突然ですが、あなた自身がやっぱ自分は日本人だぁー!と思う瞬間を教えてください?といえば、色々な答えが返ってくると思います。
例えば、納豆が好きな日本人のかたが、久しぶりに食べて“おいしいと思った瞬間”とか、サッカーや野球の日本代表などを応援しているときとか、いろいろあると思います。
わたし個人もカナダに長い間いると、ふと自分自身が日本人ではないのでないか?と思う時があります。
この記事はカナダの長期在住者の国に対する考え方を知るうえで参考になる記事です。暇がある時にでも読んでください。
チップを払うのに抵抗がない
わたし個人が会ってきた少なくない日本人(カナダに来たばかりの人)の方はカナダのチップの習慣に慣れていない人でした。そのために払う額などにかなり戸惑います。
どのくらい払えばいいのか?や、何故にチップは値段に含めないのか?払わなかったらどうなるのか?などなど色々な質問を回答していくことが多いです。
ただし、カナダに長期間住んでいれば、ほとんどの方が納得をして払っているのものです。そうですね、郷に入れば、郷に従えと言いますね。
15年間もカナダに滞在していると、無意識の内に頭の中でチップの額も計算して注文したりする事が多いですね。
カナダ生活に慣れている証拠だと思います。ちなみにチップが足りない場合にはレストランなどの飲食はしません。(学生時代にはよくありました)
LGBTにまったく抵抗感がない
日本でも最近はLGBTという言葉が一般的になってきましたよね?わたし個人がこの言葉を勉強したのは確か、2007年くらいにカナダのLGBTフェスティバルに観光で行った時の事だと思います。
その当時はわたし個人に限らず、日本全体でまだLGBTの方々がお笑い芸人の方のネタになったりすることが多くありました。わたし個人もそのように考えていた時期があったのは事実です。
時は流れ、カナダで長期間滞在した時に、それは人間の個性でまったく恥ずかしい事では無くお笑いのネタにするようなことでもないという事に気が付きました。
わたし個人が言いたいのはカナダではかなり一般的な事で何も面白くありません。そのようなネタ自体が時代をとらえてない古いものだという事が勉強できたのですね。(1個人の意見です)
最近では本当に当たり前のこと過ぎて、カミングアウトする必要ある?と思ってしまいますね。そのうち、プライドパレードみたいなものはなくなると思います。そうですね、一般的な事ですから。
英語の語尾にehがつく
カナダ英語、アメリカ英語、イギリス英語..世界には色々な英語あるのですがこれらの英語は発音などが違います。
具体的に、イギリスでは炭酸飲料をcarbonated drinksと言います。これをアメリカ英語だとSodaと言い、カナダ英語だとPopと言うんですね。
そうですね、国によって違うわけです。これと同じようにカナダ英語にはeh?という英語あります。これだけでカナダ人だとわかるなまりです。
この意味はisn”t it? とかRight?という意味ですね。例えば“you love カナダ留学取扱説明書 eh?” と聞けば“そうだろ?あっているだろ?というような意味になります。
カナダに長期間、在住しているとこのような訛りがいとも簡単に出てきます。またこの訛りでカナダに住んでいるんだろうな?とかが分かるんですね。カナダ生活に慣れている証拠ですね。
寒くない
いえいえ、寒くないといっても-40℃とかでは普通に死にますよ。
でもトロントにいると氷点下になるか、ならないか?くらいなら冬用のジャケットなし(秋用の長袖)でも普通に歩けるようになります。(人によると思いますが..)
また真冬になると-20℃ていどには簡単に下がります。そのために翌日に-10℃くらいまでに気温が上がると今日は暖かいな、昼飯は外に買いに行こうかなとか思うんですよね。
知ってますよ!大半の日本人のかた(北海道の方は除く?)にすればそれでもまだ寒いですよね?
日本のお菓子が甘くない
カナダのお菓子がとても甘いという話をいつかの記事で書いたと思います。日本のお菓子は基本的に砂糖が控えめですよね?
カナダのお菓子などは“砂糖でできているの?”というようなものも多いです。
そのために、Sugar headache(砂糖の頭痛)という言葉があるくらいです。それゃ、太りますよね。
カナダで痩せるためには運動と、同時にお菓子などを食べるのをやめるというハイブリッド方法でやるしかないのですが、これが難しいのです。あなたもカナダに来ればわかります。誘惑がいっぱい
カナダの悪口いわれるとイラっとする
日本人で海外にいて日本の悪口を言われるとイラっとしますよね?簡単に言うとこれのカナダのバージョンなります。
あまり書きたくありませんが、日本人のカナダの対するイメージはいいと思いますが、すべてがいい完璧な国家ではありません。
例えば、最近ではカナダは自国を汚したくないのでゴミをフィリピンやアメリカに輸出したりしています。またカナダは国外に基本的人権の尊重を叫んでいますが、国内の先住民族に対する差別などを解決できていません。
そのような事実があるのですが、このような事をカナダ人以外の人から言われると“それゃ!完璧な国はないだろ!と逆切れしたくなりますね。どこまでも都合がいいのかもしれませんね…
残業がかなりのストレス
日本では近年、残業の時間数は減ってきたという話です。カナダでは業種やどこの国の会社なのかによって残業の考え方が違います。そのために残業が一般的でない会社では早く帰れます。
例えば、バリバリの日系で残業が当たり前の業種だとカナダでも残業なしでは会社が成り立たなかったりします。
これには異論があるかもしれませんが、欧州系の方が北米系の会社よりも残業が多少は少なく、さらに北米の会社はアジア系の会社に比べて残業が明らかに少くないです。(1個人の意見ですが、カナダ長期在住者のほとんどの知人と一致した答えです)
このために、近年では残業に対するアレルギーが出てくるようになっています。
カナダ系と日系を経験したのですが、本当にこれらの会社も例に漏れず、予想した通りの結果になりました。わたし個人は日系で働くのはハードルがあると思います。(金を積んでくれ!)
まとめ
とカナダ人になってきたと思う項目を長々と書いてきましたが、どうでしたでしょうか?カナダに長期間いればなんとなく、納得できるものが多いのではないでしょうか?
カナダ国内の会社のでの残業や日本のお菓子など、いろいろありましたね。
Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像
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