カナダあるあるもかなり解説してきましたが、今回はシェアハウス編となります。
日本でもシェアハウスは認知度が上がってきましたが、カナダでは少なくても15年まえから一般的な物になっています。(特にダウンタウンにある場所です)
この記事を読んでいただくと,あなたがカナダに留学した時に使うかもしれないシェアハウスの知識をあらかじめ勉強しておくことも可能になります。
ですので、留学の際にはぜひ役立ててください。
カナダのデポジットシステムを理解できない(First month and Last month)
カナダのシェアハウスでは入居するときに最初の月の分の家賃と最後の月の分の家賃を払う事が一般的と言われています。
またこのシステムですがカナダ政府が公式に認識している物であり一般的であるという事がわかります。(詳しくは下記のカナダ政府のホームページを見てください)
このファーストマンスとラストマンスの仕組みですが、シェアハウス住居者と大家を守るものと言われています。
一般の大家さんの心配事は家賃がちゃんと決まった日に支払われるかという事です。
また住居者の懸念事項はデポジット(ラストマンスデポジット)がちゃんと帰ってくるか?という事になると思います。
このファーストマンスとラストマンスの仕組みですが、ちゃんと契約さえしていればどちらにも利点があります。そうでなければ問題が出てきます。日本人の留学生が100万も被害を受けた話が..
まず大家さんからの視点ですが2か月分の家賃を最初に預かっておければ、たとえ家賃が1か月間分の支払いが遅れても、まだ1か月間の時間がある事になり、話し合い(もしだめなら次の人を探すなど)も可能です。
また契約者の賃貸人という事であれば、2カ月間分の家賃を支払った際に契約書をもらう事でデポジットを払ったことを証明できます。
そのために問題になった場合には下記の機関にも訴える事が可能になります。つまりどちらにも利点がありますね。
カナダのオンタリオ州にあるシェアハウスなどの問題を管理するところです。
カナダ政府の公式のウェブサイトになります。シェアハウスを探すときの注意点が調べられます。
4人以上だとシェアが難しい
これはわたし個人の経験ですがシェアハウスで4人以上のトイレなどの共有はあなたの留学生活に影響がある可能性があり厳しいのでないかと思います。(あくまでもわたし個人の意見です)
トロントの近くにある、一部の地区のシェアハウスでは一定の人数以上でキッチンやトイレなどの共有をルール違反としている場所もあります。(ただし、拘束力はなかったりします)下記は記事はサンプルです。
1つのトイレやキッチンを4人以上で共有した場合には自分がつかいときに使えないと言ったことが度々、おこります。
具体的には仕事の時間や学校に行く時間に使われていることも多くなり、スムーズに使えないという事になります。
また人数が多いと汚れやすく、衛生的に問題という事にもなります。特にあなたの部屋がトイレに近いという事であれば臭いなどにも対処しないといけないかもしれません、
部屋を選ぶときは慎重に行きましょう。
シェアハウスの友達がたびたび大麻を使用
3年くらいまでは大麻が問題になることは今ほどありませんでした。大家として、大麻を使用している者は“入居禁止”にして契約できないとしても法律上は問題はなかったからです。しかしこの状況が2018年に変わりました。
カナダ全国での大麻の合法化です、これにより大家さんは敷地内では吸わない事は条件にできるが、敷地外で大麻を吸っていても、これを理由に断ることができなくなりました。
条件は多少ですが州によって異なりるようです。ですので、結果として敷地外で吸って戻ってくるという事が起こることになります。
カナダに限らず、特に一部のアメリカの州や、また先進国では欧州などを筆頭に吸っても犯罪(逮捕できないか実際に刑事告訴されない)にならない場所も数多くあります。
これからは日本人の留学生もカナダ人の大麻の使用をカナダ在住の日本人として、ある程度は理解するという姿勢も大事なのかもしれません。
カナダ各州の大麻の状況です。
世界各国の大麻の法律的な状況です。
週末にパーティになる
語学学校の学生や大学の学生などによくあるパターンがこれです。(特に学生として試験などで忙しくない時期(どちらも、学期が始まる月ですよね)にある事です。(例、1月のはじめ5月のはじめなど)
この時期には週末は連続でパーティなどがシェアハウスで開催されるという事がありえます。
特にこれは大家さんがその場所に住んでいないケースでよく起こる事です。単純にそのような場所は注意する人がいないからです。
この場合には誰かが大家に言う必要がありますがこれが簡単ではありません。大家さんに告げ口して何かされるかもしれないという恐怖もあります。
ですので個人的におすすめは1回だけ大家に言ってみて、ダメな場合には移動するという事が安全策なのではないでしょうか?
カナダでの賃貸では問題が起きる事も..
シェアハウスの乾燥機が有料(特にダウンタウンには多い)
カナダのダウンタウンにはいまだにランドリーショップが多数あります。(特にトロントで多いようです)
何故かというと一部のシェアハウスなどでは洗濯機はあるが乾燥機がなかったり、また両方なかったりします(一般的なのは洗濯機はあるが乾燥機がないという事です)これはバンクーバーでもトロントでも多少は違えど同じことです。
ですので、シェアハウスを選ぶときに気を付けてほしい事があります。まず、洗濯機と乾燥機はあるのか?週に何回まで使っていいか(無料で)?
そして重要なのは有料なのか無料なのかです。場所によっては一回$2というところもありますし。週末なら無料となるところもあります。ですのでしっかり確認しておきましょう。
わたし個人も乾燥機と洗濯機が有料で1回につき$2という場所に住んだことがありますが、地味に家計に効いてくるんですよね。
シェアハウスには学生だけでなく、移民の方も多い
カナダは世界でも有名な移民国家のために色々な国から人が集まります。また国によって食べている物や宗教が違います。ですので、そのよう事でもめ事になる事も多々あります。
たとえば、ヒンズー教の方は牛をだべませんし、イスラム教の方は豚を食べません(ただし、食べる人もいます)
また移民の方などではこれから家を買う予定で子供たちとレントに住んでいる方もトロントにはいっぱいます。ですのでそのような文化の違いを理解しながら生活をする必要があります。
契約した後から遅れて気が付いた!では遅いんですね。契約時にどのような方が何人くらいで住んでいるのか?などは必ず聞いておきたいところです。
生活を一緒にするにはアジア系の方が圧倒的に楽です。(偏見とか差別ではなく)
夏と冬の家賃がかなり違う
バンクーバーでもトロントでも夏の家賃と冬の家賃を比べると少なくても5%-10%は違うという事が起こると思います。
これは単純に需要と供給の違いで起こるのですが、冬の方が短期の就労者や観光などの人が少なくなるために起こります。(ただし、コロナの影響でここ数カ月間はかなり安いです)
ですので、冬の間に長期契約をするという事がおすすめになります。一度、契約してしまえばそのあとに家賃を大きく変えることはできません。
ただし、これは州によっては少し変わる(オンタリオ州ではインフレの分で2%-3%程度は合意なしで賃上げが出来たりします、ただし、最低賃金も上がりますので..相殺できますよね)。つまり安心して住めます。
ただし、夏の間には住みたい場所の候補を保留しておくとすぐに埋まってしまうというリスクもあります。
そのために留学前に大体の場所や相場などを調べておくなど、円滑に動ける準備をしておきましょう
まとめ
カナダの留学あるあるのシェアハウス編という形でやってきました。カナダと日本のシェアハウスはかなり違うという事が分かっていただけたと思います。
シェアハウスメイトなどと文化の違いに気を付ける事、また大麻や学生のパーティなどもよくあるためによく調べてから決めましょう。
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