海外では日本の2倍稼げる!、海外では有給休暇が100%消化できる!海外で残業がまったくない!!みたいなうたい文句が最近は本当に多いですよね?
実際にこのような記事はYouTubeに限らずテレビのニュースなどでもよく目にします。しかし、上記のような情報は本当に正しいのでしょうか?
結論から言うと”上記のすべてに該当する職種は少ないです。またあっても、経験、英語力、ビザの問題などクリアしないといけない事も多いです。
上記のような謳い文句を簡単に信じる前に”、まずは海外でしっかりと就労ができるのか?を考えましょうここでいう失敗は海外労働をしても結果的に続かなかった、思ったほど稼げなかったというケースです。
この記事は海外就労にいってみたものの失敗する可能性があるパターンを紹介しています。ぜひ、参考にしてください
英語力が低い(具体的にTOEICで400点以下)
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おそらくこちらの問題点は海外で就労をしたい思う方は一度は考えたことがある内容だと思います。“海外で就労したいでも、英語力が不安”という感じですね。もちろん、わたしも同じ経験がありますし、こちらの悩みは代表的な例だと思います。
個人の経験則から言わしてもらうと、“英語力が低いと仕事が見つからないという問題点だけではなく、カナダで生活するにもかなり苦労します。
具体的にシェアハウスにて、ルームメイトと会話が成立しない、語学学校に行っても先生の言っている事がわからない、交通機関の使い方がわからないなど日本語が喋れて理解できる日本国内ではまず問題にならない事ばっかりです。
そのために、英語力が低いと仕事を見つけるのどうのこうの前にカナダ留学生活が継続不可能になり“この国で生活はできない帰国したい”という感じでカナダに来たものの数か月間で帰国というケースも残念ならがらよく聞くパターンです。
では、どれくらいの英語力が必要なのか?という事ですが個人で考えるレベルはTOEICでいう700点だと思います(おすすめしています)。TOEICのためにおなじ点数でも個人差がかなりありますが、このレベルなら英語環境で仕事をしても継続していけるレベルであると考えています。
日本で職歴がない
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こちらもここでしっかりと書いておきたい事ですが、日本での職歴がないと当然、カナダで仕事を見つけるのは難しいです。日本でまったく仕事経験がないとカナダで仕事を探そうにも履歴書(英語で言うレジメ)に何も書けないことになります。
そのような状況で仕事探しをしても、仕事を見つけるにはそれなりの運が必要になり簡単ではありません。また、ワーホリなどの短期就労の場合には飲食系の仕事の求人が多いです。
そのために、レストランの職歴が日本国内で経験があるとかなりプラスに働きます。また、観光業などもよく聞く職種です。さらに日本国内で美容師などの職歴があるとカナダ系のサロンでも仕事が見つかってカナダ人の平均よりも稼いでいるという知り合いも知っています。
とにかく、ここで書きたいのは“カナダ就労でも日本での職歴によってはカナダで仕事を見つけるのに簡単なケースがある(就活を有利に進められる)という事です
海外の食べ物に抵抗がある
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この記事を読んでいる方でカナダ旅行をしたことがある方はどのくらいいるでしょうか?YESと答えた人はバンクーバーでしょうか?トロントでしょうか?もしかしたらケベックでしょうか?
そのときにカナダで食べた食事はどうでしたか?朝食はパンで夕食はステーキやパスタなどの例が多いですが、こんな感じでしたか?そのときにカナダに1年間は滞在すると仮定して、同じ食事が出てきたら大丈夫かどうかを考えましたか?
カナダでは漁業が盛んな太平洋に近いブリティッシュコロンビア州のバンクーバーのレストランでも寿司などは日本の倍くらいの値段(最低で)がします。また、 日本食である味噌汁などを作ろうにも味噌が日本の数倍の値段になります。
日本の米を炊く炊飯器の値段も高いです(日本製のケース)。さらに魚などは日本ほど新鮮ではなく、種類も少ないにも関わらず相対的に高いです。つまり、日本食を作るためにはそれなりの出費が必要になります。
ここで質問させていただきたいのは1年間を通して日本食を食べないでも我慢できますか?この質問はかなりシンプルな質問ではありますが、かなり重要です。
個人的にもこの食の問題を克服して慣れるまでにはかなり時間が掛かりました。この話はカナダだけの事ではありません。ワーホリのメッカであるニュージーランドやオーストラリアでも同じ(かなり似ている)であると言います。そのためによく覚えておいてください。
ストレスをためやすい
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他にもストレスの耐性が弱い方が英語がほぼ話せない状態で就労目的で海外に来ても英語が喋れない/聞き取れないために仕事が見つからない、語学学校で友達が作れない、などの状況になってストレスを溜めすぎてしまって病気なってしまうケースもあります。
そのために、海外就労の場合には“思い立ったらすぐ行動では無く”しっかり準備をして行くことをおすすめしたいです。
おすすめの考え方としては、今がカナダだったらどうだろう?日本食はあまり食べられない、日本語は通じない、冬はマイナス20℃以下(一部除く)になる季節がある。大丈夫だろうか?と考えてください。しっかりと計画的に留学を進めていきましょう。
日本就労でそれなりに稼いでいるがカナダでさらにスキルアップしたい
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いきなり質問から入りますが、なぜカナダに行きたいのですか?この質問をすると一部の方は日本で働くよりもカナダの方が稼げるからとか、カナダに行って英語力を伸ばしたいとか、多文化を体験してみたいという方もいると思います。
でもよく考えてください、収入については確かにカナダは日本よりも“収入という面では多く稼げますが、すべての人が収入を上げられる訳ではありません。
つまり、すでに日本で高給取りの方がカナダに来ても相対的に同じくらい稼げる保証はできません。というか、確率的に難しいです。
また、英語力を伸ばしたいだけなら、日本で仕事を辞める必要はないのでは?昨今ではオンライン英会話スクールなどで本当にお得に英会話などができる機会もたくさんあります。
またインバウンドが盛んな今では日本国内で外国人の方にも会える、バーやバックパッカーなどもたくさんあります。
さらに多文化体験をしたいなら、カナダ就労である必要性はないと思います。とにかく、ここで言いたいのは日本である程度の仕事をしている方はそれらをすべて捨ててカナダに来る意味があるのかをしっかり考えてほしいです
海外就労の後のプランがない
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日本人の方々がカナダ留学のあとに“必ずと言っていいほど悩むのが留学後の日本での就職ですね。”←こちらはカナダ留学の経験が日本での就活に有利に働く事の方が多いようです。
しかし、それでも帰国後にすぐに就職に成功した例は珍しいようです。例えば、日本で仕事をやめてカナダ留学をしてカナダ国内で仕事をして日本に帰国しても”日本でのプランがない場合には”カナダ就労の経験をいかせる道がないことになります。
英語+αをいかせるのような仕事が望ましいように思います。また、カナダだけの留学に限らずにオーストラリアやニュージーランドなどのワーホリを経験してみて、貯金をしてこれらの国のどこかでカレッジ留学をしてもいいですよね。
またはその貯金を元手に日本で仕事を始めてみていいと思います。とにかく、日本帰国してもしなくても留学というスキルをいかせる道を模索することをおすすめしたいです。
海外できつい、汚い、危険な仕事はしたくない
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よくニュースなどでみるのは、海外の就労で英語をバリバリと使ってお金を日本よりも稼ぐ!今がチャンスみたいなニュースですね。←確かにオーストラリアやニュージーランドやカナダなどは昨今の円安で日本よりも多くのお金を稼げます。
ただし、稼げると言っても皆さんが想像するようなオフィスで英語をバリバリ使ってする仕事ではなく”いわゆるブルーカラーの仕事になります。でも1つ日本と違う事があります。上記の国ではブルーカラーの仕事は給料が日本よりも高い傾向があります。
例えばトラックの運転手や建設業の仕事や、天然資源関連の労働者など賃金が高い仕事が多いのが特徴です。
またブルーカラーの仕事からは少し外れるかもしれませんが観光業であるホテル勤務や飲食業のレストランのマネージャーなども相対的に日本よりも賃金が高い傾向があります。
このように説明をして一部の方は海外まで行ってきつい仕事はやだ!汚い仕事はヤダ!危険な仕事は嫌だ!と思うかもしれませんがそのような仕事だから比較的仕事は見つかりやすく賃金も高いのです。そのために、海外での就労どのような仕事でも稼げるとは思わないでください。
留学前に徹底的に調べることをまずはおすすめしたいです。
海外に来たのでこちらでも遊びたい
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海外で仕事をして稼ぐに来たけど、せっかくの留学なのでこちらでも本気で遊びたい、外食も旅行もショッピングだってしたいという方はたくさんいると思います。
しかし、ここでみなさんにお伝えしないといけないのはそのようにしたら給料はほとんどの残りません。
確かにオーストラリアやニュージーランドやカナダはワーホリができて賃金も高い傾向がありますが、そのぶん物価が高いのは間違いありません。“つまり、稼いで貯金をしたいのなら質素に生活をする必要があります。”
まとめ
というわけで留学が失敗する典型例の8つのパターンを書いてきましたね。海外就労という事である程度の英語力が必要なことを書いてきましたね。
他にも、海外の食事に適用しないといけない事やストレスの耐性が低いと留学時代が成功しない可能性もあることを書いてきました。
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