カナダに住んで15年になります、カナダではいろいろな職種を経験しています。さらに仕事で働いた会社の数ですが20社くらいだと思いますね。この経験をもとにみなさんに読んでいただきたい記事を書いてます。
この記事を読んでいただくと、カナダ社会での仕事がどのようなものなのか理解できるようになります。そのためにカナダに実際に留学に来る際にはぜひ読んでいただいて役に立ててください。
カナダの最低賃金が高い(バンクーバーとトロント)
日本とカナダでは最低賃金に多少の違いがあります。例えば、いまの東京都の最低賃金は1000円くらいとの事ですがカナダの最低賃金はどうでしょうか?
日本人留学生が多いバンクーバーとトロントの最低賃金ですが、$13.85と$14となっています。(ともに1200円程度)
日本の全国平均が900円で$11という事ですので、日本より10-20%くらい高いという事になります。
また物価のレベルもここでは書いておかないといけませんが日本の物価と比べると主に飲食では日本の方が高く、ぜいたく品や嗜好品ではカナダの方が高いです。
つまり、カナダでは生活によって安く済ますことが可能になります。
**職種によって最低賃金が異なります** 飲食などの仕事はチップがもらえるためにために賃金は多少ですが低く設定されています。
詳しくは下記を見てください。
チップがもらえる
日本とカナダが大きく違う事にチップ制度があると思います。カナダでは最低賃金が日本よりも高いうえにチップという制度あるために収入を増すにはかなり有利です。ただしこのチップですがすべての職種にあるというわけではないです。
飲食系
ホテル系
デリバリー業
美容師
などなど
チップがいくらぐらい必要?調べたいあなたへの記事です。
やはり飲食系はチップが高いですね、実際にこの職種は経験していますがかなりもらえます。特に高いのがサーバーと言われる職種ですね。
また欧米系のレストランなどではチップをもらえる額が多めです。
ちなみに聞いた話ですがチップだけで月に$3000くらい稼ぐ人もいるようですよ。ホテル系もチップは多少ですがもらえるようですね。
デリバリー業のUBERなどでも少しですがチップはもらえますね。また日本の美容師の方はかなりの額のチップをもらえるようです。
このようなありがたいチップ制度ですが職種によって払う額が違うと言われていますので詳しくは下記を調べてみてください。
定時の帰宅があたりまえ
カナダ永住で本当に好きな事に定時で帰宅できるという事があります。これは一般の職員なら当たり前の事ですが、管理職でも定時で帰る事は珍しくありません。
わたし個人はこのカナダの文化の緩い部分が大好きです。
ただし、日系の会社に限ってはカナダにあってもこれは対象外という事になります。
特に日本からの出向社員がいる職場で上の方を牛耳っている会社は日本人に対する評価が日本並みです。(ただし、永住権を狙っている方はうまく使えます)
アルバイトでもフルタイムならバケーションの支払いが義務
カナダでは従業員に向けて休暇中に使えるお金(少しですが)を積み立てることが義務になっています。これはあなたが仕事を有給で休んでいる問に使ってください、と言うものになります。ただし、州によって多少ですが異なるために詳しくは調べてみてください。
下記はリファレンスになります。
ワーホリのほとんどの方で還付金(タックスリターン)が申請できる
ワーキングホリデーカナダでは働いた人には朗報だと思います。すべての人が還付金を申請できます(義務)そしてほとんどの人は還付金をもらう側です。
基本的にワーキングホリデーの方は1年間のすべての期間で働くという事はないため(学校にいったり、仕事を探していたり)に収入という面では2万ドルくらいにならない人が多いのではないでしょうか?
ちなみTAXRETURNの申請はいつも2月くらいから始まり4月くらいに期限を迎えます。
履歴書に写真をはらない。
悲しい事実ですが、カナダでは人種によって仕事の合否が異なるという事実があります。そのために写真などで人種が誰なのかわからないようにするためと言われています。
ですので、顔などの見た目で就職の合否のが決まってしまっては不公平ですよね。そのような不公平な問題を防げるという事です。
カナダの履歴書には書いてはいけない事を知っていますか?
あなたの年齢は仕事の合否に影響しにくい
カナダには日本に比べて年齢で仕事の合否を決めるという事がかなり少ないです。特に日本人の20歳―35歳くらいのワーキングホリデーや学生の年齢ならほぼ皆無言っていいほど影響しません。
カナダの会社は基本的に過去の経験から人を雇います。ですので、どこの大学(学部が影響します)をでたや、年齢で判断はされません。
遅刻が多い、そして気にしてない
カナダでのアルバイト経験や正規/非正規の経験ですでに20-30社ほど働いてますが、遅刻に関してはかなり寛容ですね日本人の一般的な感覚だと5分ー10分くらい遅刻だと遅刻してすいませんと謝りたくなりますよね?
ですが、カナダの文化的にそれは遅刻ではありません。もちろん、外資系の会社の管理職もそれを遅刻だと認識していなくて(日系は除く)5-10分?
しょうがないだろ?誰にでもあるよ!みたいな感じです。問題になるのは遅刻が30分を過ぎるくらいからですね。
仕事が適当(日本と比べた場合)
日本人と比べるとメールの長さが足りなかったり、詳細などがあいまいだったりとにかく雑です。人によっては定時なったらとにかく帰る!
その日に終わらせないといけないような仕事も途中でやめて帰る人もかなりいます。これはある意味で利点で欠点でもあるのかもしれませんね。
カナダ留学中に仕事が見つからない
これはよく、留学中の生徒さんから悩みであるあるの話ですが、よくある事として仕事を探し始めるのが遅いという事がありますね。
正直な話、カナダに着く前にメールなどで問い合わせをしておいてカナダに着いたら面接に行くくらいでもいいと思います。
語学学校に行かなくても、生活していけないことはないですが仕事がないと生活はしていけないですよね?この辺はライフラインの優先順位を明確に持つべきですね。
まとめ
日本と比べると特に仕事の面で楽です。履歴書に写真をはらない事や最低賃金が高い事。
また年齢が原因で仕事に受からないという事が日本に比べて圧倒的に少ないという事です。特にワーキングホリデーの方は年齢で仕事に受からないという事は聞いたことがないです。ですので、仕事の面では安心してください。
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