ワーキングホリデーと言えば1つ重要な条件がありますよね?そうですね、年齢制限ですね。
すくなくても2020年現在では31歳になってしまうとカナダ・ワーキングホリデーの申請はできません(ただし受理されてしまえば1年以内ならカナダ・ワーホリは可能です)。
この記事を読んでいただくとギリホリ(ギリギリ・ワーキングホリデー)が経験しやすいワーキングホリデーの状況が分かります。あくまでも、ワーホリの一般的な考え方になります。
いま現在で30歳だけど、ワーホリに行きたい..でも不安だらけ..だけど..というあなたへの記事です。
仕事経験が豊富
いきなりですが、30歳の方と19歳の方の日本での職歴でどちらの方が経験が豊富ですか?これは明らかに30歳ですよね?19歳だと高校を卒業してから日が浅いですから職歴が浅いのは理解できると思います。
では、この職歴がどのようにカナダで影響するのか?という事です。日本での仕事の経験が豊富な方がカナダに留学してから仕事をGETしやすいのは簡単に理解できると思います。
一部の人は30歳だと年齢で落とされるのでは?と思うでしょう?
カナダは日本ではありませんから履歴書に年齢は書きませんよ!そのためにみなさんの年齢は雇用者にはわかりません。
その上、年齢で仕事の足切りに合うと言うのは30歳では皆無だと思ってください。そもそも、カナダでは30歳で短期の就労ビザで年齢を気にする会社はかなり少ないです。
50代や60代の方々ならまだしも30歳なら就労の経験も多く、人生経験も多いために短期の雇用なら鬼に金棒です。
英語力
19歳の英語力と30歳の英語力のTOEICの平均点を調べると、30歳の方がTOEICの平均点が高いという統計が出ています。これは単純ですよね?30歳の方がそれだけ英語を学ぶ時間が多かったわけです。
そのためにカナダに留学へ来ても英語力がある程度あることが多く、その利点を生かせる留学になります。例えば、英語を使う仕事につきやすかったり、時間を効率的に使えたりします。
具体的には英語と言っても背後の文化の部分も含みますので30歳となるとそのような英語力の部分だけではなく下に出てくる人生経験も含むために色々な意味で利点が19歳の方よりも多くなることが多いです。
ちなみにTOEICについての記事はこちら!
人生経験
(詐欺に合いにくい)
わたし個人が留学エージェントで働いていた時に19歳のかたで、同じシェアハウスにすんでいた大学の学生のカナダ人に無条件でお金(たしか、10万円くらい)を貸した子がいました。
その子いわく、返してくれると言ったので念書等も書かないで貸したみたいです。
この記事を読んでいる方はどのように思いますか?少なくても私のように30代であればかなりリスクがあるという事は理解できると思います。
まず、学生である事や念書などを書いてない事など、突っ込み処がたくさんあります。
ただし、この19歳の子が悪いのではなく人生経験が少ないためにリスクが高いのです。その反面、人生経験が豊富な30歳ともなればそのようなリスクなどもわかるはずです。
これは仕事などをする時、賃貸の契約をする時などなど、いろいろな面で役に立ちます。
フルタイムの仕事をするのに$500程度のお金を払う必要があると言われたら?どうですか?払いますか?(実際にそのような話がありました)
賃貸の契約の時に契約書なしで家賃の6か月分を先に払ったりしませんよね?すくなくても払う前にインターネットなどで検索“( カナダ留学 取扱説明書 シェアハウス” (*´Д`))とかで調べますよね?(実際によくある話です)
このような話での被害者は圧倒的に人生経験が未熟な留学生の方が多いです。30歳の留学だとこのような事態を回避できる可能性が高まります。つまり有利なわけです。
(自分のやりたいことがわかる)
わたし個人の経験では、若ければ、若い程、自分がしたいことが分かっていない方が多かったですね。そのために目標などを建てずらいという欠点があるようでした。
その反面で30歳ともなれば職歴、人生経験、共にある程度はありますので自分がやりたいことが分かっていることが多いようです。そう言った事で考えるなら留学を有意義に使える方が多いことになります
スキルアップになる
上記の話の続きですが、日本である程度の職歴や人生経験などがあると英語を勉強することでスキル+英語となります。
日本に帰ってもそのスキルを仕事などで生かせることが多いために帰国後に割と短期で仕事を見つけられる方が多いです(ただし、職種や時期によりけりですが)。
ではカナダ留学時にスキルがなかったり、やりたいことがわからないというケースならどうでしょうか?
このようなケースになるとスキルアップの前にまず、やりたいことがわからないやスキルアップをする要素がないという事になります。
そのために、19歳ですと基本的に英語力をの伸ばすことが多くなるケースが多いです。
欠点
帰国後の職(仕事、業種による)
もちろん、30歳で留学をするひとがすべてにおいて有利であるとは限りません。日本へ帰国後の就職に年齢という制約で応募すらできないという事になる可能性もあります。
これは日本の景気の状況にもよると思いますが、日本では30歳ともなるとその業界などである程度の経験ないと再就職は難しいようです。(カナダでは30歳(もともと移民が多いために)ではほとんど問題はないです)
つまり、ギリホリの方は日本での職歴などをさらに磨くという方法の方がおすすめになります。
(ただし、カナダのカレッジ(短期大学)などの専攻などの場合には未経験でも問題ありません)
他の国に再度、ワーホリにいけない
10年前にくらべると最近の留学のトレンドは2か国留学となっているようです。これにはカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスなどの2か国に留学に行くという事がよくあります。
日本よりも賃金が高かったり、仕事も簡単に見つかりやすく、ついでに英語も学べるとなれば2か国留学がトレンドになるのはわかりきった事です。
わたし個人は大学で経済学を専攻して、個人でも金融市場で投資をしていますが、大雑把に見た過去30年の日本経済はお世辞にもいいとは言えませんでした。
はなしは戻りますが、30歳の場合には”ワーホリ最高!“思っても、その国が最後になります。いま現在では(すくなくても英語圏のワーホリ就労ビザでは)31歳で申請できる国はありません。
この欠点はあなたがこの記事を読んだ時点ではわからないと思いますが、本当に後悔するようです。
このような可能性も含めて、30歳の間に2か国分のワーホリを申請するのも手です(ある程度の手数料はかかります)
たとえば、30歳でカナダとオーストラリアのワーホリを申請し、31歳までにどちらも受理されるとします。
その後にすぐにカナダへ、ワーホリに行きます。その後に31歳の終盤でカナダ留学から32歳(オーストラリアのワーホリの入国期限が切れるまで)になるまでにオーストラリアに入国します。(逆のパターンでも大丈夫です)
受理されてから1年間以内に入国(カナダ・オーストラリア共に)すればワーホリはできることになっています。
つまり、30歳と364日で受理された、ワーホリはともに31歳と364日までに入国すればいいことになります。
ただし、2020年現在は1年間は有効ですが、将来に変更の可能性はあります。また、使わなくても受理されれば手数料などの返金はないです。
語学学校などでは25歳以下などの若い世代が多い
これはオーストラリアなどでも同じだと思いますが、語学学校などや4年制大学などでは圧倒的に若い世代が多いです。具体的に25歳くらいまでです。
わたし個人の経験だと30歳くらいになると語学学校に行かないでも英語を話せたりする方が多いです。
また英語は微妙でも、ワーホリが2か国目だったりするケースもよくあるのでその分、文化の理解度などで語学学校などに行く必要がない方も多いようです。
ただし、カレッジは30歳以上の方が少なくないです。わたしのカレッジでは20%程度はそうでした。(経験則ですが..)
特に30歳くらいの方にカレッジをお勧めしたいです。理由は下記に
まとめ
今回はギリギリのワーキングホリデーの事であるギリホリを利点と欠点をまとめてみました。あなたの参考になれば光栄です。
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
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