突然ですが、カナダのワーキングホリデーとは具体的にどのような許可証をカナダ移民局から得てカナダに入国できるかを知っている方はいますか?
ワーホリのビザで働けるのは知っているけど、詳細はわかりません。という方も多いのではないでしょうか?働けるビザですから、こちらは就労ビザで間違いないです。
しかし、重要な事に短期の就労ビザになります。と言う事は当然、働ける時間も1年間ていど(国によっては2年間)と限られる事になります。
この短期の就労ビザですが、面接の時に質問をされる内容が長期の就労者とは異なるケースが多々あります。
この記事では具体的にワーホリ(短期の就労ビザ)面接で聞かれることに焦点をあてて、説明していきます。わたし個人もカナダ国内で期限付きの就労ビザで短期/長期で異なる職種を10回以上経験しています。
個人の経験談なども書いていきますので是非、参考にしてください。
- What is your availability?
- “Do you have all the mandatory skills listed in the posting?”
- when will your work permit expire?
- Why are you interested in this job?
- Can you tell me about a time you had to adapt quickly to a new environment?
- What skills can you bring to this position?
- Are you able to work in overtime?
- What motivates you at work?
- Would you be able to become a full-time employee if offered?
- Do you have any questions?
What is your availability?
働けることが可能な時間帯はいつですか? という質問になります。まず日本で言う特定の時間に満たないアルバイトをカナダではパートタイムの仕事と表現することが多いです。
ただし定義上では就労時間が30時間から40時間程度働く場合にはアルバイトでもフルタイムの仕事となりパートタイムとは言わないです。
この質問ですが経営者や管理職はあなたがどこの時間帯に働けるのかをしっかりと確認したいと思っています。
例えば、観光や飲食などは国民の休日などにも就労が可能である方を、さらに言えば遅番などのシフトでも働いてくれる従業員を雇いたいと思っていることが多いです。
それは単純ですね、国民の休日に働きたくないと考える従業員は結構いるからですね。つまり、ここでの模範解答は”I can work 24hours/7days” 24時間いつでも働けるよ。 と言うのが理想です。
面接をパスしてしまえば後で交渉は可能ですので受かるための面接をここで勉強しましょう!
“Do you have all the mandatory skills listed in the posting?”
この仕事に必要なすべてのスキルはありますか?という質問になります。どのような経営者でも最終的には仕事を円滑に回せるだけのスキルがあなたにすでにあるのか?を知りたいと言うことですね。
このような質問をされたら過去のあなたの職歴をあなたから自発的に面接官に説明をするくらいの勢いがあるといいですね。
模範解答はFor sure, I do have the experiences, May I explain to you? もちろんです!説明をさせてもらってもいいですか? と言う一文を自信ありげに語りましょう!
when will your work permit expire?
あなたの就労ビザはいつ失効しますか?と言う質問ですね。こちらの質問は実は労働基準法でいうと言うとグレーの可能性があります。
しかし、個人の経験ではわりと聞かれる質問になりますのでここで一例として書いておきます。具体的に失効の日を聞かれた場合にはあなたの残りの期間を正直に答えてください。
また、よくある聞かれかたに“働ける期間は十分にありますか?”というパターンもありますのでその場合には具体的な日時は言わない方がいいです。模範解答はYes I have
もちろん十分にありますよ!と答えて次の話題に移ってください。
カナダは移民大国のために就労ビザで働いている方は多いのですが、ワーホリなどの短期の就労ビザで働いている方はわりと少ないと言われていますね。
そのために、就労ができる残りの期間が短すぎるとマイナスだと考える経営者もいます。このことは覚えてほしいと思います(巷では6ヶ月間あれば問題ないと言われています)。
Why are you interested in this job?
この仕事に興味を持ったのはなぜですか?と言う質問で間違いないです。こちらの質問はかなり聞かれやすいので3つのパターンに分けて説明します。
Professional fit(あなたにはその職種または似ている仕事で過去に職務経験がある場合) 専門性を強調する
まず、日本や他の国などでその仕事の経験がある場合には“あなたの過去の経験がその仕事でいかすことができると思った”と答えてください。
そのために、お店にとも経験者を雇うことはプラスになるでしょ?と答えてください。
英語で言うと““I’m interested in this job because I can see that in this role, my skill sets would benefit you” この仕事の経験があるので、わたしを雇うことで会社も利点があると思います。という感じですね。
しかし、当然 あなた自身にその仕事の経験が過去にあるとは限りませんよね?
Cultural fit 文化性(その会社やお店などが好きという説明する)
その場合にはその会社の環境などの良さを前面に押し出す回答例があるようです。例えば、そのお店が評判が良くて、そのようなお店なら従業員の方も素晴らしい方が多いと思うので是非働いてみたい。
とか、お店が忙しくて仕事が多そうだから給料的にも安定した仕事を希望しています。などがこの類いの模範解答になるようです。お金よりも安定した仕事が欲しいという表現の仕方がいいようです。
単純にお金を稼ぎたいというのは日本で言うとずる賢いイメージがあるかもしれませんが、カナダでは安定した稼ぎあると言う回答をするとしっかりと働いてくれるのでは?と言うイメージになることが多いようです。
例:this company has a good reputation, so I would enjoy working
会社の評判がいいために働きがいがあると思います。
Personal fit 主観性 (個人的な条件で有利なことを説明する)
他にも、回答方法にあなた個人のケースではその会社で働くことが有利である事を説明します。
例えば、あなたの家がその会社の隣にあるケースではどうでしょうか?どう考えてもこれはプラスですよね?
わたし個人は面接を50回程度していますが、面接の質問で“あなたの家が会社からどのくらい離れているのか?”はよく聞かれます。
そして、わたし個人の経験上ではその会社に近ければ近いほど有利であるようです。それはそうですよね?出勤をしないといけないケースがほとんどですからね。
他にも、バス一本で深夜でも帰宅することが可能です。などの回答例がありますね。他にも、知人の紹介での面接では有利になることが多々あります。
知り合いの紹介なので信用が高いと思われる、他にも日本人同士ならお互いに困った的には助けることができるのは利点ですよね?そのように経営者も考える傾向があるようですね。
模範解答:this job is only five minutes from my home, the commute time would be very short
家がここから5分の場所で通勤時間は短くて済みます。
Can you tell me about a time you had to adapt quickly to a new environment?
新しい環境に適応できた時の話を教えてください。と言う質問ですね。この質問もあるあるになります。
仕事をすると言うことは新しい環境に素早く適応しないといけないと言うことですよね?
実はこれはワーホリなどの方などには本当に簡単な質問なんです。みなさんは短期の就労ビザでカナダで仕事を探していますので、これはカナダの環境に適応し始めていると言うことですよね?
ワーホリなどの就労ビザで他国で働く事は簡単なことでありません。あなたがカナダに来た経緯などを説明するといいと思います。
他にも最近ではワーホリなどで他の英語圏での就労経験などがすでにある方も多いのでそのような方は他国ですでにワーホリの体験談などを説明しましょう。
What skills can you bring to this position?
この仕事で使えそうなスキルを教えてください。と言う質問ですね。このような質問はあまり深く考える必要はないと思います。その仕事に生かせそうなあなたの趣味や経験を正直に答えるといいようです。
例をあげておきます。
(1)I am very independent worker and I need the least supervision to complete the tasks
わたしは上司などの指導も最小限で仕事を円滑に進めていくことができます。←仕事を覚えるのにあまり時間はかかりませんと言うニュアンスを表現できます。
(2) I ‘d love to help the customers, with their problem and I always look forward to the opportunity to assist customers who have an issue.
一個人の客の立場を考えて問題を解決するのが得意です、またその機会を心待ちしています。日本語に訳するこんな感じになります。
この回答は接客業などのケースなどであれば当然プラスになると思います。
Are you able to work in overtime?
残業などをすることは可能ですか?と言う質問内容です。これは職種によってどのくらい残業があるのかは?異なります。
しかしどのような職種でも繁忙期はあると思いますので、そのときに残業が可能なのか?が焦点ですね。
ここでの回答方法ですが、単純に残業が可能ですという回答だと不十分のようで必要なときに必要な分だけ働けるという柔軟性を持っている事であなたにはflexibilityがあるという回答方法がいいようです。
模範解答: I am definitely flexible when it comes to working hours 残業が必要なときには柔軟に対応できます。
What motivates you at work?
あなたの仕事に対するモチベーションなんですか?と言う質問ですね、これもカナダ面接ではあるあるの質問になります。
個人的にはこのような質問で安定した仕事(お金)の事を話すのもありなのかな?と思ったのですが、わたし個人が引用したINDEEではどうやらNGみたいですね。
お金のことを話すよりもこの仕事は将来の新しいキャリアーの最初のステップというような感じの回答方法が正しいようです。そのために模範回答の例としては
模範解答:I like challenging myself and advancing on a personal level and this helps to develop new skills for my career, so this is definitely good thing
仕事の動機と言えばわたし個人のスキルなどを磨くためです。将来的にスキルなどでレベルアップができると思いますのでわたしのキャリアにプラスです。
Would you be able to become a full-time employee if offered?
フルタイムのポジションがあったら興味はありますか?という質問ですね。基本的にこの質問にはフルタイムのポジションがあれば興味があることを全面に押し出すべきとしていますね。
ただし、状況によってはこのような回答をするとマイナスになることもあるようです。例えば、インターンシップのポジションですね。
インターンシップと言えば、基本的は短期のポジションです。他にも、産休の代わりのポジションでこのケースでもフルタイムの仕事は将来的にも可能性は高くないと思います。
このようなケースを除いた場合ではとても興味があることを伝えましょう、こうすることによってやる気を伝えることができます。
模範解答として:Yes for sure! I would love to work in full time
もちろんです、フルタイムで働いてみたいと思います。
Do you have any questions?
何か質問はありますか?この質問は必ずと言っていいほど聞かれます。また、この質問が面接の最後の質問になることも多いです。
そのために、あなたが聞きたい質問があったらここで絶対に聞かないといけません。また1番してはいけないのが“”質問はありません“というケースです。
あなたのやる気を見せるために、最低でも1つくらいは質問をするべきだと言いますね。
例えば、レストランなどのバーテンダーの仕事では一日にどのくらいのお酒を作る必要があるのか?や、作るお酒の種類などを質問してみたりするなどの方法があります。
また他にもおすすめなのが“この仕事を絶対にやりたいと思いますので、まだ結果は出ていませんが、わたし個人今からが勉強できることがあれば教えてください”
というようにやる気を全面に押し出す方法が理想のようですね。
模範解答:Do you have any concerns about my candidacy?
何かわたし個人の事で心配や懸念などはありますか?と言うように面接官の方に逆に質問を仕返す方法もありのようですね。
まとめ
ということで短期の就労でよくある面接の質問を書いてきましたね。よくある質問にあなたの働ける時間帯の質問や、また残業が可能なのか、などがありましたね。
また、働く上でのあなたのスキルを教えてくださいや必要なスキルを持っているのかを聞かれている質問もあったと思います。
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