日本からカナダに留学や旅行などに来たことがある方なら一回は思ったことがあると思います。”カナダの税金て高い” レストランのチップもある意味税金みたいなものですよね。
バンクーバーをはじめ、トロントなどの都市は日本よりも高い消費税が適用されています。また基本的にはすべての商品に購入時に課税されます。
そのために、カナダでビジネスを始めたら税金で利益のほとんどを持っていかれるのでは?と思いませんか?
カナダから日本製品を輸入して販売した場合にはどれくらいの税金を販売者が払うのか?実はこれ”あなたが輸入する商品によりますここでは大まかにどのような税金がカナダには存在してるのかまた、どのような商品にどのような関税が掛かるのかを説明していきます。
日本に比べると間違いで税金を払うことが明らかに多いと言われていますので、しっかりと予習してください。間違いで税金を多く払っていまった場合には手続きで返金の申請ができますが、それはまた今度の機会に読んでいただければと思います。
売上税(sales tax)
日本で言う消費税に近いタイプのものです、売上税を支払うのは最終消費者のみであるので厳密に言えば日本とはかなり違います。
しかしイメージとしてこの表現が日本人のみなさんに一番理解してもらうことができると思います。
また、非常に重要なことにほとんどのケースで日本からカナダに輸入した場合にはこちらの売上税を支払う必要があります(例外、ごく一部の食品など)。またこちらの税金のタイプは大きく分けて2つになります。
カナダ政府の消費税
まずはカナダ政府が消費税として課税している税金です。この話をするとほとんどの方はどう言う事??という感じの話ということになると思います。
しかし、GSTと言えばほとんどの方が意味が分かると思います。まだ??と言う方は一回、レシートなどを確認してみてください”このGSTがほとんどのケースで課税されています。
オンタリオ州の場合にはHST=13%のみ記載となっていますが、この中身はGST 5%と州税の8%でトータルで13%となります。
またバンクーバーで品物を購入するとGST 5%とPSTが7%で合計が12%になっていると思います。こちらはオンタリオ州と比べると少し低くなっています。
カナダの州政府の税
もうカナダ滞在期間が長い方なら気づいているかもしれんませんが、実はこのカナダ州政府の消費税はあなたが住んでいる場所によって税率が違います。傾向ですがケベックなどの東側が高く、アルバータなどの西側が低くなっています。
また非常に重要なことに”この税金はほとんどのケースで最終消費者が払う義務があります。
カナダの関税について
次に関税についてお話をします。上記で売上税を説明しましたがこれは主に消費者をターゲットにした消費に対しての税金という話をしましたね。
こちらの関税は主に他国から商品を輸入してカナダ国内に入れるときに発生する税金と考えてもらっていいです。では何故、他国から商品をカナダ国内に輸入すると輸入者/輸出業者は税金を払う必要があるのでしょうか?
それは国内の産業を守るためです。例えば、アジアの一部の地域から乳製品や肉などをたくさん輸入してしまうと、カナダの基幹産業である畜産を守ることができなくなってしまいます。
そうなれば、カナダ国内は失業者であふれかえることになってしまいます。そのために国内の産業を守る目的で導入するのがこのタイプの関税です。
まれに品物を輸出するにも関税(カナダにも数少ないですが、いくつかあります)が掛かることがありますが、こちらはかなり珍しいです。
金額に課税するタイプ
また、関税には大まかに分けて3つの方法で輸入品にたいして関税を掛けています。まず、その輸入額に関税率を適用させる方法です。こちらが世界的には一般的なスタイルになります。
重量(重さに)課税するタイプ
次に乳製品などの畜産品に多いのですが、重さなどを対象にして課税する方法です。
例えば100キロまで関税がほとんど発生しないにも関わらず、それ以降は関税が大幅に上がるタイプの商品も存在します。また許可証の有無で関税が変わる商品も多く存在します。
個数に課税するタイプ
こちらは多いわけではないですが、個数に対して関税を掛けるタイプもあります。
*また重さと、金額をミックスするタイプも存在します。**
またそれがビジネス目的(商業用)の輸入なのか?個人使用のための輸入なのか?にもよって関税も異なることがあります。個人使用などの目的場合には関税は総じて甘めです。
物品税と何?(EXICSE DUTY)
また他にも関税率が高すぎる商品にタバコやお酒類があります。これらの商品は一般の関税に加えて物品税も上乗せになるために、商品によっては買ってきた価格よりも税金の方が高くなるケースもあります。
またタバコなどの商品は関税や、売上税が掛かかりさらに物品税も掛かります。そのために、それを知らないでタバコを日本から輸入しようとすると恐ろしく高い税金になることがあるのです(飛行機などでの入国は一部免税)
つまり、関税が高いというのは間違いで色々な種類の税が掛かるから高い(カナダ)と考えてください。タバコと言えばカナダ政府の財源ですから、ここを海外製のタバコに邪魔をされたくないというのが本音だと思います。これと同じ事がお酒類にも言えるわけですね。
大麻税
2017年の大麻合法化に大麻にも税金が掛かるようになっているようです。
贅沢品税
先ほど、物品税という税金のタイプを紹介しましたね、主に嗜好品であるタバコなどが対象でしたが他にも贅沢税というカテゴリーも存在します。
こちらは単純に言うと金額高い商品に多いです。例えば、10万ドルを超える車や個人用の飛行機などが対象です。”生活に必要ないでしょう?税金たくさん払ってくださいね!と言うことだと思います。
関税がかからない商品がある
上記に色々なタイプの商品に色々なタイプの税金がかかると説明してきましたが、中には関税が掛からない商品もかなり存在します。
カナダの場合には主に機械類ですね、世界貿易機関(WTO)は国によって優れている産業が違うから1つの国が”すべての商品を生産するのは世界経済にプラスにはならない!得意な産業にフォーカスしましょうといっています。
日本なら機械類、カナダなら畜産など産業ですね。こうすることによって、効率がよく世界経済を回せると言っているんですね。
”いろいろな国がいろいろな業種を生産すると”最終的には争い(実際に第2次世界大戦の1つの原因は貿易だったと考える経済学者もいます)なってしまう
このような事態を避けるために国は得意な産業を絞りましょうとWTOは言っているんですね。
過去には前大統領のトランプのせいでカナダ人が払う税金が増えたことも
2016年のアメリカ選挙でアメリカ大統領になったドナルドトランプ氏ですが、この方の影響で関税が増えたこともあります。こちらは主にカナダの鉄鋼産業を対象にした関税でした。
ドナルド・トランプ氏が大統領になる前から”カナダが鉄鋼製品をアメリカに輸出するからアメリカの産業が衰退しているといいだして、
”新しく関税をかけると公言して”就任後に実際に関税は発動させました。たしか、10%くらいだったと思います。これに対抗して”カナダ政府もアメリカから来る鉄鋼製品に関税をかけ返して、関税合戦に発展しました”
ただし、こちらは2021年に終焉しています。
売上税、関税が掛からないことも希にある
基本的にはカナダにどのような商品であれ、輸入すると税金がかかります。ただし、中にはまったく税金がかからない商品も存在します。
余り多くないのですが、処方箋のお薬は確か数少ない商品の1つだったと思います。
他にも、輸入する商品の金額が一定の額に満たないケースでは何も税金がかからないことがあります。当然、輸送量などはかかります。
まとめ
というわけでカナダに存在する色々なタイプの税金を紹介してきましたね。消費にかかる税や輸入にかかる税金、ならびにぜいたく品にかかる税など様々なものが存在しています。
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