カナダには多国籍の方がいますが、じつはドイツからの方もかなりいます。またドイツ系のかたは身長が高く、すらーっとしている方が多いように思っていましたが、それもそのはずで平均身長で180cmを超えるみたいですね。
わたし個人の知り合いでドイツからの留学生がいましたが、180cmどころか、2メートルくらいある方でしたね。さて、前置きはこれくらいにしてそろそろいってみましょう!
パートーナーの出会いと大学院だった。
4歳年上のドイツ人の大学院生の彼との出会いはマッチングアプリでした。カナダへ渡航してすぐにダウンロードしたアプリですぐにマッチし、メッセージのやり取りをしばらく続けていました。
渡航して3週間ほど経った頃に、ビール醸造所がバーに併設されているブリュワリーに行こうと誘われ、そこで初めて彼と対面しました。
長身、ブロンド、ブルーアイで典型的なドイツ人だなぁという第一印象でした。アウトドアやウィンタースポーツが好きな点や、音楽の趣味も合った為、すぐに意気投合。
その後も3件ほどバーをハシゴし楽しい夜を過ごし、そのあとは2か月間くらいデートを続けていましたが、段々とお互いに恋愛感情よりも友情の方が強くなってしまい、デートへ行くことはなくなってしまいました。
しかし、今でも何人かで一緒に飲みに行く飲み友達として交流があります。
日常を過ごすことがデートだった。
彼とのデートは基本的に地味で、近場にハイキングへ行くことはありますが、基本的にはとても質素なものが多いです。
買い物へ行った後に家で一緒に料理をしたり、お酒を飲みながら映画を見たり、まったりと過ごすことがほとんど。
日本では付き合う前にしっかりとしたデートに誘う文化が主流だと思いますが、特にそういったロマンチックなデートというものは2か月間ほぼなかったです。
もう少し色々な場所にお出かけしたいと彼に伝えたこともありましたが、日常を一緒に過ごすということがデートの一部というような感覚らしく、私としては少し物足りなく感じてしまいました。
よくあるデートのパターンが、IKEAやショッピングモールなどでウィンドウショッピング⇒スーパーで食材の買い出し⇒彼の家で一緒に料理⇒彼のシェアメイト達と一緒に飲む⇒映画を見るというようなものでした。
特別なことはしていなくても一緒にいるだけで楽しいと感じられるかどうかが分かるので、お互いに本当に好き同士なら良いと思いますが、ドキドキ感がもっと欲しいと思ってしまい結局付き合うまでに至りませんでした。
日本人と似た性格や感覚に安心
彼とデートを続けていく中で本当に感心したのが、絶対に時間を守るということでした。
待ち合わせ時間に遅れたことは一度もなく、渋滞状況などもきちんと把握したうえで出発してくるので、車で家まで迎えに来てもらう時でさえもきちんと待ち合わせ時間前に到着するように来てくれました。
他にもドイツ人の友人が複数人いますが、男女関係なくみんなタイムスケジュールがとても上手なので、そういう国民性なのだと思います。
連絡も非常にマメで、今どこで何をしているか逐一報告してくれましたし、別々に休日を過ごした日なんかは、写真と共にどんな一日を過ごしたのか毎回連絡をくれました。
私自身は時間厳守というような考えはなく、多少であれば柔軟に受け入れられるタイプで、連絡もマメではないので、私が遅刻してしまった際は彼によく嫌味を言われていました。
他にも、家は常に清潔ですし整理整頓が上手なため、日本人と同じ感覚で過ごすことができたので快適でした。
レディーファースに感動、お会計は割り勘
そんな日本的な感覚もあるドイツ人の彼ですが、日本人との恋愛と大きく違った点は、レディーファーストを徹底してくれるということでした。
車のドアは必ず開けてくれますし、お店に入るときもドアを開けて先に入らせてくれます。また、私に対してだけでなく、駅やバスで重い荷物を持っている女性がいれば積極的に運んであげていました。
彼とデートする前はドイツは男女平等が徹底されているイメージでしたが、マナーとしてレディーファーストが根付いているようです。
とはいえ、男女平等という考えがやはり根本的にあるので、外食をした際のお会計は自分が食べたものだけを払うという形で、基本的には割り勘でした。
ただ、割り勘でも良いかきちんとお会計前にハッキリと聞いてくれますし、少し多めに出してくれるときもあるので、嫌な気分にはなることはあまりありませんでした。
ただ、ファーストデートから割り勘だったので、そこは正直がっかりしてしまいました。初回くらい奢って欲しかったないうのが本音です。
非常にまめで時間厳守の人間性と言うことで、もしかすると日本人と似ているところがあるのかもしれませんね。
レディーファーストで支払いはいつも割り勘と言うことで男女平等が徹底されているとのことで、結構びっくりしましたね。
やはり、日本人とは似て、非なる箇所もあると言うことなんですね。
今回も素晴らしい体験談ありがとうございました。
Julieta MascarellaによるPixabayからの画像
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