この記事を読んでくれる方で日本で車に乗っている方がどのくらいいますでしょうか?
というか、この記事を読んでいただいているという事は少なくてもトロントの車の購入などに興味がある方で間違いないと思います。
カナダにて、車を乗ろうと思うと出費がかなり高くなります。はい!みなさんが予想しているとおりにガソリン代などは日本の半分くらいなのですが、問題は車の保険代です。
日本の車の保険のサイトから調べましたが、年間で5万円($625)くらいが相場みたいです。
では、保険が高いといわれているカナダではいくらになるのでしょうか?カナダではあなたがどの州のどこに住んでいるのかによって値段が違います。
カナダで2番目に高いといわれているバンクーバーメトロが$1800(年間で15万円 程度)ぐらいみたいですね。
カナダで一番高いといわれている、トロントですがGTAで平均が$2000(17万円 程度)くらいとなっています。
また上記の価格は、35歳で大きな事故などがない人の平均となっています。つまりある程度は車の運転歴がある方でかつ優良ドライバーの方です。
カナダからすると我々は外国人でさらに運転歴が少ないために、これよりも高めの価格になることが多いです。具体的に50%から100%程度、高くなるのが一般的みたいです。
そのために、$400(月)くらい払っている人もざらにいるのが車の保険です。そうですね、これは一大事ですね。何としても、保険代を下げないと!車の保険を仮に半分にできると、かなりの節約になります!
ちなみにカナダと日本ではどう違うの?という方に向けた記事はこちら
この記事を読んでいただくと、カナダの車の保険代の事情とともに、その保険代を安くする方法なども勉強できます。ぜひ参考にしてください。
保険代に影響する項目(ただし、保険会社によってよりけりです)
どのような車に乗るのか?
日本でもこれは該当するようですが、どのような車に乗るのか?という事も保険の支払い金額を左右する要素になってきます。
また驚くことに人気がある車種が高い保険代の筆頭に車種になっています。読んでみた記事の中で人気の車種ほど、窃盗が多い事がわかりました。
少なくてもカナダでは、事故などで車が壊れる可能性よりも盗難でなくなる可能性の方がはるかに高いという事みたいですね。
そのために、保険を安くするためには人気がない(盗難が少ない車種にするという事がおススメです)
カナダの保険会社 保険料が高いランキング
あなたの年齢
カナダでは下記の住んでいる場所とともにあなたの年齢は大きな影響を及ぼします。2年くらい前に知り合いに頼まれて、20歳の方の車の保険代を調べた事がありましたが新車で$560でした。
この会社はぼったくりだ!と感じて、他の会社を2社ほど調べましたが驚くことに他の2社はさらに高い結果でした。
この事から、年齢が若いと保険の値段が上がるという事で間違いありません。(ただし、家族の扶養の保険(2ND)はこれに該当しません、私の大学時代の知り合(カナダ生まれ)いはみんなこれで保険が安かったのを記憶しています)
つまり、安くなる要因としてある程度の年齢まで車の運転を待つというのも選択肢になります。
カナダ国内での住んでいる場所
車の保険費用ではこれが大きな要因である事が多々あります。ちなみに、カナダで一番高いトロントの保険ですが、トロントよりもカナダの首都のオタワの方が保険が安いです。
実際にトロントでカナダ系では一番大きな会社であるTDの車保険を使って調べてみました。
カナダの首都があるオタワですが、年間の保険の代金が$1136とトロントに比べて半分になっています。
さらにカナダと言えばナイアガラの滝が有名ですが、オタワよりもさらに安くなっているようです。こうなると日本の保険代とさほど変わりない額にまで下がってきます。
もちろん、全く同じ条件で調べてみての結果です。カナダでは車を乗る場所でかなり差が出るという事が分かりました。
運転歴(カナダ)
日本でもこの運転歴は一般的に言えば、最も保険の金額に影響する項目という事で間違いがないと思います。
カナダでもこの運転歴の長さで保険の料金に対してインパクトはあるようなのですが、調べてみた結果、日本の運転歴をカウントしない会社もあるようです。(つまりカナダの運転歴のみ)
ちなみに、わたし個人の保険会社はカナダの免許証を取った年を1年としてカウントするみたいです。
またペーパードライバーでも1年とカウントされるみたいですね。つまり会社によっていろいろと違うみたいですね。
事故時の保証額を下げる
カナダでは日本で言う車の任意の保険の部分は、入っていないと車を運転することができません(少なくても、オンタリオ州では)。
そのために車の保険には入る事になるのですが、事故時の最大の補償額(自身や遺族など)をいくらにするのかという事は保険を入る個人で決めることができます。
例えば、事後時に最大で100万ドル【約8000万】までの保証金額なのか?それとも200万ドル【1億6000万】にするのか?という事は自分で決められます。
このケースでは保証額が100万ドルの方が保証額が少ないので月々の支払いを下げる事が可能です。ぜひ、検討してみてください。
バンドル(抱き合わせ割引)
車の保険会社は他にも、家の保険などを取り扱っているところが多いです。そのために、車の保険と家の保険を一緒に入ると保険代が安くなるのが一般的です。
訓練やタイヤ
保険会社によっては、カナダ国内の教習所などで車の講習を受けると、月々の保険代金が下がる会社があります。
また車によっては冬の間に冬用のタイヤを使っていると保険が安くなるという会社や、車の盗難対策としてアラームなどを車に設置すると保険が安くなるなど会社によって様々です。
ディダクタボルを上げる(事故時の控除額)
一般的には車を乗っていて、あなたが事故が起こってしまった場合には保険会社が損害額の保証などを行ってくれるという事で間違いないです。
ですが、この事故時の補償をあなたが原因の事故においてあなた自身がどのくらい払うことができるのか?という事が事故時の控除額として存在しています。
これを英語でdeductible とい言います。
たとえば、貴方の責任で相手の車が破損してしまった場合にはその被害額の$1000まではあなたが保証するかのか、それとも$5000まで保証するのか?によって金額が異なるわけです。
少し複雑ですが、詳しくは下記のウェブサイトに詳しく載っています。当然、高い方が保険の金額額の支払いを下げる事が可能です。
仕事や学校で割引
これもすべての保険会社に適用されるケースではないですが、貴方の学歴や職場などで保険料の引き下げが可能なのです。
何故にこのような事が可能なのか?
という事はよくわかりませんが、わたし個人の保険の会社はこれに該当します。ですので、貴方の会社もこのような感じなのかを調べてみるのがいいと思います。
カナダで車を運転!他にも知ってほしい事
乗り続けると安くなる
日本人の方の場合にはカナダで初めて保険を使うという方が多いと思います。
このケースでは車の保険の会社もあなたが優良ドライバーなのか?そうではないのかということがわかりません。
そのために、保険料は高い料金から始まるケースが多みたいです。(年齢などによって多少は差があるみたいです)
ここで言いたいのは、カナダでも長いあいだ車を乗れば、保険料は下がってきます。
わたし個人も10年とまで言いませんが、ある程度は乗ってきています。そのために1番最初の保険料からはすでに30%-40%は保険料が下がっているようです。
事故があると保険の費用はあがる
これは日本でも言えた事ですが、事故【あなたに非がある場合】をおこすと、保険料が上がります。
そのために、かすり傷程度だったら保険を通さないで交渉で済ますという事も選択肢だという事を書いておきます。
基準は会社によってまちまち
上記に書いてきた保険料を下げる方法ですが、保険会社によっていくつかは適用できるものの他はできなかったりします。
ですので、保険の会社を探すとにあなたの強みをどれくらい生かせるのか?という事を念頭に入れて保険会社を調べましょう
まとめ
このように、カナダの車の保険が高い事は事実です。
特にバンクーバーやトロントなどでは恐ろしいほど高いですが、乗る車の車種や住む場所などによって金額はある程度は下げる事が可能だという事を書いてきました。
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