わたし個人はオーストラリアとカナダに留学経験があります。どちらの国でも最初の方は英語学習にはかなり苦労しました。
オーストラリアのケースでは日本でならった発音の仕方の違いにびっくりしました。(つまり準備ができていない)
今ではカナダの長期滞在者として、アメリカの時期候補であるトランプとバイデンの討論会が80%-90%程度は理解できますが、来た当時は散々でした。
今回は英語の記事になるのですが、わたし個人の長期の留学経験から英語関連での失敗の分析の記事になります。ぜひ、留学の参考にしてください。
発音の仕方が間違っている
私を含めた日本人の方には難易度が高い発音がいくつかあります。これは母国語である日本語の癖が影響しているのです。いくつかあるのですが、とくに発音のLとRですね。
前にも書きましたがFebruary(2月)やマクドナルドのオレオフレリー(Oreo Mcflurry)などは日本人の天敵と言ってもいいくらい難題だと思います。
このLとRはもともと日本語で代用できる発音ではありません。そのために我々、日本人にとっては英語を話すうえでは肝になります。
例えばLice とRiceというようにかなり発音が似ているのに意味が全然,異なる言葉も存在します。
このケースでは日本語で言うシラミと米という意味になり、発音が悪いとシラミを食べたいという意味に聞こえるんだそうです。
また他のケースではCountry とCountyとかなり似ていますが、前者が国で後者が群(都道府県の中で群という地域がありますよね?)という意味になります。
ですので、プレゼンテーションを聞いている方には国か群なのか?混乱してしまうと言われた経験がありました(またRの発音の問題です)。
ただし、これには人によって難易度がかなり異なります。小学生の頃に英会話を1年だけしていた、帰国子女で英語圏に数年間いたことがある。
または2か国語(LとRを代用できる発音が入っている可能性があります)をしゃべるなどのケースの場合には発音の問題が他の方より少ないです。
英語の単語は知っているけど、英語が喋れないというのはこの発音の問題の可能性もあります。(恐らく、それ以外の問題の可能性もありますが..)留学予定の皆さんも今のうちに日本で発音の練習をしてもいいかもしれません。
単語がその国では使われていない
日本で英語単語の勉強をしたけどその国では使われていない単語を使ってしまっているケースもあります。
例えば、炭酸飲料ですね、イギリス、カナダ、アメリカで単語が違います。
わたし個人はアメリカに行った時にカナダ英語の炭酸飲料の意味であるPOPという言葉で炭酸飲料を買おうとしましたが、店員に“はぁ?おめぇ!何言ってんの?SODAだよ!”という感じになりました。
またイギリスで、炭酸飲料であればfizzy drinkと言うみたいですね。つまり、おなじ炭酸飲料でも呼び方が異なります。
また同じように、日本で言うポテト(ファーストフード)はカナダ英語とアメリカ英語ではFrench Fries でイギリス英語だとchipsですね。
このようにその国では同じ単語が使われていない可能性もありますので留学時に調べておきましょう。
フレーズや単語が古い
わたし個人が英語を日本で勉強した時にはhow do you do?というあいさつの仕方を習いました。
確かにこれ自体は間違いではないのですが、かなり古く一般的にはあまり使われていません。少なくてもカナダではHow is it going? How are you? とかですね。(元気ですか?という意味ですね)
このように英語であるものの、一般的に使われていない英語はNGになります。意識して英語を使いましょう。
イントネーションが間違っている
まず、日本語を母国語としていま現在で英語を話している方に本当に多いのが発音の仕方が間違っているケースです。
例えば、マクドナルドですね。このブログではよく言及していますが日本で言われているマクドナルドとは全く違うイントネーションです。
この辺は少し前の記事で書きましたので割愛しますがイントネーションは非常に重要です。
またSorryは一般的に言う“すいません”という意味ですが、イントネーションによっては聞き取れませんでした、もう一度、言ってくださいと言う意味になります(すくなくてもカナダ英語では)。
通話の環境が悪い
英語が喋れない、通じないという方に質問がありますが、ちゃんとした環境で英語を喋っていますか?具体的にノイズが入りやすい環境で英語を喋っていませんか?
そのような環境では必然的に英語を喋っても通じない可能性も高まります。たとえば、携帯での英会話をイヤフォンを付けたりしますよね?これだけでかなり違います。
またスカイプやLINEで英会話をする場合にも電波の状況はすごく重要ですよね?ですので、そのようないい環境で、できるだけ英語を喋る事を心がけましょう。
状況に応じた英語形式でいこう!
ここで書いておかないといけない事にフォーマル英語と口語英語はかなり違います。わたし個人も英語を一般的に話せるようになってきたくらいから意識をしているのですが、友達と話す英語は口語ですね。
たとえば、Can I have a xxx(これ貰っていい?) why do not you xxx? (なんでこれをやらないの?)
などの口語といえばこれ以外にもショートフォームであるLOLとかTTYLなどいろいろありますがこれらを面接などで使う方はいないと思います。
これは状況に応じた英語の使い方の切り替えになります。どのような時にどのような英語を使えばいいのか?という話ですが、このようなケースも意識して英語を話すといいですね。
生きてる単語を学ぼう!(文法なんて関係ない)
恐らく、日本人の方で英語を学ぶときに正しい英語を習おうとする人は多いと思います。たとえば、I am loving itなどはマクドナルドが過去に使っていたキャッチフレーズになりますが文法的には間違いです。
しかし、最近はカナダの若いジェネレーションの間は一般的に使われている言葉になります。そうですね、英語は生きていて常に進化しています。
文法が間違っている、しかしながら多数が使っているという事ならばそれは正解なんですね。みなさんも英語の波に乗り遅れないようにしましょうね。
英語の訛りを理解していない/相手があなたの訛りを理解していない
ある程度、英語レベルが上がってくると英語を話しているときに相手がどれくらいの英語のアクセントがあるかどうか?という事が分かるようになります。
例えば、英語圏で生まれた日系のかたなどは英語を喋る時に日本語だけを母国で喋る方に比べて英語のアクセントが全くないというがほとんどです。
にもかかわらず、日本人が喋る英語のアクセントを理解していますので、日本の出向社員などが喋る英語(ほとんどのケースでアクセントが強い方が多いです)を理解しています。
つまり英語を喋る方のアクセントをあなた/相手がどれくらい理解しているのか?
という事も当然として基準に含まれます。これはこのブログでも書いている日系で仕事は必要な英語のレベルが低くなりますよ言う事に関連しています。
留学をするればわかりますが、語学学校の友達や職場などの同僚などの方が意志の疎通が圧倒的に楽です。お互いのアクセントを理解しているんですね。
これはわたしが行っているカナダの田舎にはよくあるケースで、カナダの地方で日本人が全くいないような地域に言った時に、”君の英語のアクセントはあまり聞きなれないけど出身はどこ?
と聞かれることも多々あります(アクセントの理解度の問題ですね)
そうですね、相手があなたのアクセントをどのくらい理解しているかという事も当然の事として難易度に影響してきます。
カナダ・トロント留学の記事はこちら
まとめ
英語が通じないという原因を追究してきましたが、発音や使っている単語などいくつかの問題がある事が分かったと思います。
英語学習は短期では難しいので、少しづつ慣れていくのがいいと思います。頑張って下さい。
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