シェアハウスを調べるうえで絶対にやっておきたいこと8選(2024年3月アップデート)

シェアハウス

当然ですがシェアハウスって知っていますか?日本ではあまり聞かない言葉ですよね?実際に日本ではここ数年間にたまに聞くようになってきたくらいで、それほど有名な言葉ではないですよね?

しかし、カナダの留学生の間ではシェアハウスはすでに当たり前の言葉ですので覚えておきましょう。

この記事を読んでいただけると、どのように部屋を探せばいいかがわかるようになります。

15年もカナダにいるために色々な失敗もしました。この経験からみなさんにアドバイスさせていただければと思います。

窓があるかどうか調べる

一般的な家の一階の部分の場合には窓がないという事ほぼないです。ただ、カナダにはベースメント(家の地下に部屋があります)というものがあります。

日本ではあまり一般的ではないですが慣れれば安くて住みやすいです

ただ、このベースメントに住むにあたり気を付けないといけない事があります。“窓のない部屋があります”えっ?窓がないってそんなに重要なの?と、思うかもしれませんが非常に重要です

わたし個人も窓なし部屋に2週間住みました、見学の時に窓がない事に気が付かずに失敗しただけですが。

どうやら窓がないと人間の脳は朝が来たと認識できないという事がわかりました。

つまり、体内時計がうまく機能しないという事になります。

この結果、朝に起きれないという事が起こります。それだけならまだいいかもしれません、わたし個人は最後の数日は朝に眠くなったり深夜にお腹が減ったりしたり散々でした。

WIFIの電波状況

シェアハウスを探す上ではこれはMUSTと言ってもいいかもしれません。

ほとんどのオーナーがインターネットはもちろん使えるよ!というだけでスピードなどの情報を出すことは稀です。この“使えるよ”はかなり適当です。

ある家ではインターネットのスピードがかなり遅くYOUTUBEの動画が10秒ごとに止まるというレベルのものでかなりきつかったです。

わたし個人のこのような経験からシェアハウスのインターネットの状況は入る前から必ずチェックするという事です。

問題はどのようにチェックするのか言う問題ですが、アプリを使う事です。昨今では携帯からでも無料APPがありますよね。コマーシャルが入ったりするのでうざったいですがとりあえずそれで調べておくことをおすすめします。

基本的にDOWNLOADとUPLOADが5MBPSであれば一般的な事をするには問題はありません(メール、調べもの、通話、動画(HD))

インターネットが使えないと今の学生さんは生きていけないですよね?徹底気に調べましょう!

レシートがもらえるかどうか

一般的なシェアハウスならレシートを書くという事が問題になる事はないです。

万が一に何か問題が起こった場合に必要な物と言えばレシートですね。

あなたが誰にいくら払ったのかという事が明確に書いてありますので、あなたのお金を守る役割をします。

たまにこのレシートの発行を断るシェアハウスがあります。何故にそうなるのかはよくわかりませんが、このような状況ですと借りるほうだけのリスクが高まることになります。

正直な話でレシートがもらえないという事であればリスクは高いと考えていいと思います。こちらのレシートですが、証拠として必要なのは言うまでもないですが、確定申告の賃貸のレシートが必要になることもあるようです。

誰と何を何人でシェアするか

一般的にはシェアハウスでは共有する物が決まっています。

例えば、トイレやシャワールームや洗濯機や乾燥機、キッチンなどですね。目安として3人までなら何とかなるレベルの場合が多かったです。

それ以上になると使いたい時につかえない状況になったりするリスクがあります。結果的に仕事や学校に遅れるという事になりますので、気を付けてください。

またシェアハウスでは冷蔵庫も共有になることが多いですがこれも契約をする前にしっかり調べておくのがよいでしょう。

冷蔵庫が綺麗かどうか?ちゃんと人数分で平等に割り振られているかなどなど。ここが汚いと、部屋に入ったあとに虫がよく出てくるなどのトラブルが多かったですね。

どのようなデポジットシステムか?基本的にはファーストマンスとラストマンス方式

賃貸を探すときにまずは思う事は気を付けて行動しないと騙されるかもしれないという事です。

実際にトロントでは日本人の留学生がレントの支払い時に騙されて、詐欺に合ったという事があります。

下記は実際に起こったレント詐欺です。被害額は2人で100万円以上に

EXCLUSIVE: Students say they were scammed by man posing as Toronto landlord
Two international students from Japan say they were scammed out of thousands of dollars by a man posing as a landlord fo...

もちろん、このような事が皆さんに起こってほしくないのでここでしっかりと書いておきます。

(1)大家がレシートを書かない/書いてもらえない

(2)デポジットの支払いが3か月間以上である(ただし、正式の契約書をもらった場合には問題はないです)カナダでは一般的に2カ月間(最初の月 込み)

(3)レントの支払い時に鍵を渡してもらえない(かなり危険)

(4)携帯の番号などを教えてくれない(E-MAILのみでの対応となる)

(5)そこに住んでいるシェアハウスの人間と実際に話してみて、ここの大家さんはかなりご高齢だけど優しそうで紳士ですね?とか聞いてみる事(カマをかけてみる)

(6)部屋の見学ができない(かなり危険)このケースでは、詐欺のためその部屋の鍵を実は持っていないという可能性があります。

(7)見学時にあなたの英語力が低すぎる、具体的に相手の言っている事がほとんどがわからない。

(8)運転免許の提示をお願いする。すくなくてもトロント(オンタリオ州)の免許証には住所が載っている。

つまりそこに住んでいれば、免許証にはそこの住所が書いてあるはずです。

ただし、大家は家を2-3軒持っていることも多く、そのケースでは滞在住所は異なります。

(重要)上記のパターンになった場合には疑ってみる必要があります。わたし個人の経験ですが騙す方も、英語を流暢にしゃべれる人間を騙そうとはしません。

英語が苦手でカナダの文化を理解していない留学生やカナダ移民で最近カナダに来た人がターゲットになりやすい事実があります。

ちなみに一般的なシェアハウスのファーストラストマンス方式はこちらになります。わたしのサイトではないですが、かなり詳しく書かれています。

Renting in Toronto: The Complete Guide for Landlords - the BREL team
Are you a Toronto landlord? We've written the complete guide with all the tips and tricks you need to find your next ten...

そのためにもし、見学がありましたらある程度の知識や英語力がある人と一緒に行くことが望ましいです。

シェアメイトの状況(タバコと大麻)年齢層など

あなたはアレルギーなどがあったりしませんか?わたし個人は喘息を持っているのでタバコはやばいくらいの天敵なんです。

4年前-5年前ですがオーナーにこの家にはタバコや大麻を吸う人はいないと言われて安心をしてお金を払いました。

もちろんそれを信じて家を借りたのですが、そこの半分の住人が普通に家の中でタバコ吸っていた事実があります。

たしかにカナダは公共の場所では室内でタバコを吸うことはできません。ですがシェアハウスは私有地になりますのでこれに該当しません。

結果的に一般のシェアハウスでも喫煙可能な場所があります。ですので、これはしっかり覚えておいてほしい事です。

これは偏見になってしまうかもしれませんが、大麻は特に年齢層が若い人ほど吸っている可能性が高いという事がカナダ政府の統計で明らかになっています。

年齢が若いと週末などにパーティなども行いやすく、シェアメイトの年齢が同世代で話が合いやすいという利点もある反面このようなリスクもある事になります。

ですのでそのような場合にはしっかりと確認しておきましょう。

洗濯機と乾燥機は無料?どちらも ちゃんとある?

日本人に人気の留学地であるトロントやバンクーバーですがシェアハウスに洗濯機か乾燥機がないという事がよくあります。

その場合はどうするのか?町中にあるランドリーショップで洗濯や乾燥を行います。(ダウンダウンで特に多いです)

これって、時間の面とコストの面で考えても面倒ですよね?ただし、基本的には洗濯機はある事がほとんどですので乾燥機があるかどうか調べるのが一般的な事になりますね。

たまに、洗濯機や乾燥機を無料では使えない事あります。

ですので、そこはちゃんと調べておいてください。有料のケースでは一回の使用量が$2-$3というのが一般的です。(ただし、ホステルやレジデンスなどは基本有料でさらに金額が高い事も多いです)

詐欺の騙されないようにしておくために

例えば、あなたが大家に騙されそうになった時のために携帯のテキスト(携帯内のメール)で証拠を取っておくことは非常に重要です。

これは後から出せば立派な証拠になります。ですので、テキストで話を進めていくのは おすすめですね)

(例えば携帯で以下のようなテキスト送ってみる)

DEARオーナー

いまからここの住所のXXXXに見学行きます。レントの代金は$XXXでトイレが何人でシェアで洗濯機と乾燥機がついていてという風に携帯の中に証拠を積み上げていくわけです。

わたし個人はいま現在では安定した賃貸に住めているために最近はやっていませんが、5年くらい前には家に見学行った際はIPHONEで音声を録音してました。これも後で証拠になりますよね?

15年もいると本当にいい場所も人も見つけることもできましたが、逆のケースも多々あり詐欺に合ったケースもあります

ですので、その時のために皆さんには準備をしていてほしいわけです。

まとめ

最初のうちはシェアハウスを探す場にもかなり苦労すると思います。ですので必ず、ある程度英語を喋れる人と行くのが理想です。

そのうえで調べる場所は部屋の窓やインターネットに始まり実際にオーナーがレシートをくれるどうかなどや何人で何を使うのか?何があるのか?などは重要です。

また詐欺に騙されないためにも、契約時の情報を明確にしておくことは重要になります。これにはあなたの携帯などを使うことをおすすめします。備えあればうれいなし!

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コメント

  1. Shiba・カナダ政府公認移民コンサルタント より:

    デポジットがどう扱われるか、レシートの重要性等、カナダに来て日が浅い方は知らない事が多いので、「カモ」と見て悪事を働く貸主は散見されますね。留学エージェントさんもある程度情報は渡していると思いますが、留学するのは当人なので能動的に知識を付けて被害にあわない様にする人が増える事を願います。

    個人的には「日本人オーナーだから安心!」と聞く事が多いのですが、ブログに記載されているように注意しないと被害に遭う事は十分にあり得ると思いますし、実際に被害に遭った方を数人見てきました。

    お金は人の行動を大きく変化させますよね。

    ベースメントの窓問題、本当に重要です。昔、2階の窓が無い個室に住んでいたのですが、時間の感覚は無くなり精神的にきつかった思い出があります。睡眠時間が異様に増えました(笑)

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