みなさんに質問があるのですがカナダで仕事をする上で一番重要なことと言えば何でしょうか?
一部の方は働きやすさ(残業などが少ない)とか、また他の方は英語が常にしゃべれるような環境で充実した職場である事と言うかもしれませんね。
2022年の現在では少なくても日本よりはカナダの方が景気がいいので、仕事を見つけるにもそれほど難しくないように思いますね。
もちろん、賃金なども為替次第ではありますがカナダの方が高いです。(出費もある程度高いですが)。
生活に必要なものと言えば、お金ですよね。当然 100%お金だけじゃないけど、でも大多数の方が給料は生きるためにはある程度は必要なんだよと、言う考え方だと思います。
この記事ではカナダ面接にて給料交渉の時に役に立つ質問の答え方などを説明していきます。答え方次第では5%から10%も給料が上がることも珍しいことではないです。
“ちなみにカナダ面接ではあなたから給料の話をするのはよくないとされていますので、面接官から質問をされるまで待ちましょう”ちなみに給料はかなり早い段階で聞かれます。
この記事とともにこれらの質問の意味を考えていきましょう
- (1)What are your salary expectations?
- (2)Do you feel performance should be rewarded over experience?
- (3)What Salary Range Would You Require to Take This Job?”
- (4)What were you earning at your last job? / current Job?
- (5)Would You Consider Taking Less Pay Than You Made in Your Last Job?”
- (1)Is this salary negotiable? こちらから聞きたい質問
- (2)What does the entire package contain? こちらから聞きたい質問
- (3)How are salary raises and promotions given? こちらから聞きたい質問
- (4)What does the severance package contain?こちらから聞きたい質問
- (5)Besides the base pay, what other benefits are negotiable?” こちらから聞きたい質問
(1)What are your salary expectations?
どのくらいの給料がほしいのですか(期待していますか)?
という質問で間違いないです。個人的にもこのようにストレートに質問されるのが一番多いように思います。
I was making $40000 at my last job, so I would like to get paid $50000 this time. ←のように前回の仕事で4万ドルを稼いでいたので、今回は5万ドルほしいと言う感じで答えるのが一般的です。
しかし、重要な事にこのように答えるのはその仕事の職務内容を確認してからの方がいいと言いますね。
例えば、シェフの仕事があるとして日本食のシェフとして働き始めたものの、タイ料理も作る仕事の場合には大変ですので、さらなる報酬がほしいと思います。
これはわたしの知人から聞いた実話でトロントなどに何店舗もブランチがあるSushi Thaiというレストランでの話でシェフは日本食とタイ料理を作る必要があるとのことです。
職務内容を確認することによって、実際の仕事量を確認して交渉するネタにもできます。
ただし、業界にもよりますがエントリーレベルなどではそもそも交渉ができないことの方が多いと言うことは覚えてほしいと思います。
また多くの会社でその仕事に関して許容される給料の幅が決まっていますのでここも前もって調べておくといいと思います。
これを英語でsalary rangeといいます。詳しくは他の記事で紹介しています。後で書きますが、給料を聞かれた場合には大体の幅を解答するのが正解とされます。
(2)Do you feel performance should be rewarded over experience?
君の経験年数だと$XXXXCADくらいのだけど、それよりも出来高制の給料の方がいい?という質問ですね。
このような質問は保険外交員、不動産のセールスなどの出来高制の仕事に多いといわれていますね。そのために、上記のような質問をされることが多いようです。
“I believe that workers should be compensated, and rewarded, based on their performance.” 個人的には仕事の出来高で給料をもらうのがいいと思います。
という感じの答え方が模範解答になります。
また、経験年数でも模範解答として、世界の景気次第で売り上げなどが上下するので経験年数で安定した給料をもらいたいという回答も悪くないとされていますね。(つまり、うまい理由が必要です)
少なくても会社としては今回の報酬(給料)の額をあなたがどう思っているのかを知りたいとされていますね。
ただし、何を基準にパフォーマンスがいいのか、または悪いのかを判断するのか? はしっかりと聞いておかないといけません。
ミスの比率なのか?、仕事の量なのか?色々なことがパフォーマンスの判断になるはずです。
ちなみに物流の世界ではセールスの仕事の給料は出来高制になることは一般的ですが、他のポジションではあまり聞きませんね。ただし、会社の売り上げなどがボーナスに影響する事はよくあります。
(3)What Salary Range Would You Require to Take This Job?”
この仕事を引き受けてくれるにはどのくらいの給料の幅がいいの? という質問ですね。
模範解答として。From the research conducted, it seems like between $60000-$70000. わたしが調べた結果からの給料だと、6万ドルから7万ドルになります。
上記でもすこし説明しましたが、salary range給料の幅を考えて答える方法がいいとされていますね。つまりあなたのほしい給料に幅を持たせる方法です。
海外での就労経験が少ないとピンとこないかもしれませんからここは後で記事にしたいと思いますが、大体の考え方としては
- 自分のスキルを知る
- 労働市場の相場(給料の額)を調べる
- 他の条件も考えるの
といった感じでsalary range給料の幅を考えていきます。
(4)What were you earning at your last job? / current Job?
今現在/最近の仕事の給料を教えてもらえますか? という質問ですね
模範解答として、In my search, I would like you to offer me $50K-$55K range. Is this position in that range?←のように逆に聞き返す
会社があなたの過去の給料を聞いてきた場合には、これに正直に答えるのではなく逆に給料の幅などを聞き返すや、他の方法で教えることをやんわりと拒否(相手に失礼がない手順で)する事が正解だとされていますね。
ただし、カナダでは問題ではないもののアメリカのいくつかの州では現在の給料を会社側があなたに聞くのは違法とされています。
(5)Would You Consider Taking Less Pay Than You Made in Your Last Job?”
今回の仕事だけど、あなたの前回の仕事の給料よりも低いけど大丈夫?といった感じの質問ですね。
正直な話カナダは今現在、深刻なインフレと人材不足になっており前回の仕事よりも給料が低いことはまれになると思います。
ただし、個人的には過去に数回そのような条件で仕事の面接を受けた経緯があります。
1つは前回の仕事の間がかなり開いてしまったケース(例えば学業)ですね。業界によっては数年間などの期間があくとあなたのマーケットの価値がかなり下がってしまいます。
また他にもあるケースとして、前回の仕事と比べて給料は低いが福利厚生や通勤時間が短いなどの条件がいいケースですね。
ただし、今回は模範解答として可能なら給料を交渉したいという I would like to discuss the salary if it is possibleというフレーズを書いておきます。
ここからは、給料についてこちらから聞く質問を紹介します。
こちらから給料の話を始めるのはよくないとされていますが、面接官のほうから給料の話を振られたあとに質問をするのは当然ありです。
(1)Is this salary negotiable? こちらから聞きたい質問
給料は交渉できますか?という質問方法ですね。
わたし個人の経験で恐縮ですが個人的には給料を交渉できる会社の方が多かったです。
そのために、みなさんも怖がらずにダメ元でこの質問をしてみるといいと思います。また下記の場合には交渉すると給料が上がる可能性があります。
- 面接を受けている会社の給料が前回の給料よりも低い
- その業界の景気がいい
- その面接からほど遠くない将来に資格などを取れる予定である
(2)What does the entire package contain? こちらから聞きたい質問
今回の仕事ですが、採用された際にはどのようなパッケージになっているのでしょうか?
こちらの質問は給料以外に、何が他にもついてくるのか?“という質問ですね。
これには福利厚生とかボーナスなどの可能性があります。カナダは一応 国民皆保険ですが、日本と大きく違うことにほとんどの薬は100%自己負担です。
そのために、ここで給料の他に何がつくのかを考えていて質問するといいですね。こちらの記事に関しては過去に書いていますので、時間があれば
(3)How are salary raises and promotions given? こちらから聞きたい質問
将来的に給料は上がる可能性はありますか?もしそうならどのようにそれが決定されるのか?という質問になります。
会社自体の業績が悪い場合などには実質の給料などが上がらないことはよくあることですが、これに加えてあなた自身の仕事のパフォーマンスが悪いと給料が上がらないということもよく聞きますね。
ただし、この機会ですから会社の業績がよかったらや、あなたが新しい資格を取得をしたら給料をあげてもらえるなどのことを口約束でもいいのでしておくのがいいと思います。
そして、次のステップに進むときなどにやめたいと思ったときに給料を上げてもらえないという事になればそれをネタにスムーズにやめることができます。
(4)What does the severance package contain?こちらから聞きたい質問
severance packageって何が含まれるのか?という質問ですね。
まず、severance package とは何?という方も結構多いのではないでしょうか?これは、あなたがリストラされた時にもらえるベネフィットの一部になります。
そのために、別名 separation packageとも言われています。これはカナダでもあなたが住んでいる場所で待遇が異なる可能性があります。なぜなら州政府によって最低保証が異なるからです。
ちなみにオンタリオ州では下記から引用させてもらうとあなたが1年間働いた場合には1年につき1週間分の給料を払わないといけないという法律があります。つまり10年間働けば10週間になります。
しかし、これは最低限のものになりますからここで書きたいのはこの1週間を1年につき2週間などに交渉ができるということですね。
詳しくは下記で
(5)Besides the base pay, what other benefits are negotiable?” こちらから聞きたい質問
給料の他に後は何が(例えば福利厚生など)交渉できますか?という質問ですね。
しかし、少なくても個人の経験談と給料以外の交渉はあまり聞かないですね。ただし、管理職になると福利厚生が一般の方とは違うという話も聞いたことがあるのでここは聞いておくといいと思います。
よく聞くのがincitive bonusなどですね。特にセールスのポジションはここの交渉がよくあると言いますね。そのようなポジションの仕事をしたい場合には是非、知っておきたいフレーズになります。
まとめ
ということで、間違いなくカナダ面接では聞かれる給料についての模範回答案と、さらに給料についてあなたから聞きたいことなどを詳細を解説してきましたね。
前の職種でもらっていた給料の金額やsalary rangeの考え方などを解説してきましたね。
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