この記事を読んでいる方でカナダ移住に興味がある方がたくさんいると思います。カナダ移住や、カナダ留学とイメージすると、まるですべてが素晴らしいように聞こえてくるかもしれません。
しかし、みなさんが興味があるカナダ生活は利点もたくさんあるものの欠点も当然あります。
この記事ではカナダ在住18年目が個人で感じた欠点(日本と比べてイライラしたことなど)をカナダの飲食、生活環境、医療系の3つのトピックから紹介します。ぜひ参考にしてください。
**こちらの記事はあくまでも日本と比べてしまうとイライラしてしまうという意味でカナダ生活を批判しているものではありません。”100%個人の偏見と独断で書いた記事です。
飲食でのイライラ
カナダの飲食というと、日本のそれとはいろいろな意味で違います。例えば、チップがあることや外食が相対的に値段が高いことなどがあげられると思います。
接客が適当すぎる
他にも、ツイッターなどでよく聞く話としては接客が適当すぎるという内容のものですね。この記事を読んでいる方でもカナダと日本は文化違うので、それはしょうがないのではないか?
と思うかもしれませんが、中にはコンビニに店員がいないので物が買えなかったや、他にも交通機関で職員が居眠りして、道を聞くことができなかったなどいろいろな話を聞きます。日本ではあまり聞かないレベルの適当が発生するみたいですね。
簡単な計算ができない
日本のコンビニで525円の買い物をしたとしましょう、1000円札と25円で合計1025円を出して500円玉のお釣りをもらうことを考える人はいませんか?
日本ではよくあることで、このようにして小銭を増やすのを防ぐ方もたくさんいると思います。
しかし、カナダではこれをやると店員が混乱してしまいます。←あくでも、このような計算になれていないのであってできなわけではありません。
わたしもカナダに来た初年度にはかなりトライしましたが、カナダではこのようにして小銭を減らすのは一般的ではなく何でもいいので会計の合計金額よりも多い額を出すということが重要です。
それでもないと余計に時間がかかります。国が違うのですから考え方も当然、異なります。
チップが少ないとキレられた
日本の飲食文化にはなくても、カナダの外食に存在することと言えばチップ制度ですね。そのために、定価$10の外食をしても、税金やチップで$13-$14くらいにはなってしまいます。
これは高いですよね?これに加えて、アルコール類なども消費することもありますので、カナダの外食は高くなります。
カナダでは高い消費税(バンクーバーやトロントでは12%-13%程度で、他の都市ではこれよりもさらに高い場合にもあります。)に加えて、チップ制になっているためにさらに高いです。
ここで日本人の方々に知ってほしいことと言えば、飲食などには他にもチップが必要で一般的なサービスで15%程度の支払いは必要になってきます。
にもかかわらず、5%ー10%程度のチップの支払いしかしないと”我々のサービスに何か問題はありましたか?”お店のサーバーなどに突っ込まれるケースが出てくるんですね。
カナダの飲食ではチップはマナーの1つで払う必要があるものです。そのために、その費用も計算に入れて外食をしましょう。
生活環境でのイライラ
日本とカナダの生活環境をくらべてしまうと、色々なことが違いますよね?よく聞くのは寒すぎるや雨が多いというカナダ特有の環境のことですね。
当然、日本と比べて地震などの災害が少ないので悪いことだけではありません
寒すぎる
まず、カナダ移住をしたいという方には避けられないことですね。
カナダの大都市で一番、温暖な気候のバンクーバーですら日本でいう東京都と同じくらいの気候でトロントやモントリオールになるとかなり寒いです。具体的にトロントではマイナス20くらいにはなりますね。 ですが、一言いいたいのですが、気候の話を言っちゃおしまいだよね。
交通機関が時間通りに来ない
他にも日本と比べると、交通機関が時間通りに来ないということが欠点と考える人が多いと思います。
実際に交通機関がかなり発達しているトロントでもちょくちょく遅延しますし、かなりイタイことにバスなどが予定時間よりも早く来ることもあります。
そんな時には思うんですよね、”あっ、しまった間に合わなかった。しょうがない次まで待とうって”カナダに長期間住んでいるとこれにも慣れてきます。
また、確かに日本比べると遅延は多いのですがカナダの生活環境がそれをすでに知っているために職場にしろ、病院にしろ、先に連絡をすれば問題ないことが多いですね。
例えば30分遅れても、やる仕事をしっかりとやれば定時に帰っても問題ないという感じの環境ですからね
遊ぶ場所が少ない
それを言っちゃおしまいよ!この記事を見てね♡
医療関係でのイライラ
少し前に日本の国民皆保険制度がカナダと比べてどのくらい優れているのか?ということを調べて記事にしたことがあります。
日本の皆保険制度はカナダよりも優れていると思います。そのようなことも日本に住んでいるとあまり実感できないですよね?
しかし、それでも世界的にみるとカナダの医療制度も大病のケースでは無償なるなど先進国の中でも優れているようですね。(州政府の保険に加入などの条件あり)しかし当然、欠点もあります。
医者にすぐにかかれない(予約制)
カナダにある程度すんでいると、お医者にかかるのにとても長い時間がかかるという話を聞いたことがありませんか?
例えば緊急ではない、病気の治療ですね。ヘルニアなどはこれに該当するようですが、手術が必要なレベルなので緊急と言えば緊急だと考えることもできると思います。
私の知っている方でこのヘルニア手術をするまでに1年間待った方がいますね。さすがに長すぎだと思います。
処方箋の適用の薬でも100%自腹の薬がほとんど
他にも日本の場合にはお医者さんにかかるとあなたの年齢や職業なども関係しますが、一般的に1割から3割の負担だけで医療が受けられますよね?
カナダの場合には違います。お薬は一般的には100%負担ですね。ただし、病気によってはジェネリック医薬品などはかなり安価に処方されることがあります。
しかし、ジェネリックがまだない新しい薬の場合には月の医薬品の金額が$100-$200になるという人もたくさんいます。
とはいっても、会社などで働いている人は会社の保険でカバーされるために無料ということもありますが、そのような話ではないですよね?
会社の保険などでカバーされていない人もたくさんいますので、これは日本と比べると明らかな欠点になると思います。
まとめ
ということでカナダで生活していてイラっとする事という感じで書いてきましたが、どうでしたか?日本では当たり前のことでもカナダではそうではないという事が理解できたと思います。
飲食のイライラから医療のイライラまで色々なことを書いてきましたね。
Anil sharmaによるPixabayからの画像
kristamoniqueによるPixabayからの画像
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