いよいよトロントも長い冬を終えて、暖かい時期になってきます。ここでトロントの交通機関であるTTCの使用を一時的にやめて、自転車での通勤に切り替えようという方もいるかもしれませんね。
そんなときに自転車の乗り方は知っていますか？ここは日本ではありませんよ、はいカナダのトロントに住んでいるのですからルールも当然、異なります。
この記事では自転車の運転に必要な法律(ルールなど)を解説していきます。トロントはこれから自転車が乗れる時期になってきますから罰金などになれないように一度は読んでおいてほしい記事です。
自転車は歩道は走れない
まず日本での自転車の使用ですが場所にもよりますが、歩道を使えることの方が多いと思います。これをそのままカナダに適用しようとするととても危険です。というか違反の対象です。
事実、カナダのトロントでは自転車は車と認識されます。そのために自転車も車と同様に歩道は走れません。
＊＊確かに、たまに歩道を走っている自転車はありますが違反切符を切られても文句は言えません、これは覚えておきましょう＊＊
自転車にも注意喚起のためのベルなどが必要。
少なくてもカナダのトロントではベルの装着は義務なっています。実は、自転車によって中古などで買ってしまうとベルなどの警報器がついていない物も多いのです。
こちらも違反切符を切られる可能性があります。＊＊ただし警報器の装着が義務になっているのでベルでなくても、音が鳴るような装備があればいいことになります。
そのために、購入の際にはそれらのような物があるのか(装着されているか？)を必ず確認しておきましょう
自転車にブレーキが必要である
日本の自転車にも言えた事ですが、カナダのトロントにおいて自転車にブレーキがないとこれも違反切符の対象です。
まぁでも、自転車にブレーキがないのはさすがに怖いですよね？これはさすがに罰金でもしょうがないかと…
トロントでの自転車は右側通行
日本での自転車は左側通行ですよね？これがカナダだと右側通行になります。車も右側通行なのでこれも納得できますよね？
こちらも違反の際には当然、罰則がありますので忘れずに覚えておいてください。
自転車にライトが２つ必要
カナダのトロントでは無灯火では自転車を運転することが時間帯によってはできません。具体的に日の入りと日の出の少し前まではライトを使わないといけないことになっています。
また自転車に装備するライトは前と後ろで２つ必要になります。
自転車のフロント部分のライトはホワイトライトと呼ばれる一般的なライト(電球があるライト)が必要です。
また自転車の後ろ部分のライトは赤いライトで夜でも反射する素材で作られている物ですよね。
どちらも新品で購入するとすでについています。どちらも視界が悪い夜の時間帯に使う必要がある物になります。
またどちらも大きさが６センチ以上でないといけません。当然、これらがないと罰則の対象になります。
自転車の運転時にヘルメットはする必要がある？
はい、トロントにおいて一般的な自転車であればあなたが１８歳以上である限りは任意となります。
しかしこれには例外がありまして、もしあなたが運転する自転車がいわゆる電気付きのアシスト自転車の場合には何歳であろうが義務になります。ここも紛らわしいので忘れずに覚えておいてください。
自転車の運転手には手信号するが必要がある
はい、日本でも実は自転車に乗るときに手信号を使う必要があるみたいですね。これと同じようにトロントでの自転車の運転も手信号を使う必要があります。
まぁ確かにあまり手信号を使っている方は多くないようですが、ここではみなさんの安全のために説明させていただきます。
上記のサイトを使わせてもらいます。
左に曲がるときのサイン／または右に曲がるときには右手で同じサイン
左に曲がるときのサイン
止まるときのサイン
うーーーん、これらのサインって車を運転してる方も知っている必要があると思いますが..知っているのかな？という感じはしますね。
罰金の種類を簡単に説明
上記で色々な条件を説明してきましたね、それぞれ状況はことなりますが違反したと言うことになると罰金になります。それはいくらくらいなの？と言うことが気になりませんか？
ここでは２０２２年時点の罰金の額を紹介しますね。
（１）止まれのサインで止まらない＄８０の罰金
車を運手していると知っていると思いますが、止まれのサインがありますよね？当然、カナダにも同じようなサインがありますが、これを無視すると＄８０の罰金になります。
（２）赤信号無視 ＄２６０
他にも赤信号無視ですね。これは日本でも最近では罰金の対象になることがあるようです。カナダのトロントでは＄２６０とかなり高めですね。
（３）一方通行無視 ＄８５
カナダのトロントでは場所によって一方通行のケースがありますが、自転車でこれを無視しても罰金の対象になります。＄８５みたいですね。
（４）スクールバスでの一時停止＄４００
今回は調べた中でいちばん罰金の額が多いのが、こちらのスクールバスので一時停止です。こちらは車に限らず、自転車も罰則の対象になりますので気をつけてください。
具体的に下記のようなスクールバスが停止をしているとき(赤点等がついている）に横切ってはいけない事になっています。何故なら、赤い点滅のさいは子供の乗り降りを実施しているからです。
このさいに道路を横切ると危険ですよね？そのために罰金です。＊＊このシステムは日本にはないと思いますので十分に気をつけてください。
罰金を食らったらどうすればいいの？
もしかすると、このサイトを見ている方で罰金をもらったという方がいるかもしれません。その場合にはツイッター経由でわたし個人に連絡をください。
どうにかできるかはわかりません、できるだけがんばってみます。まず、あなたには２つの選択肢があります。
（１）できるだけ早く罰金を払う
（２）裁判に行く
また、無視するという選択しがあると思うかしれませんが絶対におすすめできません。特に永住権を狙う予定の方やカレッジなどからカナダで仕事をする予定の方です。
まとめ
カナダのトロントで自転車に乗っていたら罰金になったと言う記事を書いてきましたね。ここでは罰則の対象である行為や罰則の額を紹介してきましたね。
この時期から自転車に乗れる時期になりますから、ルールを守って快適に自転車に乗ってもら得るといいと思います。
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Unnat ShaneshwarによるPixabayからの画像
Unnat ShaneshwarによるPixabayからの画像
または下記を参照にしています。
https://files.ontario.ca/mto-young-cycling-skills-en-2021-09-16.pdf自転車のタイプについて
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