突然ですが、カナダ留学でする事と言えば何がありますか?学生ビザで渡加する方なら語学学校で英語を勉強するという人もいると思います。
またワーキングホリデービザでカナダに来る方では、英語でできる仕事の経験を希望している人もいるでしょうね。
では、ホームステイはどうでしょうか?昔に比べると少なくなりましたが、それでもいまだに留学生の一定数の方がホームステイを経験します。
ここで多民族 国家であるカナダのホームステイについて知っていてほしい事を書きました。ぜひ参考にしてください。
金髪で青い目のカナダ人がホスト
カナダ留学でホームステイと言う話をすると、まず白人で目が青い方々がホームステイのホストだと思う方がいまだに多くいますね。
これはワーホリなどの留学生と言うよりも その上の世代に多いみたいですね。実際に、ブラウン管を通して見るカナダのイメージは常に白人のイメージがあるみたいですね。
しかしながら、カナダに限らず現代ではほぼすべての英語圏で(アメリカやイギリスでも多民族 国家となっています)本当に色々な人種の方が住んでいます。
アジア系はもちろんの事で黒人の方やスパニッシュの方など、もちろん白人の方もいます。そのために、ホームステイのホストと言っても様々な人種によって構成されています。
滞在中の食事は日本食に変更できる
確かに、一部のホームステイでは日本食ではなくてもアジア系の食事が出る事があります。ですがすべてのホームステイでそのような食事が出るわけではない。
そもそも、食事もホームステイでの異文化 体験での経験ですからこれも日本食ではなく そのホームステイの食事を体験するべきなんですね。
留学ブログなどをみると“日本食が出てきてうれしい”などの記事を見ますが、元 留学エージェント勤務からするとこのような事を期待しない方が無難です。
西洋風の生活を体験できる
夏は家族の一員としてBBQを体験できる、また冬には日帰りのスキーを体験できる!みたいなホームステイの広告がありますよね?
でも、実際には先ほど話をした通りにホストがアジア系の可能性もありますし、ビーガンの方がホストになる可能性もあります(このようなケースでは最初に通知があると思いますが)。
ビーガンの方では、そもそも肉を食べません。つまり、現実と理想にはかなりの乖離があるという事ですね。つまり本当にホストによって様々なんですね。
そのために、ホストによって行事などが異なると考えた方が無難です。
ものすごくアットホームなホームステイ
このような事を書くとショックを受ける方もいますが、ホームステイを一つのビジネスとしている家庭も少なからずあります。
そのために、対応などが冷たいと思う留学生も多いようです。ただし、それでもある程度の値段で住む場所と食事が提供されるわけですから、あまり期待しすぎない事が肝心です。
以外に多いホームステイのルール【トロント】
カナダ留学の滞在中の経験するホームステイですが、以外にもルールが多い事で知られています。
例えば、“外食をするときには夕食の事を必ず連絡してほしいと(でないと夕食を作ってしまうので)いう当たり前の話から、毎日 部屋を掃除するので部屋の鍵を開けといてほしいというルール(これはきついですね)まで様々です。
またよくあるルールとして、洗濯と乾燥機の使用は週末の1回にしてほしいというケースですね。これはトロントの電気代が週末に安くなるからですね。
そのために、あるていどは理解できます。また他にも友達は連れてきてもいいが宿泊はダメとか、そもそも、友達は連れてこないでくださいと言う場所までいろいろありますね。
ホームステイ滞在中の問題点をいくつか紹介
布団がノミでいっぱい
わたし個人が知っている事件でホームステイが提供してくれる部屋の布団がその家で飼っている犬のノミでいっぱいだった事件がありました。
このようなケースでは無理をしないでホームステイを手配した、留学エージェントに手配しなおしてもらう方がいいですね。
そもそもホストが英語を喋れない
これはかなり珍しいケースですが、ホストが英語を喋れないケースがありました。と言うか、お子さんたちは英語を喋るのですが他の方は喋らないというケースですね。
わたし個人が勤務していた時期に直面した留学エージェントの闇と言われる部分なのかもしれません。
このような事を回避するために、留学エージェントとのホームステイの契約時に必ずホストが英語を喋るかどうかを確認しておく事をお勧めします。
留学生が滞在中に3週間のバケーション
ホストも人間なのでもちろん休暇があるのですが、それでも留学生が滞在している最中に長期のバケーションに行くことがあります。
その間に留学生は出前とか、冷凍食品などになることが多いようです。幸いにも私が働いていたエージェントではこのような事件はありませんでしたが、このくらいはググるとかなり多く出てきます。
ホームステイのホストから脅される
私が知っている事件で聞いた話ですが、留学生がホストファミリーから脅されたと言う話を聞いたことがあります。
そもそも、その家庭では共働きで食事なども冷凍 食品が多く夕食なども1人で食べる事が圧倒的に多かったそうです。
そのために、滞在中の留学生が手配をしてくれたエージェントの方に文句を言ったところそれがホストに伝わったそうです。
その後にホームステイのホストから“これから留学生がこなくなったらどうするんだ?お前のせいだぞ!弁償しろ!と言われたと言う話ですね”。
これは論外ですが、このようなホームステイを提供している留学エージェントにも問題があります。
この問題点としてホームステイのホストはビジネスとしてのホームステイ(住む場所と食事を提供できればいい)を提供しているという事ですね。
対して留学生はイメージしているホームステイとはかなりかけ離れている状況ですからここの違いが問題になったわけですね。
そのために、ホームステイの契約は食事の面でもある程度は契約時に確認しておく必要がありますね。
他にも知ってほしい事
英語で説明する必要がある事
カナダに滞在しているんだから英語を使うのは当たり前じゃんと思いませんか?
でも実際の話でわたし個人が留学エージェントで勤務していた時期に、留学エージェントからホストファミリーの方に“要望を伝えてほしいという”リクエストがかなりありました。
留学生の多くが言っていた事に英語で説明しないといけないのはわかるのですが、英語力が乏しいからとか、気まずいからとか、色々な理由でしたね。
自分の意見を英語でしっかりホストの方に伝えるのも留学 経験の一部ですよね…?もしかすると留学生の最初の試練なのかもしれませんね。
ホストにはフィリピン系が多い
カナダのホームステイで圧倒的に多いのがフィリピン系のホストですね。
他の方のブログなどを見ると嫌悪感を前面に押し出している方もいるようですが、実はフィリピン系は利点もかなり多くあります。
まず、母国語が英語である事そのために、“子供たちだけが英語を喋れる“と言う悲惨なケースにならないことが多いです。
また主食が米であるために、食事の部分でも問題点が少ないのがフィリピン系のホスト【個人の留学エージェント時代の経験から】でした。
また、フィリピン系のホストはホームステイ歴が長い方も多く問題などが起こらないように配慮されているケースが多いです。
ただし、ビジネスとしてのホームステイになっているケースが多いのは否めないですね。また欠点としてタガログ訛りの英語を話すことでしょうか。
英語では自分の意見を素直に言う必要がある
これは日本人の留学生によくある事なのですが、自分の意見を遠回しに言う方が多いです。
語学学校の友達と夕食になった、友人にご飯を誘われたから今日は夕飯はいらないという方がいますが、単純に“今日は外で夕食を食べるので用意しないで”☜これで十分なんですね。
回りくどい言い方をしてしまうと、勘違いされる事もありますのでこの事は覚えておいてほしいですね。
少なくても最初の1か月間は賢しい選択である
カナダ留学がバンクーバーであれ、トロントであれ最初の1か月間はホームステイにするという選択肢は賢いと思います。
まず、シェアハウスに住むにしても実際に部屋を見てみないと、どのようなシェアハウスに遭遇するかはわかりません。
過去にも記事しましたが、日本人で実際に詐欺に合った方もいました。(詳細は下記に)
他にもドミトリーやモーテルに滞在するという方もいるかもしれませんが、このご時世でドミトリーなどでもtax込みで1泊$40くらいはしてしまいます。(高いですね)モーテルならさらに高いです。
これを1か月間にすると$1200となり食費を込めるとさらに大きくなります。つまり、金額の面でも妥当なんですね。
1か月間 滞在している間に地域の治安の良さや語学学校/職場からアクセスがいい場所を探すことできると思います。
このように少しづつ、安全に留学をすすめていきましょう!
まとめ
という事でホームステイの勘違いや問題点を紹介してきましたね、やはりホームステイのイメージと実際のホームステイではかなり違っているという事ケースが多いです。
それは人種のケースであったり、食事のケースであったり様々でした。また問題点として、滞在中のバケーションや英語の話をしました。
コメント