昨今、カナダに限らずこの円安で”海外の物価が高い国々に行って稼ぐ方が有利だ”という考え方が一般的になっているように思います。確かに物価が高い国で有名なカナダ以外の国でもオーストラリアやニュージーランドなどに行って仕事して稼いで日本に帰ってくれば効率がいいですよね?
でも、ここで1つ本当に重要な事があります。仕事を簡単に見つけることができると思いますか?実はここ数年はカナダに限らずに多くの国で景気が悪く仕事どころか、面接まで行くことすら難しくなってきています。
そこでこの記事では面接まで進んだ際にいい結果を残せるように最大限のアドバイスをしたいと思っています。今回はアイコンタクト編です。ぜひ、参考にしてください。
アイコンタクトが重要な理由:(1対1の面接)
まず質問をしたいのですが、いままで面接でアイコンタクトについて意識をしたことがありますか?ほとんどの方は聞いたこともないし、考えた事もないと言うのではないでしょうか?このような返答は当然理解はできます。
なぜなら面接は緊張するし、覚えないといけない事もたくさんあります。それに加えてアイコンタクトなんて絶対にできない!と考えちゃいますよね?でも実は面接官とあなたのアイコンタクトの比率はとても重要なんです。
実は人間は本能的にこれによって”相手の事を信用できるのか?どうかを決めていると言われています。”ですが、信用できると言ってもどのように?と思いませんか?実はアイコンタクトによって3つの事を無意識のうちに相手に伝えることができると言います。
良い聞き手であり、話の意味を理解していることの証明
まず1つめですが、バランスがいいアイコンタクトの比率によって”あなたが面接官の話をしっかりと聞いていると伝えることができると言います。具体的に面接官がしゃべっている時には70%の比率で相手の目を見て聞く姿勢が重要といいます。
つまり、これは面接官が100秒間しゃべっているうちの70秒間はアイコンタクトをする必要があることになります。またこのスキルを英語で”active listening skills ”といい、あのオックスフォード大学もその効果を確認していると言います。
具体的に相手がしゃべっている間に、うなずいたり、同じ言葉で聞き返す方法が効果的といいます。このブログでもそのうち深掘りしたいと思います。
相手を尊重する姿勢
次に2つめですが、これは単純に相手を尊重する姿勢を表すことが重要です。たとえば、あなたの知り合いで”話を聞いているように見えない”方はいませんか?個人の経験談ですが、わたしが相手に話をしている時に貧乏揺すりをしていたり、眠そうに見えたりする方がいます。
これらの方々は”そのような癖があるだけで実際にわたしの話をちゃんと聞いてもらっています”でもそのように見えません。そのために、こちらが話題を振れば相応の返答になるので問題はないのですが、ここで重要なのは面接官はそのような癖があることは知りませんから”話を聞いてないのではないか?とか”思う可能性がありますよね?
それが結果的に”面接に落ちるという結果になる可能性がありますよね?そうですね、アイコンタクトが重要な理由が理解できます。
適切なアイコンタクトの比率によってあなたの自信を伝えることができる。
カナダ就労において自信満々に振る舞うことは重要です(日系以外)。つまり、考え方によっては自信過剰でも問題ないと思うかもしれませんが、カナダ国内ではこれが一般的だからです。日本では文化が違うので自信過剰は明らかなマイナスです。
しかしカナダにおいては”自信がないのにどうやって仕事をこなしていくの?これなら雇わない方がいいな!と考える面接官は多いのです。
ではどうすれば自信があるように見えるのかですが、こちらは色々な要因があります。例えば、声の大きさや同調する姿勢など、これに加えてアイコンタクトがあります。こちらはトピックはかなり深掘りできるので、他の記事で紹介する予定です。面接官との会話はあなたが喋っている時には50%のアイコンタクトまた面接官が喋っている時に70%の比率でアイコンタクトを実行するのが理想と言われています。
他にもアイコンタクトをうまく使う方法とは?
これまではあなたと面接官の1:1でのインタビューの事を想定して記事を書いてきましたが、面接だからと言っても1:1で面接をするとは限りませんよね?
わたし個人の経験では複数人から同時に質問を受けるタイプの面接をされたことが結構あります。この場合には1:1の面接よりも難易度はかなり上がります。このような状況下ではアイコンタクトを全ての人にできるだけ均等に配ることが重要になってきます。
またこれに加えて複数人面接では面接と言うよりもプレゼンテーションに近い性質をもつためにバランスがいいアイコンタクトに加えてわかりやすいボディランゲージも重要になってきますので覚えておいてください。
アイコンタクトについて絶対に知っておきたい事の7つまとめ
面接官と握手をするときはアイコンタクトは必須
あなたが面接官がだったら、仕事ができてスキルが高く自信満々の求職者が来てくれるとうれしいと思いませんか?でも求職者が実際に働くまではそれは判断できません。
カナダでは仕事ができる人=自信があると人という解釈が一般的です。そのために、面接官と会うときに力強い握手とアイコンタクトで自信があるように見せることで好印象を残すことができるんですね。
50%と70%ルールを再確認する
さきほど、書きましたがカナダで最適と思われるアイコンタクトの比率は50%と70%です。具体的に面接官が話をしているときには70%(10秒中7秒)の比率で相手の目を見る事、またあなたが話をしているときには50%(10秒中5秒)の比率で相手の目を見ることがいいとされています。
アイコンタクトのインターバルは4秒から5秒程度
さきほど50%/70%ルールの説明をしましたね。ですが、どのようにアイコンタクトをすればいいのか?を解説します。4秒から5秒の間隔でアイコンタクトをして目を少しずらして再度、アイコンタクトをするの繰り返しのようです。
あなたと複数の面接官がいる場合にはアイコンタクトを分散させる
さきほど、少し説明しましたが面接官が複数の場合にはアイコンタクトを同じ程度に分散させる必要があるといいます。ただし、こちらは結構難しいために練習をしておくといいと言います
アイコンタクトをするのが困難場合には顔のパーツを意識する
正直はなし、アイコンタクトが得意な人は多くないと思います。また日本人が普段からしているアイコンタクトの比率はカナダ人に比べると少ないと言われています。そのために人によってはかなりのストレスになると思います。
それはそうですよね、彼女や彼氏でも70%の比率でアイコンタクトをするのはしんどいと思います。それが、面接官ですから尚更ですよね。その場合には面接官の口や、顎などでアイコンタクトを代用するといいようです。
面接の練習はMUST
さきほど、少し書きましたが意図的にアイコンタクトを理想的な値に合わしている人はかなり少ないといいます。そのために、理想のアイコンタクトには練習が必要になります。
また、あなたと面接官だけの1:1のインタビューやあなたと複数の面接官のケースはアイコンタクトの比率が異なるこのでここもしっかり練習できるといいと思います。
まとめ
と言うわけでカナダ面接のアイコンタクト編を書いてきました。アイコンタクトの重要性や、その理想の比率などを紹介してきましたね。他にも覚えておきたい7つの事をさきほど書いておきました。ぜひ、参考にしてください。
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