カナダの長期在住者の方々がどのくらいこの記事を見ているのかはわかりませんが、10年以上ともなれば永住権保持者の方も多いのではないでしょうか?
わたし個人もカナダには16年、滞在しており永住権を保持しています。この永住権ですが、基本的には5年ごとに更新をする必要があります。
この記事を読んでいただくとカナダの永住権の更新の知識が付きます。現在、すでに永住権を持っている方にお勧めの記事です。
追記:こちらの情報は2022年のものになりますので、あらかじめご了承ください
まずはアドべリーダーをインストール(わたし個人はここで最もつまずきました)
上記のウェブアドレスから永住権の申請する書類などをダウンロードできるページに飛ぶのですが、それクリックしても開けられないという現象が起きます(パソコンによるのかもしれません)
そのためにアドべリーダーをダウンロードする必要があります。
アドべリーダーをインストールする
Download a free trial or buy Adobe products | Adobe Free Trials and Downloads
まず、このソフトがないと、そもそも書類をあけられません。
ダウンロード後にアドべリーダーから明ける必要がある(写真)わたし個人はこの意味が分からず、1時間くらい時間をロスしました。
そのために、アドべリーダーをダウンロード後に必ず、アドべから書類を開きましょう
開ける事(インストールできる)のできる書類は4つ
Instruction Guide IMM5445
永住権 更新のプロセスの手順が書いてあります。かなり、長いですが、詳しく書いてありますので、ここをしっかりと読むと安心だと思います。
Document Check list IMM 5644
こちらは、どのような書類や写真などが必要なのか?という確認リストになります。(1)と、共に確認のために使うといいと思います。
Application for Permanent Residence IMM5444
こちらが、永住権を更新するために記入する、書類になります。個人の情報を記入するのはこれだけです。新規の永住権 申請とくらべるとかなり楽ですね。
Photograph specification for PR cards
**写真はどれでもいいと言うわけではなく、特定のサイズや種類でないと無効になります。(携帯の写真も適用外のようです。**
そのためにお店で撮る必要があるようです。また、このコストですが、ウォールマートなどが安すかったです。また永住権の更新と言えばサイズなども理解しています。
またそれ以外は、代行業者のための書類です。(ですので、個人での更新の場合には必要はないです)
必要な費用と時間
申請費用
手数料は、申請費用が$50【2021年時】ただし、申請者のミスで間違っている場合には、申請書などは戻ってくるみたいです。(さいど、申請☞$50追加)
写真 費用
こちらの写真ですが、写真屋さんなどで撮ってもらう必要があるみたいです。個人のケースでは、ウォールマートに行きました。2枚で$15くらい
郵送 費用
トロントからのカナダのノバスコシア州まで送る必要があります(もしかすると、州によって送る場所が違うかもしれません)。
方法は、2つあり、一般(Regular)とCourier メールがあります。 どちらかは、書類を送るだで、もう1つの方は送った書類がいま、どこにあるのか?を調べることができます。
わたし個人は、大事な書類でなくなると、困るのでこちらを選びました。コストは$13(税込み)でした
待ち時間が最長で120日と長め
まず、書類を送ってから2021年の4月の時点でやく90日間、かかるようです。(この時期は新型コロナが厳しい時期ですから長めかもしれません)
(緊急のケース)
また、緊急で永住権が欲しい場合には緊急で申請する事が可能みたいですね。仕事や、自身や家族などの病気などの理由が考えられるようです。
(こちらから飛べます)
Urgent processing of a permanent resident card – Canada.ca
Check processing times – Canada.ca
更新には条件がある
5年間中に2年間はカナダに滞在する必要がある
永住権の更新にかならず、必要な条件です。よく間違える方がいるのですが、過去の5年間で2年間【730日間】はカナダに居ないといけません。
また、過去の5年間であれば、日数が飛んでも問題はないようです。
例外あり
外国のカナダ大使館などで働いていたり、軍隊で海外に居たやカナダ市民権 保持者と婚姻関係の場合には例外と言います。
【詳しくは専門家にご相談ください】
永住権をすでに持っている事
こちらは、永住権の更新であり、申請ではない事に注意が必要です。手数料や、書類などが新規の方とはかなり違いますので、間違えないようにしましょう。
カナダ国内からから更新できる事
また、条件の1つにカナダ国内から申請する、と言う項目があります。ただし、海外からでは更新ができないという事ではないみたいです。
PRTDという、短期間有効の書類を発行する必要があるようです。また、申請をしたものの、更新が終わるまでに海外に出てしまうケースでもこちらが必要みたいです。
Permanent resident travel document: How to apply – Canada.ca
次の9カ月間に失効する/すでに失効している
あなたの永住権がつぎの9カ月間で失効する、すでに失効している。
名前/性別/誕生日などを直した
どうやら、カナダでは名前や誕生日もを変更できるみたいですね。こちらは、知りませんでした。ですので、そのような時も申請する必要があります。
カナダの市民権を持っていない
カナダの市民権を持っているという事は、永住権を持てないという事ですね。どうやら、市民権を得るためには、試験があるようです。
合格、宣誓して、永住権を返却する必要があるみたいです。そのために、この項目が必要になってきます。
紛失や盗難のケース
こちらは予想だにしない出来事ですが、こちらのケースも再申請をする必要があります。また破損したケースもここに該当します。
PRカードを見るとわかりますが、ホログラムが入っており、偽物かどうか?の判断が簡単につくようです。そのために、破損した場合にはすぐに交換する必要があるようです。
永住権申請の注意点
海外で失効するとめんどくさい
海外で失効すると、永住権の更新ではなく、仮の永住権を申請することになります。これをPRTDと言うみたいですね。
ただし、このケースは国に1か所ていどしかないようで総領事館などに取りに行く必要があるみたいです。また、いくつかの国にはないようで、そのケースは他の国に行く必要があるようです。
申請後の注意点
連絡がないときの注意点
カナダ政府が永住権を送って、6週間 経過をしても届かない場合には下記の手順を踏んで再申請する必要があるようです。
途中で住所が変わった
変わったら、すぐに政府の方に連絡する必要があります。連絡方法は下記から調べることができます。
Change my address – Immigration and citizenship – Canada.ca
ほとんどのケースで5年間
PRカードを更新すると、ほとんどのケースで5年間、伸ばせるみたいです。ただし、稀に1年間のケースがあると言います。
ごく稀にオフィスの取りに行く必要がある
また、稀にあなたの家に送られることはなく、ちかくのオフィスに取りに行く必要があるとの事です。
支払いはクレジットカードかデビットカード
$50の申請費用ですが、クレジットカードかデビットカードで払う必要があります。そのときにカードが使えないと当然ながら払えません。
またその時にプリンターが必要です。領収書を印刷する必要があります。その領収書ですが、メールアドレスに届くのでメールアドレスも必要です。
郵便局で書類を送った後の数か月後にメールで確認の連絡が来ます。こうなると、カナダ移民局の確認が取れたという事になりますね。
パッケージを送ってから、約90日(ほぼ予定通り)で新しいPRカードが届きました。この際に、まだ有効な古い方のPRカードは消去する必要があるようです。
まとめ
という事で、永住権の更新の記事を書いてきました。カナダ国内と、海外からでは手順が違う事。また国内からでも時期によって待ち時間が違うことなど色々、分かったと思います。
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