カナダでの留学経験は、日本での生活から英語圏での生活に劇的に変わります。これにはもちろん、言語が英語と言う他にもカナダの文化に慣れる必要があります。
そのために留学中の失敗するのは当たり前という事ですね。ですので、この体験談を通してこれから留学する方には留学の知識を蓄積してほしいです。
今回は語学学校、職場とさらにホームステイでの体験談を紹介しますね。
語学学校で失敗経験
私はトロントで1年間同じ語学学校で英語を勉強していました。
幸いにも初めは好調で、1年間という長い期間での申し込みでいくらか価格を下げて頂き、他の日本人留学生に比べて授業の単価はかなり下がっていました。
これらの事から、私は1年という長期間や低価格でのサービスにある意味安心しきっていました。
ESLコースで8か月、他の4か月はスピーキングに特化したクラスやビジネス、通訳コースなどにESLの授業形態に飽きた頃や疲れた頃に入っていました。
ESL以外でのクラスでは、学ぶというよりは休憩と言った風な気持ちで受けていたことや授業料がいくらか安くなっている、という気持ちから休みがちになり、今では時間を無駄にしていたように思います。
また卒業する頃にはEAPコースを受けたいという気持ちが高まってしまい、結局3か月分余計に払うことに。
EAPコースでは予想を遥に上回る価格を払う事となり、今でもESLコースではないクラスでの時間の使い方など後悔が残ります。
確かに、学校を休んでしまうともったいないですよね。個人的にも学校に行っていない日が数日ありましたね。
職場で勘違い(ビザについて)
これは少し特殊な経験になるかと思います。私はとある日本をバックグラウンドに持つカナダ人が経営する日本系のレストランで働いていました。
特殊な事というのは、働き始めたタイミングがワーキングホリデービザが1か月後に切れるタイミングであった事です。
またワーホリビザが切れるタイミングで日本に一旦帰り、カナダに戻った後は今度は学生ビザで働くことになっていたことです。
つまり働いている期間の間でSINナンバーを一度切り替える必要がありました。
そこで店長が私に持ち掛けたのは、ワーキングホリデービザで働いた分の給料を学生ビザに切り替えた後にまとめて払う、という事でした。
私は相手が日本人だったということもあり、快く引き受けてしまい…。
のちにカナダに戻った頃には私よりも条件のいい人を見つけたらしく、カナダに戻った後は来なくて良いとの連絡。それからが大変でした。
ではワーホリビザの頃に働いた分の給料はどうなるのか。1、2か月ほど何度も連絡を取り合い、やっとカナダに戻って3か月後に支払い完了。
向こうが渋っていた理由はビザを切り替えた後に働いていない為給料を払うための申請がややこしいからだと説明されました。
たとえ相手が日本人であっても、親切な人であったとしても完全には信用はしないことをお勧めします。
カナダ留学で問題が起こりやすいのはビザの問題で間違いないです。
オーナーもビザが失効しているにも関わらず、最低賃金以下で雇用(学生ビザ)を続けていたり、そもそもビザがない方を雇用していたりする話はあるあるですね。
ホームステイ先での失敗経験
ホームステイにお世話になったのは、カナダに来た最初の1か月でした。
私はそのころ英語でコミュニケーションを取る事が全くできず、また私を受け入れてくださった方は独り身のおばあさんで、ネイティブではなくギリシャ人。
彼女の訛りも強く、お互い全く話せず…。そんな感じで1週間を過ごした頃、とある日にTTCで問題が発生し、下りたことのない駅で意味が分からないままに電車から出ました。
そしてシャトルバスに乗らなければならなかったのですが、電車に乗って帰るものだと思っていたため何が何だかわからず。
彼女に連絡しようにも彼女はメールも、ラインも、何もしていない。テキストを送っても連絡が帰らず、やむなく電話をかけることに。
やはり結果はひどいもので、私は何も正確に伝えられず、彼女は私に何かがあったのかとパニックに。
結局TTCの職員さんに電話をしてもらい私は紙切れに書いてもらった通りに進み、無事に家に着くことが出来ました。あの時もしも携帯が使えない状態にあったらどうなっていたことか…。
大変でしたね。ただしこのような経験が留学生を成長させるは間違いないです。お疲れ様でした。
Wilson JosephによるPixabayからの画像
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