは可能ですか？という質問です。どの職種でも繁忙期はあるのでその時に残業が可能なのかと確認するためです。
単純に残業が可能ですという回答だと不十分なので必要な時に必要な分だけ働けるというような柔軟性に対応できると伝えるようにしましょう。
What motivates you at work?/質問８
あなたの仕事に対するモチベーションはなんですか？という質問です。安定した収入が欲しいなどのお金の話をするのはあまり良くありません。
お金の話よりも個人スキルを磨き、将来的にスキルアップして今後のキャリアーアップに繋げたいなどを説明するのがおすすめです。
Do you have any questions？/質問10
何か質問はありますか？という質問です。一番してはいけないのが”質問はありません”という回答です。
最低でも１つは質問するべきですが何もなければ”まだ、結果は決まっていませんが今から勉強できることを教えてください”のようなやる気がある質問がいいですね。
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