突然ですが、人生で一回でも詐欺の被害にあったことがありますか?このように質問をすると被害にあったことがあります!という人や、被害にあいそうだったという方もいるかと思います。
日本でよくある詐欺と言えばかなり昔からあるオレオレ詐欺や、還付金詐欺や最近では新型コロナの影響である給金詐欺などもよく聞きますよね。
話はカナダに移りますが、当然 カナダでも詐欺は存在します。
個人の経験談ですが、カナダでのこの手の犯罪は日本よりも多いと思います。この記事ではカナダにありふれた詐欺の種類を紹介していく記事になります。
カナダ政府の公認のウェブサイトから記事を作成していますので、是非参考にしてください。7つのよくある詐欺を知っておこう!これであなたもカナダでの詐欺を回避できる
電話詐欺について
あなたが携帯電話を持っている場合にはこの詐欺によく遭遇すると言っています。また非常に重要な事にカナダ政府系機関の名前を語って詐欺を行おうとしてくるとの事です。
具体的にカナダ国税庁(CRA)などの職員を語ってくる電話が多いと言っていますね。そのために、このような詐欺に引っかからないようにするために3つの対策を取るべきだと言っています。
意外と知らない防止の方法は以下の3つあなたが法的に対抗策としてできること
- 電話を掛けてきた人の名前を聞く権利がある。
- 働いているセクションを聞く権利がある(例、税金対策課、資産課税課などなど)
- 実際に働いている場所(地理的な)を聞くことができる権利がある
正規の職員は上記の3つの質問に対して、必ず回答する必要があります。
上記のように3つの質問ができると言っています。そのために、電話越しで上記の質問に答えることができないと言うことであれば当然、疑問符がでてきますよね?これ是非、知っておきたいですね。
テキストメッセージ詐欺
最近の携帯電話では電話機能だけではありません。
これは本当に便利ですよね?電話を掛けるほどでもないけど、伝えおかないといけない事をテキストメッセージで伝えることができるわけですからね。
ただし、現代ではすべてにおいて便利とは言えないようですね。それはテキストメッセージが詐欺に使われるようになってきた事に原因があるのは明らかですね。
カナダ政府公認のウェブサイトによると、携帯電話のテキスト機能を使った詐欺にてカナダ政府系機関は5つのことは絶対にしないと言っています。
(1)テキストで個人情報を聞かない
(2)テキストでは社会保険番号(SIN#)は聞かない
(3)テキストでは還付金の支払いをしない
(4)テキストでは滞納金の支払いを聞かない
(5)テキストでは失業保険のプレミアムの受け取りはしない
と、上記の5つになります。私の携帯電話にも突然にカナダ政府系機関の職員を名乗って滞納金の支払いを求めてくるケースに遭遇したことがあります。
それでも上記の5つを知っておくとこちらも対策ができますね。つまり、上記の5つのケースでは詐欺の可能性が高いことになります。
E-メール詐欺
最近の携帯電話は電話ができてテキストができる機能の他にもインターネットを使うことができますよね?
と言うことはGMAILやYAHOOのアカウントにいってEメールの確認ができることになります。みなさんもご存じだと思いますが全く身に覚えのないメールがたくさん来てますよね?
当然、ここにも詐欺の可能性があると言うことになります。ただし、ここでも詐欺を防止できるアドバイスをしています。
- カナダの政府系機関はメールで個人情報の詳細を送らない
- カナダ政府系機関はそれぞれの機関で専用のシステムを持っている
例 1 CRA(カナダ国税庁)→ secure portal、
例2 immigration Canada(カナダ移民局)IRCC secure account
上記の2つの政府系機関を例にとるとカナダ国税庁はCRA sign-in servicesを独自のシステムがあり、カナダ移民局はIRRC Accountという独自のシステムがあります。
そのために、Eメールによって個人の詳細を報告する事はしないと言っていますね。ただし、それらの機関にアップデートがあったことだけはE-メールで知らせると言っていますね。
(CRA)
(Immigration Canada)
郵便物詐欺
携帯電話が圧倒的に普及した昨今では手紙などを郵送で送るという事は少なくなってきているようです。*ただし、政府系機関によるとこの手の詐欺は最も警戒する必要があると言っています。
何故なら、政府系機関は手紙などを郵便で送ることも多いとのことです。さらに偽物の手紙などは本物にかなり近く作られていることも多く一見では見分けが付かないこともあるようですね。
そのために、手紙が来たらまずはその政府系機関に連絡をして”本当に手紙があなたに向けて送られたのか?”を確認をしてくださいと言っていますね。
ちなみに下記から電話番号などを調べることができます。不安だったらまず電話で確認をしましょう
カナダ移民局
送金詐欺について
昨今ではビットコインなどでの支払いもOKにしている商業用のお店もあるようですが、それがカナダ政府系機関にも普及しているのか?と言えばそんなことは決してないようです。
カナダ政府系機関ではビットコインの支払いは受け付けていません。また、どのような支払いの方法ならいいのかは?ウェブサイトにて詳細を出しているとのことです。
例えば、カナダ国税庁(CRA)が認めている支払いを方法は銀行などでの支払いに加えてデビットカードやクレジットカードなどの支払い方法のようです。(詳細は下記)
また非常に重要な事に“いますぐに支払いをしなさいというメッセージは送らないとのことです。
どのようなケースでも支払い期限を設けているようです。
新型コロナ詐欺
新型コロナが世界に瞬く間に広がっていった2019年末からいよいよ3年もの月日がたつようですが少なくてもカナダ国内では新型コロナ詐欺という形ではまだまだ広がったままのようです。
この手の詐欺の方法には大きく分けて3つのルートがあるようですから、それぞれの詐欺の詳細を伝えていきたいと思います。
カナダ入国時につかうAPP(Arrive CAN)での詐欺
少し前までこの入国の際にはこのAPPは必ず使う必要がありましたからみなさんも聞いたことがあると思います。
よくある詐欺では、APP(Arrive CAN)にて入国には必須として手数料を請求してくるケースのようですね。
正規のAPP(Arrive CAN)によく似た偽物のAPPを作って、意図的に使用者の個人情報を盗む物まであるとのことです。
新型コロナのワクチンでの詐欺
他にも、新型コロナのワクチンを売ります/買いますという感じの詐欺の例も報告されているようです。
カナダに長く滞在している方なら知っていると思いますがワクチンは無料です。そのために有料と言うことにはならないです。またカナダ国内で認められているワクチンの種類の詳細は下記になります。
新型コロナの給付金での詐欺
新型コロナの影響で失業した方や学生の方々に向けていわゆる給付金という制度があります。それは大きく分けてCERB and CESBなのですが、これらの制度に関する詐欺と言うことで間違いないようです。
*カナダ政府系機関は携帯電話のテキストや、EMAILで支払いを指示するような事はないといっています。
先ほども説明しましたがそれらの機関は専用のポータルを持っています。そこに個人情報をアップデートする仕組みになっていますで覚えておいてください。
またCERB and CESBの給付金の申請の受付は終わっていますが、これの給付金に対する返済をまだ済ませていない方がたくさんいるようです。
そのために、給付金の返済に焦点を当てて詐欺をおこうなう輩がたくさんいるとのことですので、気をつけてください。
カナダの新規の移民向け/希望者に向けた詐欺
カナダは世界的にも安全で生産性も高く移民がしやすい国として有名とのことです。そのために、新規の移民やその希望者に対する詐欺が頻発していると言っています。ここでは3つの詐欺を紹介します。
(1)結婚詐欺
カナダ国内や他の国で素晴らしい出会いがあってカナダに来たという方がたくさんいますよね。
その時にカナダ人やカナダの永住権をもっている方と結婚したり一定期間に同棲をしたりすると結婚という形で永住権取得が可能になります。
ただし、ここでもカナダ永住という魅力からか詐欺に近い行為でカナダに来ようという方もいるようです。
特にあなたがパートナーに出会ってから短期間で結婚を迫ったりするケースには詐欺の可能性があるようです。
(2)カナダ養子縁組詐欺
先ほど結婚詐欺の話をしましたが、ここには養子縁組についての詐欺も注意喚起を促す情報があります。
もし、あなたがカナダ国籍か永住権保持者の場合には養子縁組をすることができるのですが、カナダ政府にこのプロセスについての詐欺が汚行しているとの事です。
(3)移民者向けの詐欺
日本からカナダに永住権を申請しようとする方で個人で永住権申請をする方はあまり多くないようです。これは永住権の申請には専門的な知識が必要である事が関係しているようです。
そこで、マフィアなどの大きな詐欺グループはカナダの永住権を安価で取得することが可能であると風潮して詐欺を働くとのことです。
さらにカナダ国内でもかなり悪質な移民コンサルタントは偽物の個人情報をつかって移民申請をして法外な申請料金をその希望者から徴収しているケースがあるとのことです。
2013年頃に実際にあったケースではアジアのとある国からカナダの市民権を申請する過程でいわゆる移民詐欺に加担していたカナダ政府公認の移民コンサルタントが捕まった事実があります。
また、ひどいケースでは移民希望者が移民詐欺に加担している事も知らされないようで移民コンサルタントの方で一方的に移民が可能であるということにしてお金を巻き上げる事もあるようです。
そのために、移民コンサルタント選びは慎重にしてくださいと注意喚起を促しています。
まとめ
と言うことで、ここではカナダでよくある7つの詐欺の詳細について解説してきましたね。
電話や携帯電話のテキストなどを使った詐欺やカナダに来る新規の移民を対象にした詐欺など様々でしたね。
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
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