カナダでは日本よりも法律などを守れないケースでは“罰金になる”と言う考え方が一般的かもしれません。
事実、車などに乗っていないくても歩きで進入禁止にはいった、運賃を払い忘れた、外で酒を飲んだなどの条件で罰金が発動されるケースがあります。
この記事ではカナダ国内の生活中に罰金になったなどのケースをどのように対処するのか? を掘り下げた記事です。ぜひ、参考にして下さい
しまった!トロント留学中に罰金をくらった.. これからどうする?
ここでは、実際に罰金刑になったらどうするの?という事を説明しますね。罰金には民間の物と、公的な物に分かれるみたいです。
ちなみに、わたし個人は公的(政府)な罰金をくらった経験しかありません。また何回か留学生を助けたケースがありますがこちらもTTCのケースです(公的な方でした)。
ですので今回はそのケースについて解説していきます。まず、罰金をくらうと下記の写真のような紙を受け取ります。ちなみに罰金をくらうパターンについては下記で解説しています。
そのごに指定された日数いないに罰金を払うか?裁判(争う)に行くか?を決めます。2パターンのうちの1つを選ぶ感じですね。
(1)罰金を指定された期間以内に払う
まず、罰金になったときにほとんどの方がすぐに払おうとしますが、こちらはお勧めできません。高額の罰金のケースでは裁判所に行く方が多数です。
日本では考えられませんが、カナダではこれが一般的です。裁判所に行く利点として罰金の額を下げれます/たまにチャラになるケースも..
郷に入れば郷に従えと言いますね。ただし、裁判所で争う場合には時間がかかり、さらに指定された日に法廷に行く必要があります。(具体的に3か月間以上かかる事もざらにあります)
TTCの罰金のケースではトロントのシティホール(公民館)の三階などに行く必要があります。そのために、$100くらいなら払ってしまう人もたくさんいます。
また、カナダをすぐに離れるケースでは、払うしか選択肢がないケースがあります。
(2)裁判で争う
裁判に出れば罰金が安くなるケースがほとんど
ここで伝えておきたいのは1例として、$300くらいの罰金が$100少なくなり$200になるケースです。
この場合では実質は$100安くりますね。ただし、このために色々な手続きが必要になります。他にも$500くらいの罰金で$200になった話を知っていますね。
また情状酌量の余地でチャラになるケース(捕まえられた警察官などが来ない)もあります。ただし、稀なケースと言います。
日本から英語などを勉強に来た学生の場合には罰則時の英語力が乏しい事もおおく、情状酌量の余地は大きいと言う話も聞きますね。
裁判所では通訳を使うことが可能
わたし個人は一回ほど、裁判に行きましたが通訳を使うことが可能でした。カナダに長年いますが裁判となると正直、英語よりも日本語の有利です。
留学生も罰金になるケースが多数
少なくても、トロントでは留学生でも罰金になるケースがよくあります。日本から留学生でたいざい日数も浅く、そのようなシステムだと知らない人もよくいます。
ですので、下記ではどのようなケースで罰金を受け取るのか?という事を紹介します。留学生ではほとんどのケースで1と2です。
ケース1:TTCなどの進入禁止で罰金
トロント留学中にほとんどの留学生が使う足と言えばTTCです。
この交通機関ですが、地下鉄やバスやチンチン電車などに安価で乗れるという利点があるのですが、罰金にあう可能性があるために欠点として使い方をよく知っておかないといけません。
TTCを使う前に知っておいてほしい事と言えば運賃の払う場所などについです。
上記(緑と黄色)の写真で進入禁止なのに入ってしまうと、危険行為と無賃乗車で罰金になるケースがあります。(FINCH駅では地下のルートから入るのが正解です)
上記の駅はFINCH駅(黄色)ですね。よくみると英語で入るなと書いてありますね。
ケース2:無銭乗車と判断されるケース
これもトロントの交通機関のTTCでのケースですが、一部の区間で運賃を払わなくても乗れてしまうケースがあります(ただし、運賃を払ったかどうか後で調べられるケースがあります)。
私の知っているケースではチンチン電車のケースです。この罰金(もちろん間違って入っても)ですが、最大で3万5千円くらいになるようですね。
これを避けるために、運賃を払う必要がありますね。チンチン電車には必ず、(上記の写真)車内に自動販売機が設置してありますので、乗った直後から払う必要があります。
お金を支払った後に領収書が出てきます。またはPRESTOCARDに履歴が残ります。
TTCでは2022年現在、2時間の時間制を採用しています。つまり2時間までなら地下鉄だろうが、チンチン電車だろうが同じ乗車賃で乗れます。
スパダイナ(写真)
上記のルートは南(トロントアイランド方面から)から北へスパダイナ駅に行く途中のルートなんですが、スパダイナの駅に着いた時に一斉にチェックされることがありますね。
複数の職員が待ち構えていて、ここで運賃を払った証拠がないと罰金になります。
先ほど説明した領収書を職員に見せます。または日本で言うSUICAのようなカードの場合には履歴に残りますので、それを提示します。
ちなみにそのような履歴がないと最大で上記の罰金になるという事なんですね。
ちなみにTTCの罰金刑には40種類以上のパターンがあるようです。
TTCの使い方をちゃんと知っておこうね!
外で飲酒【トロントでは違法】
少なくてもカナダでは外でお酒を飲むことはできません。(ただし、2018年より一部のケースで合法になっています)
捕まる事は稀という事なんですが、捕まった場合には1万円くらいの罰金になるケースがあるようですね。【わたし個人のケースではこれをくらった人は知りません】
ですので気を付けましょう
集まりで罰金(新型コロナ関連)
2020年から2021年にかけて、新型コロナ抑制のためにオンタリオ政府はいくつかの都市に集まり禁止や外出禁止などに罰金付きの規制をかけています。
実際に33%くらいの人々はこの規制を守っていないという統計もありますが、これらのケースには罰金の可能性がつねに付きまといます。
事実、2020年の暮れに家にホームパーティをおこなった家主に$880で日本円で約7万円の罰金刑にしています。
カナダ政府は本気です。密室などでのパーティはもちろんですが、外などで友達などと遊ぶなどのケースでも罰金になる可能性があります。
もし、トロントで罰金刑になった場合にはフォロワーに限ってツイッターで相談に乗っていますので下記からフォローください。
まとめ
と、罰金の対処の仕方という感じでカナダの留学生に有益な記事を書いてこれたと思います。特にTTCの進入禁止や運賃の払い忘れなどには気を付けましょう。
mohamed HassanによるPixabayからの画像
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