オンライン英会話学校のキャンブリーをカナダ在住18年の大卒が試してみた思った利点と欠点を紹介してみる

英語

この記事を読んでいる方の中にはカナダに滞在しているのになんでオンライン英会話を使っているのか?カナダはバリバリの英語環境じゃん?

オンライン英会話なんて使う必要はないのでは?そこらへんで英語を話してこいよ!と思う方もいると思う。

しかし、ここで書いておきたいのは”英語圏に留学をしているからと言っても簡単に英語が伸びるわけではないしカナダやオーストラリアやニュージーランドなどの英語圏に住んでいればうまく英語環境を作れるわけでもないのである(日本よりはマシという程度ある)。

さらにここ数年の円安でこれらの英語圏に英語を勉強しに来るよりも働きに来る人のほうが多くなっている状況にある。

大多数の方は大学や、カレッジや語学学校のみに勉強をしに来るのではなく働き来るのである。また、それらの職場が英語環境に程遠い事も珍しくない。

たとえば個人の経験ではカナダ資本のピザ屋で大学生時代にアルバイトをしたが、ほとんどの従業員はスリランカ人だった。そのためか基本的には職場ではタミル語が話されていて、私に何かを説明するときに限って英語を使う感じだった。

他にも、カナダのトロントにあるメキシカンレストランで働いていた知り合いは自分以外はすべてメキシコか南米の人でスペイン語を習える環境だったために英語はあきらめて、スペイン語を勉強した人も知っている。

そんなご時世だから格安で英語を勉強できるオンライン英会話で英語圏で英語を伸ばすのもありだと思い、記事を書いている。今回はキャンブリー英会話編で利点と欠点を書いているのでぜひ、参考にしてほしい

まずは利点を紹介

選べるネイティブ講師の数が多い

オンライン英会話でネイティブ講師と好きなだけ英会話みたいな謳い文句だしている会社は少ないが、時間帯によっては選べるネイティブ講師が5人程度になってしまう感じのオンライン英会話も存在する

その点、キャンブリー英会話はネイティブ講師の在籍数が最も多いオンライン英会話であり、いつでもネイティブ講師とオンライン英会話ができるのは利点であると思う。

ネイティブ講師のバックグラウンドが多種多様

またキャンブリー英会話では講師のバックグラウンドが様々で、金融やビジネスなどの職種で働いていた人、また引退するまではホテルを経営していたという人までいて本当に多種多様であった。

当然、その中には米国の学校で教師をしていた人や、日本や韓国で英語を教えていた人もいる。さらにIELTS, TOEFL, TOEICなどの試験対策のエキスパートのような方々もたくさんいた。

そのために単純に英会話をはなすだけではなく、資格などの対策もできる事になる。ネイティブ講師のクオリティーはかなり高いとも思う。

グループレッスンができる(語学学校を体験できる:最大の利点とは?)

個人的な感想に聞こえるかもしれないがキャンブリー英会話はグループレッスンが体験できるオンライン英会話と言うことでここに一番魅力を感じた。(これはわたしがカナダの語学学校で体験した経験にかなり近い)

一般的に考えれば1対1の個別指導がしゃべる機会がたくさんあり一番英語が伸びそうに思うかもしれないがグループレッスンを通し多様な文化を勉強できるこの方法があなたの英語力を伸ばす最善の方法で”間違いなく留学準備にはもってこいの方法であると思う。

なぜならばカナダは多民族国家で英語理解することは多文化を理解することと同じであり、この事はアメリカやイギリス、オーストラリアやニュージーランドにも同じ事が言える。

グループレッスンならオンライン英会話の個人授業料よりも安い

個人指導のクラスに比べるとオンライン英会話は安いという話をしたが、それでも毎日25分間の授業をネイティブ講師と個人指導クラスをすると月に2万円くらいがは掛かってしまうし、それがオンライン英会話の相場である。

しかし、グループレッスンにすると同じくらいレッスンをしても半額以下の授業料しか掛からない計算になるので検討してみてほしい。ただし、グループレッスンを取る前に知ってほしいポイントもいくつかある

勉強する時間帯で生徒の国籍が変わるのでうまく利用しよう

グループレッスンのために他の生徒(最大であなたを含めて3人)1人講師の4人で英語の授業を受けることになるのだが、時間帯によっては日本人と英会話をすることになる。

一応、ここで書いておくと日本人同士で英会話をするのが”悪いわけではない”しかし、他の文化を勉強する意味ではあまり意味がないかもしれない。やはり他の国の生徒と英会話できる環境が望ましい。

そのために、グループレッスンをする場合にはうまく調整して日本時間の深夜以降を狙うのがいいかもしれない(結果的に日本人が少ない)。カナダでは正午から夕方の時間帯である(トロント時間)

慣れるまでに時間が掛かることもあるかもしれない

日本で英語をよく使う人でも全く面識のない人といつも、グループディスカッションをすると言う人はあまり多くないと思う。

その点、こちらのグループレッスンは面識もない世界のあちらこちらに国の生徒と英語を使って様々なトピックを議論するのだから最初はかなり戸惑った。

:ただし、授業を何回やって慣れてくると大体おなじようなトピックで同じような時間配分で意見を交換していく感じになっていることがわかる。要:慣れである。

グループレッスンのために1人の生徒がしゃべりすぎる可能性がある

海外の語学学校などで勉強した事がある方は知っているかもしれないが、どこのクラスにも授業を引っ張っていく”リード役”という感じの生徒がいる、そのために英語をしゃべる機会を与えられても自分からしゃべりに行かないと必然的に喋れる機会を失う事になる

ただし、グループレッスンでもネイティブ講師ができるだけしゃべる時間が均等になるように場を仕切ってくれるので極端にしゃべる機会が多いや、少ない感じにはならないと思う。

グループレッスンは基本的には上級者向けであると思う。

また、グループレッスンはネイティブ講師や他の生徒がしゃべった英語を聞き取れることを前提として授業が進められていくのでその点では上級者向けになるかもしれない。

例えばブラジルの生徒でもトルコの生徒でも英語にたいするアクセントが多かれ少なかれあるのが一般的だからだ、そして当然、わたしも日本語なまりの英語を話しのでお互い様である。

1コマが30分なのは利点か欠点か?

個人的にさまざまなオンライン英会話を体験してきたが1コマが25分であることが多いその点、キャンブリー英会話は1コマが30分であるので1コマの授業の分数が長いことになる。ここだけを読むと一般的にはお得?と考えることができるかもしれないが次のクラスまでの時間が全くない事になる。

そもそも、他のオンライン英会話が1コマを25分として授業をしているのは理由がある。25分で授業をして残りの5分でそのクラスのサーマリーや次の授業の準備をすると言うケースが多いようである。

そのためにキャンブリー英会話のケースでは講師にそのような時間が全く与えられていないことになる。そのために講師が授業に遅れてくることも多い

キャンブリーの欠点も紹介

ここまで利点を紹介してきたが、当然のように欠点もあるのでしっかりとここの部分も読んでいってほしい。

費用が高い()

一般的にオンライン英会話は、フィリピン人講師が英語を教えるタイプとネイティブ講師が英語を教えるタイプと上記の2つの混合のパターンの3つで構成されている。

ネイティブ講師のクラスが多いほど値段が高くなる、キャンブリー英会話はネイティブ講師だけで構成されているオンライン英会話の会社で値段が高いのはある意味、しかたがないとも言える。

授業のキャンセルポリシーがきつめで複雑(要:確認をすること)

巷に数多くあるオンライン英会話の会社でもキャンブリー英会話の授業のキャンセルポリシーは厳しめであると思う。

ほとんどのオンライン英会話の会社は一定の時間制限を設けて”授業の60分前ならキャンセルも無料でできるとか、キャンセルにたいして一番甘いオンライン英会話会社だと5分前ならキャンセル費用無料とかしても問題なかったりする。

キャンブリー英会話の場合には授業の24時間前のキャンセルをすすめている。でも実は、キャンブリー英会話の場合のキャンセルポリシーは英語の講師によって異なる。つまり、会社として保証できるのは24時間前ということである。

つまり、講師Aの場合には授業の2時間前までキャンセルしても費用は無しとか講師Bは12時間前まではOKとか、その講師によって違うようである。つまり、キャンセルは厳しめで講師によって許容時間がことなるようである。

追記:直前でキャンセルしてもキャンセル費用はないようです。

プロモーションが少ない

いままで色々なオンライン英会話の授業料などを調べてきたがキャンブリー英会話はプロモーションが少ないオンライン英会話である。値引きの率も少ないし割引があっても長期の契約のみに適用されたりと辛めであることは変わりない

週末には教師の数が少なくなる

こちらはキャンブリー英会話だけに言えたことではないが、ネイティブ講師も人間なので週末には休みたいし、年末になればクリスマスのシーズンになったりする。

そのような時期には講師で休む人が多くなる、そのために必然的に選べる講師が少なくなると言うことが起こる。

まとめ

と言うわけでオンライン英会話スクールのキャンブリーの利点と欠点を独断と偏見で書いてきましたが、どうでしたか?利点は講師陣が多国籍であることやグループレッスンを受けることができるオンライン英会話スクールであることを紹介しましたね。

欠点としては他のフィリピン系の学校に比べると学費が高くなりがちである事やグループレッスンはおすすめであるものの、上級者向けであることや他の生徒がしゃべりすぎてしまう可能性があることを説明してきました。

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