カナダ正規留学GPAってなに?知ってほしい事8選

大学関連

カナダの正規留学って何?と思う人がいると思いますので、まずは説明しておきます。

ウキペディアによると日本の大学などで勉強するのと同じように海外の大学で勉強して学位を取得する事とありますね。

つまり、この場合には海外で学位を取る留学となりますね。留学には2年間のディプロマのコースや4年間のディグリーのコース、または大学院のコースなど様々なケースがありますね。

この留学の成績表がGPA(グレード・ポイント・アベレージ)というものになります。つまり日本で言う成績評価値という事になりますね。

この評価値の計算の仕方などは学校によって違います。またこの評価が高いか?低いか?によって色々な事に影響が出てきます。

Grading in education - Wikipedia

この記事ではわたし個人の経験からこのGPAが高かったり、低かったりするとどのような影響があるのか?という事を説明しますね。

就職に有利といわれるけど?

一般的に言われるのはこのGPAが高いと、就職に有利と言われていますね。

ですが、わたし個人の経験で面接時にこのGPAを聞かれたことは1回しかありません。

これまでに就職をした会社はあまり多くありませんが、面接をした数は?

と聞かれれば20社-30社くらいはあると思います。ですので、そのような会社の面接でGPAを聞かれたのは1回のみです。

ただ、これはもしかすると偶然かもしれませんのであまり影響がないとは言えないですが、カレッジ時代に教授に言われたことは平均点くらいあれば問題ないという事でした。

ですので、おそらく、卒業できるレベルであれば問題ないという事なんだと思います。

インターンシップのGETに有利?

少なくてもカナダでは経験なしで卒業後にすぐに仕事をGETするという事が非常に難しいです。これは日本とは大きく違う箇所だと思います。

そのために一般的な学生はまず、インターンシップなどで経験を積むことになります。

よくある流れとして、大学で3年間のコースなどを取って2年間は学科としてしっかり勉強をしてから、3年目はインターンシップなどで会社で仕事を経験(無給も、有給の可能性もあり)して準備するというものです。

このコースだと、3年目以降には仕事をGETできる可能性が高まります。カナダのカレッジや大学ではこのようなプログラムを提供している学校は本当に多いです。

さて、そのインターンシップですが、GPAがどれくらい高いのか?と言いう事は当然、会社が生徒を選ぶ上での選考基準になっていますので影響すると言われています。

そもそも、会社としても職歴がない学生を選ぶわけですから、GPAなどの成績表が審査のポイントになるという事は理解してもらえると思います。

GPAが高いと勉強しながら働ける?

カナダでは語学留学では働けないけど、正規留学ならルールに従って、ある程度は公認として働くことができるという話したことがあると思います。

わたし個人が卒業したカレッジでは(10年以上前)はOFFCAMPUSで働くにはある程度、成績がいい必要がありました。

具体的にすべてのクラスの平均で100%中に70%以上の成績でないと就労ビザは下りないという感じでした。

しかし、時は流れ現在は就労ビザに成績の高低は関係ないようです。

ちなみにカナダビザで働けるビザの記事はこちら

ただし、あとで書きますがこのGPAが低いとドロップアウトしないといけなくなってしまうので、やはりある程度成績が高い必要はあるように思います。(ただし、これに政府からの制限はない)

カレッジなどから四年生大学などにクレジットを移行できる

わたし個人はカレッジから4年制大学にクレジットを移行(コースの繰り上げ)したのですが、この繰り上げという方法にはGPAが80%とか、90%必要とか色々な基準があります。

有名な大学なら高いGPAが必要で、そうでもない大学の人気のない学科なら必要なGPAもそれほど高くないという感じです。

また、カレッジのクレジットを上の4年制大学に移行しようとしてもその学科のテストの合計が低すぎると移行できないという事もあるようです。

奨学金(スカーラーシップ)

わたし個人のGPAは3.7/4 だったのですが、このくらいだと確かギリギリ奨学金を申請できたみたいです。

わたし個人その情報を知らないために申請はしなかったのですが、もしもしていたら$500くらいもらえたみたいですね。

なんてこった!(*´Д`) 奨学金がもらえるGPAですごいと思うかもしれませんが、私の周りではわたしのGPAは低い方でした。

正直な話、わたし個人の知り合いでは4.0という方も、ちらほらいました。(たぶん、ディプロマは絶対評価のためGPAの基準が甘めなのだと思います、4年制大学も絶対評価と言われていますが難易度は大きな違いです)

GPAが高いとアナーディプロマ(名誉 卒業証書)になる

カレッジや4年制大学でGPAが高いと卒業する時にHONOURとなり名誉の卒業証書うという物をGETできます。

これが、何か得なの?と思うかもしれませんがアナーという事で響きはいいですね!!(*’ω’*)私のカレッジの卒業証書もアナーです!(*´Д`)

専攻の変更にGPAが必要

例えば、大学で勉強している最中にプログラムを経済学からコンピューターサイエンスなどに変更したいとしてもGPAが低すぎると変更ができないという事になるようです。

またこれはすくなくてもカナダの大学では一般的な事のようです。ですので、ある程度のGPAはキープしておきたいところです。

下記は私が卒業した、ヨーク大学ですがプログラムの変更には一定のGPAが必要です。

School of Health Policy & Management

大学の3年目から4年目に進めない/大学院で勉強できない

GPAの高低には他にも進学に重要な役割を果たします。例えば、4年制大学の一般なコースは3年のコースと4年のコース(メジャーによる)に分けられますがGPAが低いと4年目に進めずに3年間の学士号で卒業することになります。

また、大学院の修士号などもある程度のGPAがないとプログラムに編入できないという事にもなりかねません。必要GPAがプログラムによって決まっているという事になります。

GPAが低いと落第の危機

大学やカレッジなどで勉強をしていく上でGPAが低いと卒業ができないという事になります。また一定期間の間でGPAが低すぎると一定期間の間に大学の勉強ができないという処置になるようです。

下記にはGPAが低すぎると、罰則として12カ月間ほど、大学で勉強ができなくなるようです。

The Faculty of Liberal Arts & Professional Studies
We’re the largest and most diverse liberal arts faculty in Canada with nearly 100 programs.

そのために、もし永住権の取得が近い場合には待つのも手です。(詳しくは下記に)

まとめ

GPAという、日本で言う成績表ですが高いと奨学金をもらえる可能性がある事や進学に有利だという事が分かりましたね。正規留学が目標の方はぜひ、自分でも調べてみてください。

Jan VašekによるPixabayからの画像

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