カナダ系で働いて驚いた事を8点ほど議論してみる【日本人ゼロ!完全外資】

カナダ仕事

カナダ移民の日本人の方でもトロントかバンクーバー以外の場所で働いている事はまれです。2016年の統計で日系のカナダ人は12万人もいます。

これを聞くと思ったより多いと思うかもしれませんが、全体の.3%です。つまり300人に1人くらいです。

またその8割はトロントとバンクバーに集中しています。ですので、これを考えるとそれらの以外の都市での日本人は極めて少ないと考えていいのです。

事実、それら以外の都市(アルバータ州)で2年間働ていましたが同僚はすべて日本人以外でした。そもそもダウンタウンで日本語を聞いた事が数回だけと言う極端な環境ででもありました。

この記事を読んでいただくと、カナダのマイナーな都市の仕事事情を理解できます。(ただし、あくまでも、個人の経験です)

残業はほぼなし

これはこのブログで何回も言っていますが、カナダは本当に残業が少ないです。(あくまで日系以外)これはカナダの文化として残業と言う考え方が一般的ではないからです。

そのためにあなたがカナダの会社で働く場合には当然の権利として残業をしない事を主張できます。

ただし、一部は入社するときに残業をする可能性がある事が、契約書の中に含まれる可能性がります。(これは正社員ならよくあるパターンです)ですので、これもしっかり確認しておきましょう。

ただし、わたしのこの会社で時給が30%増しで土曜日に4時間ほど休日に出た時期が数カ月間ありました。(もちろんお互いの合意の上)

有給消化は全部が当たり前。

日本ではまずありえない有給の全消化ですが、カナダの場合には90%近いです。またこの10%ですが、ほとんどの場合で管理職の方がすべてを使えていないもので、一般の社員の消化率は100%に近いと言われています。

1年間で使えていない休暇の分の給料は会社が支払う必要があるという法律がある場所もあります。(ただし州によって、異なる)

ちなみにカナダの労働基準法の記事はこちら

キッチン料理大会

一般の日系の会社でこんなことは絶対にないという事が、カナダ系の物流の会社でありました。わたし個人が2年間働いていたアルバータ州の会社ではcooking competition というものがありました。

具体的に、会社にいた40人くらいで5組のグループ(現地の管理職もチームに入っていたのですが、気まずいという感じにならないんですよね)に分けてAチームは日本食、Bチームはメキシコ料理と言う感じで、つくる料理を決めてお互いのチームでその料理作っていきます。

また1番、評判が良かった料理には(チーム)1日程度の有給休暇が提供されていましたが、結局はそのカナダの会社でも一部の人間はその有給は使えてなかったですね。やっぱりなー

仮装大会(ハロウィン大会)

はい、これも日本の会社ではかなり珍しいのではないでしょうか?もちろん、週末にそのようなイベントがあるという事ではないですよ。

上の料理対決もこの仮装大会も、通常業務の時間の中で行われたものです。

職種によって、繁忙期と閑散期が明らかに分かれる事がありますが、物流は9月から12月の時期までは忙しいのです。

もちろん、ハロウィ-ンパーティーの時期は10月の終わりの時期ですので、一番忙しい時期のわけです。でも、ハロウィーンは強行されました!

そうです、そんな所もわたしがカナダ系の会社が好きな理由の一つなんです。(もちろん、すべての会社がこうとは限りません。しかし、明らかに日系に比べるとカナダ系の方が緩いです)

トロントのおすすめのイベントはこちらです

寂しするぎるくらい完璧な英語環境

そもそも、カナダのトロントで卒業した直後は金融危機の真っただ中でした。そのためにカナダでは仕事を探すという事が非常に難しいという時期でした。

カナダは日本と違い、どこどこの有名な大学卒でも、基本的に学歴ではなく経験値で仕事をGETするものです。ですので、仕事を探すという事が難しかったわけです。

そのためにカナダ国内ならどこでもいいので履歴書を送っていました、そしたらカナダのかなり北部の方のアルバータ州と言うところで仕事があったわけです。

ただし、ここが日本人が全くいないという場所とは全く知りませんでした。そもそも、アジア系が全体の10%くらいしかいなく、アジア系のスーパーマーケットも少なかったです。

これは単純に英語を伸ばすという事だけを考えれば利点になると思いますが…条件によると思います。

遅刻などの基準が緩い(30分くらいなら問題ない)

日系に比べるとカナダ系の方が遅刻という定義が緩い事が多いみたいです。これはもちろん、会社によって異なると思います。

日本人は時間には正確であれ!という事が重要な事なってきますので、これは理解できなくもないのですが、正直、きつ過ぎませんか?

わたし個人ではカナダ系の会社を正社員として2つの会社に行きましたがどちらも緩かったですね。

欠点:

日本人はおろか東アジア系の人少ないのは欠点(かもしれない)

完全英語環境にあこがれる留学生は多いと思います。しかし、あなたの英語が十分で仕事するにも生活するにも問題ないと感じているならこれは欠点かもしれません。

個人的には永住をしている日本人にはお互いの事を分かり合える国の人が、少しはいた方がいいようにおも思います。

もちろん、ワーホリ留学のように期間が決まっているものであればかなり厳しく生活していく必要があるのですが、永住となると話は変わります。10年間-20年間とカナダに滞在するのでよね?

人種に関わらず、お互いを理解しあえる友達などが必要なわけです。ですが、お互いを本当に理解しあえるとなると、近い文化を持った人(価値観など)などの方が適当なのかもしれません。(これはあくまでもわたし個人の意見です)

私は気にしないが差別が多少あった。

カナダのトロントに比べると、一般的に言う差別というものを目撃したことが多かったように思います。

具体的には人種ではなく、移民に対してという事でした。

わたし個人にはその場所では差別はなかったのですが、移民の方で英語の喋る場合にはアクセントがあります。

それにたいして差別的な事を言っていることを何回か目撃しましたね。残念でした。(お前の言っていることが分からねぇー!とかなんとか、これって差別ですか?)(ただしそれでもカナダでの差別は世界的にみると少ないと言われています)

まとめ

完全英語環境、カナダ系の会社で正社員という感じでで書いてきました。この記事から日系と、カナダの系の違いが(1個人の経験として)わかっていただけたと思います。

残業や有給休暇の話やイベントなど色々ありましたね。この記事があなたのためになればと思います。

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