カナダ留学にはワーキングホリデーか語学留学(またはどちらも)という方が多いように思います。
ただ留学と言っても幅は広く、交換留学、カレッジ留学や4年制大学へ留学という方もいます。
今回は1年間-3年間のプログラムが一般的なカレッジ留学あるあるを書いていきたいと思います。
この記事を読んでいただくとカナダのカレッジ進学を考えているあなたに前もってカレッジの知識を付けていただく事ができます。ですので、カレッジ希望者にいい記事なればと思います。
中国人とインド留学生が多い(トロントとバンクーバーで特に多い)
カレッジ留学だから日本人は少ないでしょ?と思う方も多いと思います、これは間違いなく正解ですね。日本人はほとんどいません。(あくまでも語学学校と比べたらです)
語学学校とは違い留学生は基本的に日本と韓国以外のアジア系が生徒が多いのがカレッジです。(留学生として多いです)
2019年のカナダの留学生の数は40万人で中国とインドで50%を占めます。また日本人留学生の数はここ5年間ほとんど変わってなく、毎年6000人ほどです。
また80%の生徒がトロントがあるオンタリオ州かバンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州に留学します。一度でもカレッジで勉強をしたことがあると、定番のカレッジあるあるという事はわかっていると思います。
ただし、この環境はもちろん留学する場所やプログラムによってかなり変わります。
カレッジの復習クラスが有益すぎる
わたし個人は2年間の準学士号のビジネス系のクラスを取ったのですが、教授によってはいくつかの試験の問題を試験前に教えてくれた教授もいました。
ただし、いつもそのような事を教えてくれるわけではなく復習クラスと言われる、期末試験の前週にあるクラスに限った事でした。
ですので、生徒の中ではこのクラスだけに来たりする人もかなりいましたね。そのような場合でもいい点を取れたりします。もちろんそのような問題はかなり高確率で試験には出てきましたね。
カレッジのクラスを1つも落とさない事はまれ
カナダのカレッジでは2年間で多かれ少なかれ20個-25個(プログラムによる)くらいのクラスで勉強します。
そしてすべてのクラスを最低でも55%-60%程度は理解してパスをしないといけません。
通常は1年間では2学期ですので(夏期を除きます)、夏をのサマースクールを含んで3学期間あります。
つまり1年間の2学期でクラスを5個-6個づつとり、1年間で10個-12個のクラスを取ることになります。ですので、通常通りにクラスを落とさないで消化していくと2年間で終わるわけですね。(夏を取ると早くなる)
しかし、中にはクラスによってかなり難しいクラスもあります。落第する確率が50%くらいあるものとかクラスの全体の平均点が40点(卒業するのに60点が必要なのに)しかないものなど、いろいろです。
落第した場合には学費を追加で払うことになります。留学生の学費は普段でも高いのに本当に踏んだり蹴ったりです。
わたしの場合には2年間で2個ほど落第のクラスがありましたね。では安心してください、カレッジ攻略法の記事を書いておきました。
教授もよく遅刻する
これはカナダのカレッジに限らずに語学学校などにも共通する事なのですが、先生が授業によく遅れます。10分-20分程度はよくある事です。
たまに期末試験などにも来ない事もあります。
この場合には試験中にテストの質問に対してよくわからない質問もあり、その場合には教授にどのような質問なのか聞くのですが教授がいないために聞けないという事になります。
もちろん、点数に影響しますね。
RATE MY PROFFESORを使わない人はいない
カナダのカレッジでも4年制大学でも教授によってクラスの進め方などが違うという事は簡単に予想できますよね?でも、カナダの場合にはこれ以上に重要なポイントがあります。それは教授の出身地です。
カナダは世界で有名な移民大国のために世界の国々の優秀な教授などは簡単に移民することが可能です。
ここで、問題なのが教授によってはかなり英語の訛りがあります。例えば、インドの英語の訛りやジャマイカの英語の訛りです。
軽い英語の訛りなら問題はありません、すぐになれます。ですが、かなり強い訛りがあると話は異なります。
こちらがいくら勉強しようとしても言っている意味がわかりません。(わたし個人は授業を録音したことがありましたが、それでもだめでした)
ではこれをどのように回避するのか?ですが“Rate My Professor”がおすすめです。
まずは上記のサイトに行ってもらい、下記のように学校名か教授の名前を入れます。その後にサーチをクリック
その後に上のような画面になります、ここからその教授がどのようなスタイルなのかが分かります。(ちなみわたし個人はYORKで勉強しましたが、UOFTの教授が担当でした)
上記のように5段階表記での点数が出てきます。これは3.7点/5点となり、教授としてはかなりいい方だという事が分かります。実際のクラスではアクセントもなく授業もわかりやすかった記憶があります。
ただ、中間試験はびっくりするくらい簡単だったのが期末試験は恐ろしく難しく作ってあって油断した生徒はわたし意外にもかなりいたと思います。
このようにこのサイトを使うとその教授が英語のアクセントに問題があるかとかクラスが分かりやすいか?クラスがつまらない?とかそのような情報が分かります。ぜひ使ってみてください。
移民の生徒が多い
いつかの記事で書きましたがカナダのトロントは移民大国で世界各国から移民の方が来ます。そのために40歳-50歳くらいでもカレッジで新しく勉強をする人が思ったよりいます。
プログラムにもよりますが10%-20%の方が30歳は超えているのではないでしょうか?(個人的な感想です)
また、そういった方は人生経験のせいか勉強などもできる方が多く、いろいろ勉強なども教えてもらったのも覚えています。
このような環境はもしわたし個人が40代になってカレッジに戻るときに同世代がいると戻りやすくありがたい事です。
カレッジには英語のクラス(アカデミック)がある
カナダの2年制のクラスにも英語のクラスがあるという事は知っていましたか?
ですが、我々が一般に想像する英語のクラスではななく、基本的にエッセイを書きまくるやつです。そのためにスピーキングなどほとんど重要ではなくライティングのクラスですね。
ですので、あなたがもカレッジに行くかどうか迷っている場合にはかならず、ライティングを強化しておきましょう(学部にもよります)
まとめ
カナダ留学あるあるのカレッジ編を書いてきました。日本の短大とは違うカナダのカレッジですが、特定の国の留学生の生徒や移民の方が多いという事を書いてきました。
また卒業するためにつかえるWEBSITEも紹介しましたね。この記事がみなさんのためになるとうれしいです。
PHANUPONG CHUATAEWによるPixabayからの画像
Alexandru PetreによるPixabayからの画像
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