カナダと日本で違う事と言えば祝日だと思います。日本では全国で同じ日に祝日になると思いますが、カナダでは祝日が州によって違います。
また、ここで書いておきたいのは祝日に働くともらえる賃金の比率が違ったりします。これもカナダのいくつかある州によって賃金のレートが異なるのですが、今回はオンタリオ州の情報をお伝えします。バンクーバーがBC州の記事は他になりますので、よろしくお願いいたします。
ぜひ参考にしてください
祝日の日が州によって違う
まず、オンタリオ州の祝日ですが、下記のようになっています。再度書きますが、カナダの州では祝日の日が違いますので気を付けてください。
New Year’s Day(元日)
Family Day
Good Friday
Victoria Day
Canada Day
Labour Day
Thanksgiving Day
Christmas Day
Boxing Day (December 26)
上記がカナダのオンリオ州の祝日になります。
詳しくはここに載っていますので、余計な説明は控えますが年末に多いのは確かですね。また州によって祝日の日数が違います。(これは不公平のような..)
祝日の賃金のレートは1.5倍
これはオンタリオ州に限った事ではありませんが、祝日に働く場合には一般の日に働くのとは違うので賃金が高くなるという事ですね。
祝日の賃金レートは働いた時間によって異なる
祝日の給料は通常の給料の1日分が休んでもらえる事になりますから得だと言えば得ですね。ただし、この祝日の賃金ですが、あなたが過去4週間にどれくらい働いたのかによって異なります。
全く残業がない会社なら祝日の賃金は一般の日と変わりません。
しかし繁忙期などで通常の業務に加えて残業がある場合には祝日にもその影響があります。具体的に過去の4週間【20日間】の1日分の平均の賃金をもらう必要があるという事です。
過去の4週間で残業などがあり、就労時間が増えた場合には当然、祝日の給料もあがる計算になります、さらにこれにバケーションペイももらえる事になりますね。
祝日をもらえるのはどのような雇用形態?条件は?
少なくてもカナダのオンタリオ州では、祝日の前日にシフトがあれば権利が発動するとなっていますね。さらに重要な事にパートタイムでも非正規社員でも休日は貰えるとなっていますね。
これはうれしいですよね。実はカナダもすこし前まではアルバイトには休日はなかったのですが、これはいい改善ですね。
わたし個人が働いていた前の職場が祝日の次の日に最初の出社の日を設定した理由がいま納得できました。
シフトがない/休暇中は?
従業員の一般のシフトが土曜日から水曜日まで5日間で金曜日はシフトがそもそもなく、金曜日に祝日になった!さぁどうする?と言う質問があると思います。
このケースでは問題なくもらえます。つまりその週に関しては働く日が1日間、短くなるか祝日の賃金がもらえる事になります。
またバケーションの日に祝日が重なった場合では?と言う質問があると思いますが、これも振替の休日がもらえます。週5日で働いている方の2週間の休暇が1日間 増える計算になります。
適用されない業種(振替日が提供される)がいくつかある
ここまで書いてきた、オンタリオ州の祝日に関する労働基準法ですが、いくつかの職業で例外があります。
まず、観光業ですね。当然、観光業などは祝日などは忙しいですから従業員に休みを与えるとこの業界は回りませんよね?
また看護師などの職業も祝日に休める制度の例外となっていますね。今日は祝日だからお休みになると生命の危機になりかねません。
そのために、上記の職種では祝日についての制限があったりします。ここでは書きませんが、他にもいくつかの職種で例外があります。
**ただし、上記の仕事では当然ですが、振替の休日が義務となっています。**
まとめ
という事で、オンタリオ州の祝日に関してその賃金や祝日を得るための条件などを紹介してきましたね。ぜひ参考にしてください。この記事はすべて下記から参考にしています。
再度添付しますが、オンタリオ州の祝日の詳細などは下記にありますので、暇がある時にでも読んでみてください。
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