本屋さんなどにいくと、初めての海外旅行の本などがありますよね?そこでチップが必要な場所や大体の必要な額が書いてあったりしませんか?
日本にはそもそもチップの制度がありませんから、このような本はありがたいと思います。では、旅行ではなくワーホリなどの短期の就労でチップなどをもらう方のケースではどうでしょうか?
カナダでは就労者として、チップがもらえる職種が多いです。観光業や飲食はその筆頭ですね。ちなみにチップなどの詳細(こちらは払う方の記事です)はこちらで記事していますので、時間があれば読んでみてください。
本日は貰う方に焦点を当てていきたいと思います。経験者が語る労働基準法のチップ編ぜひ参考にしてください。
チップは従業員で分ける事(オーナーは貰えない)
一般的な考えとして、レストランやホテルなどのチップは従業員で分ける事になっています、またオーナーは貰えません。
ただし、これには例外がありレストランが忙しく人手が足らないので経営者が働いたケースなどでは経営者にも適当な額だけチップがもらえるようです。
個人のケースでは、オーナーが仕事をしてもチップは従業員で分けてくれと言ったような感じの店でしたか働いた事がないですね(運がよかったのかもしれません)。
オーナーは罰金としてチップを徴収できない
わたし個人も経験者なのですが、働いている最中にグラスが割れたりしまったりすることがあると思いますが、これの理由にそれらを買いなおすための補填にチップを当てる事は許されません。
これは新人のケースではもちろんですが、どれだけ経験があっても起こりえる事ですよね?やはりお店が負担するべきと言う考え方みたいですね。
実は少し昔までこれは合法でした。ですので、これは労働者に対して有利に法律が変わったと考えることができますね。
客が食い逃げの場合は?
日本よりは絶対に多い、客の食い逃げのケースですが、これも同様です。オーナーはその分をチップから補填できません。
わたし個人のケースでも、少なくても3回は見たことがありますね。
ちなみに、カナダの飲食では客が逃げないように監視するように働くのはよくある事ですのであまりビビらないようにしてください。【爆】
オーナーはチップを預かってもいいの?
オーナーは客が払うチップを、従業員に分ける目的で一時的に預かる事は可能になっています。ただし、よく聞く話では預かったままで従業員に払わないというケースですね。
これはダメですね。明らかに労働基準法に反しています。そんなことに遭遇したら、やる時にしっかり問いただしましょう!(証拠 集めを忘れずに)
話し合ってダメならメールや電話をして、しかるべき処置をとる必要があります。詳しくは下記です。電話でも、メールでも大丈夫みたいですね。
File an employment standards claim
If you are an employee and believe your rights have been violated under the Employment Standards Act you can:
file an e-claim on line
print a claim form (PDF) and submit it:
in person at select ServiceOntario centres
by fax: 1-888-252-4684
by mail to:
Provincial Claims Centre
Ministry of Labour, Training and Skills Development
70 Foster Drive, Suite 410
Roberta Bondar Place
Sault Ste. Marie, ON
P6A 6V4
まとめ
という事でカナダの労働基準法のチップの記事について書いてきました。
客が食い逃げした、お店のさらを割ったなどの事でお店がチップからのその費用を払うことはできない事など書いてきましたね。
ぜひ参考にしてください。連絡先の詳細は下記です。
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